ペットの葬儀場探し【後悔のないお別れのために】大切なポイントは?
大切に育てていたペットが亡くなってしまったときは、「きちんと最後のお別れをするためにも火葬をしてあげたい」、そうお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。自分の飼っているペットを見送る場所に最適な葬儀場を探している、という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなペット葬儀場を決めるときに大切なことやペット火葬にどんな種類があるのかを解説していきます。ペット葬儀場を探す際には抑えておきたいポイントがいくつかあります。
そのポイントを事前に把握しておけば、最後のお別れにふさわしい丁寧な対応をしてくれるペット葬儀場を見つけることができるでしょう。
前述の情報に加え、火葬後におこなう供養についてもご説明いたしますので、ペットの葬儀をおこなうのが初めてで不安を感じていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
ペット葬儀場を決めるときに大切なこと
亡くなったペットの葬儀をするとなったら、会場を選ぶ際に大切なことが何点かあります。事前に押さえておきたい大切なことを、まずは把握しておきましょう。
事前見学
利用を検討しているペット葬儀場を事前に見学することによって、葬儀場の雰囲気やスタッフの接客態度を直接確認することができます。一緒に過ごしてきた大切なペットとのお別れですから、気持ちよく見送るためにも事前見学はしておきましょう。
口コミをチェックする
要望に沿ってもらえるペット葬儀場を選ぶには、実際にその会場を利用した人の口コミをチェックするとよいでしょう。そうすることにより、ペット葬儀場で勤務しているスタッフの対応や、提供してもらえるサービス内容を把握できる可能性があります。
しかし、火葬の種類によって葬儀場の対応は変わります。そのため口コミに書かれた情報をうのみにするのではなく、ひとつの例として参考にする程度にとどめておきましょう。
葬儀費用に含まれる内容
実際にペット葬儀場を利用する前に、費用に含まれている内容を確認しておきましょう。費用には、葬式や火葬だけでなく納骨や読経の料金も含まれます。上記にもあるとおり、事前見学をしてその際にスタッフに確認するとよいですが、なかなか見学にいく時間がとれないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合には口コミやホームページなどに書かれている内容を参考にしたり、直接会場に問い合わせてみたりすることで、内容を確認することができます。
相場との比較
ペット葬儀場を利用するにあたって、相場を知ることは大切です。なぜなら、利用する葬儀場ごとに、利用料金に差があるからです。見積りをとってサービス内容に合った料金となっているか確認してみた方がよいでしょう。
複数社での見積り比較
利用したいペット葬儀場の目星がついたとしても、複数社で見積りをとり、サービスと費用の比較をしてみましょう。そうすれば、依頼する際に納得のいく費用で安心してサービスを提供してもらえます。
弊社は、初めてペット葬儀場を利用するという方にもご納得いただけるよう、お問い合わせに24時間365日対応しております。提供するサービスや費用に関するご不明点などは、弊社のコールセンタースタッフまでお聞かせください。
ペット火葬の種類と流れ
一口にペット葬儀といっても、いくつかの種類があります。たとえば、個別火葬だけでも、個別立合火葬と一任個別火葬があるのです。
ペットとの最後のお別れを有意義な時間にするためにも、飼い主である依頼者が納得できる火葬方法を選択しましょう。ここでは、4つの火葬方法をご紹介いたします。
個別立合火葬
「家族でお骨拾いをおこないたい」など、手厚いお見送りをしてあげたい場合は個別立合火葬をしてあげるとよいでしょう。この火葬方法の場合、ペットと一緒に飼い主が霊園まで連れていく方法と、スタッフの方に迎えにきてもらう方法があります。
飼い主である依頼者が満足できるまで最後のお別れをしたら、棺の中にお花やおやつ、おもちゃなどを入れてあげましょう。そのあと、出棺し火葬となります。お骨拾いまで終了したら、遺骨を持ち帰ることが可能です。
一任個別火葬
葬儀や火葬に立ち合うのが気持ち的につらいという方や、忙しくて立ち合いたくても立ち合うことができないといった場合には、一任個別火葬がおすすめです。
その名のとおり個別での火葬となりますが、飼い主がお骨拾いなどをするのではなく、すべてペット葬儀場のスタッフが一連の流れをおこないます。そのため遺骨の返却が数日後になることもあるため、その点は注意が必要です。
また個別立合火葬と同じく、飼い主が霊園までペットと一緒に出向く方法とスタッフに迎えにきてもらう方法があります。霊園につき次第、ご遺体を預け、火葬をおこなってもらいます。
合同火葬
できる限りペット葬儀にかける費用を抑えたいという方や、「一匹だけでは可哀想だからほかの子と一緒に埋葬してあげたい」といったお考えの方は合同葬儀をおすすめします。
合同火葬では、ほかのペットと一緒に火葬をおこなうため、お骨が混ざってしまい、返骨はしてもらえません。しかし、火葬にかかる費用を抑えることが可能ですので、費用面で不安を感じている方は、一度ペット葬儀場に確認してみるとよいかもしれません。
出張火葬
出張火葬の場合は、火葬車でペットの火葬をおこなうことになります。自らペット葬儀場まで足を運ぶ必要がないため、普段お忙しく過ごされている方にも大変便利なサービス内容です。自宅指定ではなく、ペットと過ごした思い出の場所での火葬も可能です。
また、出張火葬は、個別立合火葬と一任個別火葬のどちらかを選択しておこなうことができることもあります。詳しい内容は依頼する業者に相談してみるとよいでしょう。
このように、ペット火葬にはさまざまな方法があります。もし、ペット葬儀場選びや火葬方法に迷ってしまった場合には、弊社までお問い合わせください。依頼者側の都合や要望を考慮して、ご納得いただける提案をさせていただきます。
ペット葬儀でよくある疑問まとめ
ここでは、ペット葬儀についてのさまざまな疑問を見ていきます。ぜひ葬儀前には参考にしてみてください。
葬儀のときの服装
ペットの葬儀をする際には、喪服である必要はありません。ペットが見慣れた服装でいってあげた方が安心するともいわれています。人間の葬儀と同じように、喪服などを着てかしこまらなくてもよいですが、宮司や住職を呼んでお葬式をおこなう場合は、できる限り黒っぽい服装を心がけるようにしましょう。
火葬のときにおもちゃやおやつは入れてもOK?
おもちゃは燃やしてしまうことによって異臭を発生させる原因にもなり、場合によっては有毒なガスが出てしまうこともあるなど、火葬に悪影響が出てしまうおそれがあります。おやつも同様に、プラスチックやビニール袋ごと火葬してしまうのには注意が必要です。
そのため、ペット葬儀場によっては断られてしまうケースもありますので、事前にスタッフに確認しておきましょう。
棺に入れるお花の種類はなにがいいの?
バラを入れる場合はとげを抜くといった配慮が必要になりますが、ペットの棺に入れる花の種類に制限はありません。しかし、色の濃い花は遺骨に色が移ってしまうおそれがありますので、迷ったらペット葬儀場のスタッフに相談してみましょう。
ペット葬儀に関するお悩みをおもちでしたら、弊社のコールセンタースタッフにお聞かせください。24時間対応可能ですので、不安な点が出てきたときにすぐにご利用いただけます。相談料はいただいておりません。安心しておかけください。
火葬後の供養についても考えておきましょう
ペットの最後の見送りには、火葬のあとにおこなうさまざまな供養方法があります。ここでは4つの供養方法をご紹介していきますが、選択する火葬方法によっては選択できない供養方法もありますので、確認していきましょう。
4つの供養方法
ここではペットの供養方法をご紹介していきます。納得のいく供養方法を見つけるためにも見ていきましょう。
〇納骨
火葬後の遺骨は、ペット霊園や寺院に納骨をすることが可能です。利用する納骨堂によっても決められたルールは異なりますが、お参りできる時間が24時間対応でないところもあります。そのため、遺骨を納骨堂に納める場合には参拝時間の確認もするようにしましょう。
〇骨壺で自宅保管
ペットの遺骨は骨壺に入れて自宅で保管しておいても問題ないといわれています。「成仏するためには自宅保管ではダメ」というわけではありませんので、納得のいく方法で供養してあげましょう。
〇アクセサリーなどで加工
ペットの遺骨を指輪やネックレスなどに加工していつでも身につけておける供養方法があります。お店によっては依頼できるアクセサリーの種類が異なるため、ホームページや口コミなどで確認してみるとよいでしょう。
〇散骨
ペットの遺骨を散骨する場合には、きちんと粉骨してからおこなうようにしましょう。粉骨とは、火葬後の遺骨を細かく砕くことです。粉末状にして自宅の庭などに散骨してあげると、今まで過ごしてきた環境での供養となりますので安心できるでしょう。
困ったときは業者に依頼しよう
選択した火葬方法が合同火葬であった場合、遺骨を持ち帰ることができません。なぜなら、ほかの動物とお骨が混ざってしまうためです。このように、選択する火葬方法によっては選択できない供養方法があるため、ペットの見送り方を迷ってしまう方も多くいらっしゃることでしょう。そのような場合には業者に相談してみるとよいかもしれません。
弊社に火葬方法や駆除方法についての問い合わせをいただければ、お客様にもっとも適した見送り方のご案内をさせていただきます。「ペット葬儀場がなかなか決められない」そんなお客様も弊社にご相談いただければ、弊社スタッフがお客様に寄り添いながら丁寧に対応させていただきます。
弊社コールセンターへのお問い合わせは、24時間年中無休で受け付けております。いつでも依頼者様のお気持ちが落ち着き次第、いつでもご連絡ください。
まとめ
この記事で、ペット葬儀場を決める際に押さえておきたいポイントがわかったのではないでしょうか。ペット葬儀場を選んだら、次はいくつかあるペットの火葬方法を選択することとなります。しかし、火葬方法を選択するには、種類があるため迷ってしまうかもしれません。そのようなときには見積りをとるようにしましょう。
火葬方法を迷っていたり、自分の条件に適したペット葬儀場を選ぶのが難しかったりした場合にはこの記事を参考にしてみてください。それでも解決できなかった場合や不安が残るという場合には、弊社にご相談ください。いろんな種類の火葬方法や供養方法がありますので、ご納得のいく方法で、ペットとのお別れができるとよいですね。
うさぎの寿命は飼い方しだい!ペットとして飼育する上での注意点
「うさぎを飼いたいけれど、どのくらい生きるのだろうか」と、うさぎを飼おうと思っている人、すでに飼っている人は、うさぎの寿命が気になるでしょう。
一般的にうさぎの寿命は平均で8年ほどといわれていますが、日ごろからちゃんとケアしてあげれば10年以上生きることもあります。うさぎを飼っている人、これから飼う人は、長生きさせてあげるためにも、常にうさぎの体調を気にかけてあげましょう。
このコラムでは、うさぎを飼育する際に日ごろからチェックしておくべきポイントなどを紹介しています。ぜひ参考にして、うさぎと過ごせる時間をのばしましょう。
うさぎの最高年齢記録は18歳!気にかけてあげれば長生きもできる
ペットとして飼われるようになったうさぎの多くは「カイウサギ」という品種をもとに品種改良されています。現在飼育されているうさぎの寿命は、平均約8年で、人間でいうと約70歳にあたります。さらに雑種であるミニウサギは寿命の長い個体が多く、平均約14年も生き延びることが可能です。
一方、野生で生息する野うさぎの寿命は、約3年と飼育されるうさぎに比べて短いです。野うさぎの寿命が短いのは、肉食動物に襲われたり、オスやメス同士の縄張り争いで負傷したりするからであり、老衰が原因というわけではありません。そのため、うさぎは飼い方しだいでは、10年以上も長く生きることがあるのです。
そこで、ここではうさぎの寿命をのばすために気をつけるポイントを4つご紹介します。ぜひ参考にして、うさぎと過ごす時間を一日でも長くできるようにしましょう。
うさぎと過ごせる時間をのばすために1.食べ物に気を配ろう
うさぎの寿命をのばすためには、まず与えるエサに注意が必要です。うさぎは生後6ヶ月をさかいに、消費するカロリーの量が変わるからです。
・成長期に与えるエサ
生後6ヶ月までは成長期にあたり、うさぎはカロリーをたくさん消費します。そのため、与えるエサは、牧草に加えて子うさぎ用のペレットフードにしましょう。ペレットフードとは、うさぎの栄養を補助するための食品です。牧草はマメ科でもイネ科でも、問題ありません。
さらに、野菜や果物などのおやつも与えましょう。野菜や果物は生でも乾燥したものでも、どちらでもかまいませんが、できるだけさまざまな種類のものを与えてください。
すると、さまざまな味や触感に慣れることができ、大人になってから栄養バランスのよい食事ができるようになるからです。また、大好物もみつかりやすくなり、食欲がなくなったときの対策にもなります。
エサの量は、制限なく食べるぶんだけ与えてください。なぜなら、成長期にエサの量を制限すると、栄養不足になり、その後の体の成長を妨げるようになるからです。
・成長期を過ぎたうさぎに与えるエサ
成長期を過ぎたうさぎに与えるエサは、基本的に牧草・ペレット・野菜です。ただし、カロリーの高いものを与えると肥満や、食べる量が少なくなるなど、寿命が短くなる原因になります。
そのため、エサには低たんぱく・低カルシウムであるイネ科の牧草を、ペレットは大人用のものを与えてください。にんじんや麦は高カロリーであるため、成長期を過ぎたうさぎには、あまり与えすぎないほうがよいでしょう。
さらにうさぎの消化管は長いです。そんな長い消化管をよく動かして排泄物をだしやすくするためには、繊維質が豊富なエサを与えることが必要です。その点、イネ科の牧草は繊維質が豊富なので、成長期を過ぎたうさぎには適したエサであるといえるでしょう。
忘れてならないのは水です。成長期であるかないかに関係なく、水はたくさん与えてください。乾燥した野菜や毛づくろいで飲んだ毛を、胃腸のなかでふやかして排泄しやすくするためには、多くの水分をとることが必要なのです。
さらに多くの水分をとることは、尿結石をつくりにくくしますので、清潔な水を毎日欠かさず与えるようにしてください。
うさぎと過ごせる時間をのばすために2.排泄物を確認しておこう
うさぎの寿命をのばすためには、食べ物だけでなく、排泄物の量の確認も大切です。排泄物の量が少ない場合、エサをほとんど食べていないことが原因であると考えられます。
うさぎは食欲が低下するとエサを食べなくなりますが、そのおもな理由として、ストレスがあげられます。ストレスを感じるとうさぎは毛づくろいをしますので、もし毛づくろいしているのをみかけたら、ストレスを減らすために、体をなでたり、一緒に遊んだりしてあげましょう。
それでも、排泄物の量が増えないようでしたら、胃腸の動きが悪いか、病気にかかっているおそれがあります。胃腸の動きが悪いのであれば、食物繊維が豊富なエサを与えるか、水分を多めに与えてみましょう。
それでも直らない場合は病気である可能性が高いので、病院に早く連れていき、お医者さんにみてもらいましょう。
うさぎと過ごせる時間をのばすために3.去勢・避妊は必ずしておこう
うさぎは繁殖期になっても繁殖行動をすることができないとストレスを感じ、寿命が短くなるおそれがあります。そのようなストレスを減らして寿命をのばすためにも、オスのうさぎは去勢、メスのうさぎは避妊の手術をおすすめします。
うさぎと過ごせる時間をのばすために④コミュニケーションをしっかりとろう
さきほども少しふれましたが、うさぎのストレスを減らすためには、適度に遊んであげることが大切です。ほったらかしにしておくと、うさぎは飼い主の愛情を感じなくなり、ストレスで食欲がなくなるなど、寿命を短くしてしまうおそれがあります。
そして、コミュニケーションをしっかりとることで、うさぎの体調の変化などを見極めることができ、いち早く病気などに適切に対処することができるようになります。うさぎと過ごせる時間をのばすためにも、コミュニケーションをとることを忘れないようにしましょう。
いざというときのために獣医師を探しておこう
さまざまな対応をしてもうさぎの体調が直らず、いつもより様子が変だと感じたら、すぐに獣医師のところに連れていきましょう。
しかし、なかにはうさぎをみてくれない獣医師もいますので、事前に信頼できる先生をみつけておくと、いざというときに安心です。なぜなら、変だと思ったときにすぐみてもらえれば、病気などの早期発見にもつながり、寿命をのばす可能性が高くなるからです。
定期的に診断を受けておけば気づけない病気もふせげる
信頼できる獣医師がみつかったら、定期的に診断を受けることをおすすめします。なぜなら、うさぎは体調が悪いことを隠そうとするため、おかしいと思ったときだけ病院に連れていくだけでは手遅れになっていることがあるからです。
手遅れにならないようにするためにも定期的に診断を受けて、病気の早期発見に努めるようにしましょう。そうすれば、手遅れになる前に適切な治療を施して、病気を治すことが期待できるので、さらに安心することができます。
うさぎの起こしやすい体調不良を知ってすぐ気づけるようにしよう
獣医師に定期的に診断を受けるだけでなく、うさぎがどういった体調不良を起こしやすいかを知っておけば、いざというときに早く気づくことができるかもしれません。ここでは、うさぎが起こしやすい体調不良を3つご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
うさぎの体長不良1.骨折
うさぎの骨は鳥の骨と同じくらい軽く、折れやすいです。そのため、うさぎを飼育する際は骨折に注意が必要です。うさぎが骨折することを予防するためには、どのようなときに骨折するのかを知っておき、骨折しやすい状況をつくらないようにすることが大切です。
そこで、うさぎが骨折しやすい状況をいくつか挙げてみました。
- ・抱っこを嫌がって暴れ、飼い主の腕から落ちる
- ・飼い主が誤って、ケージを掃除しているときに踏んでしまう
- ・飼い主以外の人が近づいたことに驚いて、部屋の壁などにおもいきりぶつかる
このような状況でうさぎは骨折することが多いです。そのため、抱っこやケージのなかを掃除するときは注意しましょう。そして、遊ばせている部屋の壁にはクッション材などやわらかい材質のものをはるとよいかもしれません。
骨折すると痛みで食欲が低下します。さらに骨折でせきついを損傷していると、下半身がマヒするので、後ろ足が動きにくくなりますし、便や尿の量がとても少なくなったり、失禁したりするのです。
うさぎの体長不良2.不正咬合
不正咬合(ふせいこうごう)とは、歯のかみ合わせが悪くなることです。うさぎの歯は一生伸び続ける性質をもっていますが、そのような性質をもつ歯は、繊維質を多く含む食べ物をかむことですり減らすことができます。
しかし、食欲が低下し、繊維質が多い牧草などを食べなくなると、歯がすり減らず伸びていきます。そして、かみ合わせが悪くなり、不正咬合を発症してしまうのです。
もし飼っているうさぎが食べづらそうにしていたり、涙や目やにがみられたりしたとき(歯の根元が伸びると涙管が圧迫され涙や目やにが出る)は、不正咬合の疑いがありますので、獣医師さんのところに連れていきましょう。
うさぎの体調不良3.毛球症
毛球症とは、毛づくろいで飲み込んだ毛が、消化管のなかで毛玉となってかたまり、とどまってしまうことにより、食欲不振や下痢などを引き起こす病気です。毛球症になると、食欲の低下でほとんど何も食べていないはずなのに、腹部が膨らんでいるといった症状があらわれます。
そのような症状があらわれたら、繊維質の多い食べ物や水分を多めに与えて胃腸の働きを活性化し、毛玉を排泄させるようにしてください。それでも治らなければ早めに病院で治療してもらいましょう。
毛球症を予防するためには、毛づくろいをできるだけさせないことが重要です。うさぎはストレスを感じると毛づくろいをします。そのため、うさぎがストレスを感じないように、適度に一緒に遊んだり、飼い主以外の人を近づけたりしないようにするとよいでしょう。
最後までしっかり面倒をみよう
一度飼い始めたら最後までしっかり面倒をみてあげましょう。上記で紹介した体調不良のほかにも、まれに胸部で病気を発症し、胸腺腫といった病気にかかってしまうこともあります。そのため、体調に異常を感じたら早めに獣医に相談することをおすすめします。
最後まで面倒をみたけれども寿命がきてしまった際は、葬式を挙げ、しっかり供養してあげてください。そうすることで、ペットであるうさぎと納得のいくお別れをすることができるでしょう。
葬式を挙げるとき、どの業者に依頼してよいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは弊社にご依頼ください。弊社に依頼していただければ、ご予算や火葬方法など、お客様のニーズに応じたプランをご提案いたします。業者選びで困ったときは、ぜひ一度弊社にご相談ください。
亡くなったペットの毛を遺品として手元に残す方法【保管・リメイク】
大切なペットが亡くなってしまったあとに、遺品や形見としてペットの毛を残しておきたいとお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。亡くなったペットの毛はケースに入れたり、リメイクしたりして保管することが可能です。
この記事では、亡くなった犬や猫の毛を保管する方法やリメイクする方法をご紹介していきます。自分に合った方法でペットの毛をきちんと保管することで、いつでも亡くなったペットの存在を身近に感じることができます。大切なペットのことを思い出してあげることが、きっと1番の供養になることでしょう。
亡くなったペットの毛は持っていても問題ない!
「亡くなったペットの毛は持っていて大丈夫なのか」と不安に思う方もいるかもしれませんね。しかし、ペットの遺骨や毛を持っていたからといって、そのペットが成仏されないなんてことはありません。
お骨の場合は、分骨といって火葬されたあとに、自宅で手元保管するためのお骨を別で保管する方法があります。ペットの毛も同様に、手元に持っておくということは珍しいことではありませんし、もちろん法律上でもなんの問題もありません。
「ペットの毛を持っていると、あの世に送り出してあげることができない。」という意見があるとしたら、それは根拠のない迷信です。ペットの毛を手元で大切に保管して、ペットを思い出してあげることが亡くなったペットへの供養になるでしょう。
亡くなったペットの毛の保管方法
犬や猫などのペットが亡くなったからといって、そのペットの毛が劣化しやすくなるということはありません。しかし、全く劣化しないということはありえませんので、きちんとした方法で大切に保管してあげましょう。ここでは、亡くなったペットの毛の保管方法についてポイントを2つご紹介します。
湿気から守ってあげよう
亡くなったペットの毛は、湿気によってカビが生えてしまうおそれがあります。湿気を防ぐためには、以下のような方法で保管しましょう。
- ・和紙で包む
- ・ジップロックに入れる
- ・ハンカチで包む
- ・桐製の専用のケースに入れる
和紙は通気性がよく湿度を吸いとってくれる働きもあるので保管によいです。また、ペットの毛や骨を入れるための桐製の専用ケースも販売されてるようです。桐は湿気に強いので、亡くなったペットの毛の保管におすすめです。
桐製のものはシンプルなデザインのものが多いので、デザインが気に入らないという方もいるかもしれません。そんな方は、シリカゲルのような乾燥材をケースの中に一緒に入れるとよいでしょう。
紫外線にも気をつけよう
亡くなったペットの毛は、紫外線を直接浴びてしまうと色あせを起こしてしまいます。きれいな状態を保つために、保管場所は日のあたらない場所を選びましょう。もしくは、光をとおさない入れ物に入れるようにしてください。
保管のほかに”リメイク”もおすすめ!ペンダントなど
亡くなったペットの毛をそのまま保管する方法もありますが、ペットの写真や首輪などと同様に、手元に置きやすいものにリメイクをするのもおすすめです。
ぬいぐるみにすれば、大切なペットの形見として見るたびに思い出すことができます。ペンダントなどのアクセサリーやストラップにすれば、いつでも亡くなったペットを近くに感じることができます。
自分でリメイクをするのもよいですが、亡くなったペットの毛を使ってリメイクグッズを作ってくれる業者や個人の作家さんに頼むのもおすすめです。
自分でリメイクしてみる
ハンドメイドグッズを作るのが得意だという方は、亡くなったペットの毛を使ってご自身でリメイクグッズを作ってみてはいかがでしょうか。
押し花やビーズと一緒に、亡くなったペットの毛をレジンで固めて作るアクセサリーや装飾品としてペンダントやネックレス、ほかにも亡くなったペットの毛を使ったぬいぐるみなどを自分で作っているという人もいます。
ハンドメイドの作業が不安な方は、ペットとの思い出のグッズを作ってくれる業者や個人の作家さんに頼むとよいでしょう。
業者に依頼してみる
インターネットで検索すると、亡くなったペットの毛を使って作品を作ってくれる業者や作家さんがたくさん見つかります。頼むところによって、製作時間や料金は異なりますが、主な作品の種類と料金の相場は次のとおりです。
・ぬいぐるみ
亡くなったペットの毛を使用して、生前のペットにそっくりなぬいぐるみを作ってもらうことができます。さまざまな作家さんがいますが、中にはクローンのようにそっくりに作ることができるところもあるようです。
クオリティの高いところでは料金が10万円以上するところもありますが、小さいサイズのぬいぐるみであれば、料金も安く設定されているところが多いようです。期間は約半年から1年くらいみておいたほうがよいでしょう。
・アクセサリーやストラップ
亡くなったペットの毛が少しでも残っていれば、レジンで固めたり、ガラスの中に閉じ込めたりして世界にたったひとつのアクセサリーなどを作ってもらうことができます。
ペンダントやネックレスといったアクセサリーやストラップは持ち運ぶことができますので、亡くなったペットの存在いつも身近に感じられますね。料金相場は約4,000円~3万円ほどで、出来上がりまでの期間は数週間ほどでしょう。
・筆
ペットの毛が約2~3センチメートルほど残っていれば、小さな筆を作ってもらうことができます。料金相場は約1万円、出来上がりまでの期間は約1ヶ月みておくとよいでしょう。
亡くなったペットの毛を保管する方法やリメイクの種類はさまざまあります。亡くなったペットの毛をどのように供養するかは、飼い主様ご自身が納得いくまでゆっくり考えるのがよいでしょう。
ペットのお見送りでお悩みの方は弊社までご連絡ください。弊社ではペット供養のご相談や、ペット葬儀をおこなっております。大切なペットとのお別れを飼い主様のお気持ちに寄り添ってご提案させていただきます。
ペット火葬車ってどうなの?ペット訪問火葬のギモンにお答えします
大切な家族の一員であるペットが亡くなってしまったら、とても悲しいことですが、最後までお世話をして見送ってあげたいですよね。
霊園などで火葬する方法もありますが、近年は火葬車で見送るという方法が、ペットとの別れを慣れ親しんだ我が家でおこなえるということから、よく利用されています。
しかし、ペットの訪問火葬について詳しく知らない方は、煙やにおいなどを心配して頼みにくいと考えている方もいるのではないでしょうか。
本コラムでは、ペット火葬車の人気の理由や、トラブルの心配がないかなどについて、詳しく解説します。また、ペットが亡くなってからお見送りまでの事前準備や、火葬後の供養の方法についてもご紹介しますので、参考にしてください。
「ペット火葬車」「移動火葬車」とは
「ペット火葬車」「訪問火葬車」といっても、特別目立つ見た目をしているわけではありません。おもに一般的なワゴン車やワンボックス車に、火葬炉が積んであるか内蔵されているかのどちらかです。
車に会社名などが入っていることも少ないので、一般車両と変わらない見た目になっています。
ほかにも煙やにおいなど、気になることがあるでしょう。ここでは、火葬車のメリットデメリットをご紹介します。
煙やにおいなどのトラブルはない?
ペット火葬車の火葬炉は、環境に影響のないようさまざまな基準をクリアしているものです。火葬の音も気になりませんし、大気汚染の原因となるダイオキシンの発生もなく、煙やにおいも出ない構造になっています。
そのため、あらゆる場所での火葬が可能で、住宅街でも近隣の迷惑になることなくペットを見送ることができるでしょう。
ペット火葬車の利用が増えている理由とは
ペット火葬車は、自宅はもちろんペットとの思い出の場所での火葬を請け負っている業者もあります。
また、ご家族全員で見送れる日を希望される飼い主の方もいるので、時間や場所が決められていないのも選ばれている理由でしょう。
訪問火葬のデメリット
ペットの訪問火葬は、自由度が高く利用者の多いサービスですが、すべてのペットの火葬が可能なわけではありません。業者によっては、大型のペットを火葬できる火葬炉がない場合があるのです。事前に対応できるペットのサイズを確認しておく必要があるでしょう。
また、ご希望の場所に火葬車を停めるスペースが必要です。駐車場でなくてもかまいませんが、車を停めて火葬をおこなうだけのスペースが確保できないと、ご希望の場所での火葬ができない場合があります。事前に近隣の環境について相談しておきましょう。
煙やにおいの心配はなく火葬できることがわかって、業者に依頼したいと思った方は、弊社にご相談ください。
弊社には多くの加盟店が存在します。そのため、大型のペットを火葬することができる業者のご紹介が可能です。ご希望などもしっかりとお聞きして、業者選びのお手伝いをいたしますので、ぜひご利用ください。
ペット火葬車による訪問火葬の流れ
ペット火葬車での火葬は、簡易的になるのではないかということを心配されている方もいるかもしれません。そういった方のために、ペット火葬車による火葬の流れと、霊園との違いについて解説します。
また、ペットの訪問火葬を業者に依頼した際の費用相場もご紹介しますので、予算などを考えるうえでの参考にしてください。
ペット火葬車での火葬
ペット火葬車での火葬は、業者に依頼してペットのサイズや火葬希望する場所や日時を決めたら、当日は自宅で業者が来るまで待機していましょう。
1.お別れのセレモニー
業者が到着したら、お花や写真などを用意して、お別れのセレモニーをおこないます。その後、業者によってはお焼香などをおこなう場合もあります。
2.ペットを火葬炉へ
業者にペットを預けましょう。車を停めるスペースがあれば、ペットを火葬炉に入れるところまで見届けることができます。このとき、ペットと一緒にお花やエサを入れることができる場合もあるので、ご希望の方は事前に希望を伝えておくとよいでしょう。
3. 業者の方による火葬
火葬は、そのままその場でおこなう場合と、少し離れた場所に移動しておこなう場合があります。離れた場所で行う場合は、火葬車に乗ることはできませんが、自力で同行することは可能です。
4.お骨上げ
火葬が終わるとお骨上げをおこないます。飼い主がみずからおこなうこともあれば、業者がおこなうこともあり、業者の都合や飼い主の希望によって、さまざまな対応が可能です。
5.返骨
最後にお骨を骨壺に入れて飼い主の元に返して完了です。
ペット霊園とやり方は違うの?
ペット霊園での火葬も、業者に依頼してペットのサイズや希望日時を決めるところまではほとんど同じです。しかし、多くの場合ペットは霊園に飼い主が連れて行かなくてはなりません。お迎えのサービスをおこなっている業者もありますが、基本的には連れて行くのが一般的です。
火葬の流れはほとんど同じで、霊園にペットを預けたら、お葬式をおこなってから火葬します。火葬の方法は3種類あります。
- 火葬車と同じように、すべてを見届けてお骨上げまでできる立ち会い火葬
- 火葬やお骨上げは業者に一任するが、自分のペットだけで火葬をおこなう個別火葬
- ほかのペットたちと一緒に火葬して、合同墓地に埋葬される合同火葬
どの火葬をおこなうかは、飼い主の希望で決めることができるので、依頼時に希望を伝えましょう。
火葬車でも霊園でも、火葬の流れや内容はほとんど変わりません。異なるのは、火葬をおこなう場所や時間に指定があるかないかと、ペットのお迎えがあるか連れていくかくらいでしょう。
訪問火葬の費用相場
訪問火葬の場合は、おもにペットのサイズで費用が決まります。1kg未満のペットなら約12,000~20,000円、10kg前後なら約20,000~30,000円、40kg前後なら約50,000~60,000円です。
上記の金額はあくまでも目安で、セレモニーの有無や返骨の有無で費用は変わります。また、40kgを超える大型のペットは、火葬が可能でも別途見積りという業者もあるので、詳しい費用は業者に確認するとよいでしょう。
場所や規模が違っても、内容としては霊園でおこなうものと同じようにペットを見送ることができます。安心してペット火葬車をご利用ください。
業者選択に関しては、弊社にご相談いただければ、気になる複数の業者から見積りをとり、料金やサービス内容を比較検討することができます。日程や費用などに無理のないように納得のいく業者を選びましょう。
ペット訪問火葬の【事前準備】と【火葬後の供養】
ここまでは、ペット火葬車による火葬の不安を解消できるよう、煙やにおいの心配がいらないことや、火葬の流れにについてご紹介してきました。
ここからは、実際にペットの訪問火葬を依頼した場合に、火葬までにおこなう事前準備や火葬後の供養でどのようなことが必要なのかをご紹介します。
ペットの供養は火葬するだけではありません。最後までしっかりと面倒を見てあげたいと思う方は、以下を参考に大切なペットを供養してあげましょう。
火葬までの事前準備

ペットの火葬は、依頼してすぐにおこなわれるわけではありません。業者に預けるまでにおこなうべき事前準備があります。
1.ペットの体勢を整える
ペットの目や口が開いた状態になっている場合は、目や口を閉じた状態にして、体を丸めるようにやさしく足を曲げてあげましょう。
2.ペットの体をふく
鼻や口から体液が出ることがあります。その体液はもちろん、火葬の際にキレイな体であるように、やわらかいガーゼなどで全身をやさしくふいてあげましょう。
3.保冷して安置する
ダンボールでもかまわないので、ペットよりも少し大きい箱に、薄手のタオルを敷き、背中とお腹が保冷されるように保冷剤や袋にいれた氷などを入れて安置しましょう。
4.箱にお花やおもちゃを入れる
必ずすることではありませんが、ペットだけを箱に入れているのでは寂しいので、ペットが気に入っていたおもちゃやおやつ、お花などを入れておいてあげましょう。
火葬後の供養方法
火葬後の供養の方法はさまざまです。お骨の扱いに関しては、家に保管しておいてもよいですし、お墓に埋葬したり、海に散骨したり、納骨堂に納めたりすることもできます。
家で保管する方法と散骨に関しては、とくに決められた規定はありません。散骨に関しては、人間と同じようにペットの散骨をおこなえる業者もあるので、業者への依頼も検討してみましょう。
お墓に埋葬する場合は、人間と同じお墓に入れることができる場所とできない場所があります。必要であればペット用のお墓を用意できるかどうかや人間と同じお墓に入れることができるかどうかを霊園に確認してみましょう。
お骨の保管を業者に任せたいという方は、納骨堂に納める方法もあります。スペースの大きさはさまざまですが、お参りができるような設備があるので、自宅で供養するのが大変な方にはおすすめです。
最近では、お骨をアクセサリーにする方もいます。いつでもペットと一緒にいられるので、粉骨したお骨を入れたアクセサリーやお骨を加工したアクセサリーを持つというのも供養のひとつになるでしょう。
ペット火葬車による火葬は、時間的な自由度が高く、忙しい飼い主にはありがたいサービスです。しかし、霊園のように決まった場所があるわけではないので、火葬後の供養に困ってしまうという方もいるでしょう。
弊社では、そういった細かい部分まで相談できる業者をご紹介します。無料相談窓口では、24時間ご相談に対応がしていますので、不安や疑問を解決しながら業者を探すことができるでしょう。気持ちよくペットの最期を見送れるように、まずはお電話にてご相談ください。
ペットロスを克服する4つの方法|心と身体の症状や周囲のサポートも
長年ともに生活してきたペットが亡くなってしまったとき、ペットロスになることは悪いことではなく自然な心の反応です。まずは思いのままに悲しみましょう。気持ちが落ち着いたら、運動をするなどして少しずつ気持ちの切り替えをおこなうことをおすすめします。
そして、ペットロスを克服するためには、周囲の協力も大切です。悲しんでいるときには話を聞いてあげたり、落ち着いたころに必要な手続きを手伝ったりして、ペットロスになっている人に寄り添ってあげましょう。
本コラムでは、ペットロス克服のためにできることとペットロスのときの症状について解説します。下記を参考に、自分のペースで克服を目指しましょう。
ペットロス克服・予防方法|犬や猫を身近に感じられるグッズも
大切なペットが亡くなってしまったときは、無理に元気を出す必要はありません。まずは悲しさや寂しさを受け止めて、素直に悲しむことが大切です。ゆっくりでもよいので、心が落ち着くように、どのような克服方法があるのかをご紹介しましょう。
ペットロスを克服する4つの方法
ペットが亡くなったことをちゃんと悲しむことは大切ですが、それだけでは気分が落ち込んでしまいます。以下の4つの方法で、少しずつ気持ちを落ち着かせましょう。
・”元気な自分”を演じない
自分の感情と違うことをすると、ふとした瞬間に大きな悲しみにおそわれることがあるかもしれません。自分を偽ることなく、自然な心の動きにしたがって生活しましょう。
・信頼できる人に話を聞いてもらう
ペットロスは、ひとりで抱え込むのではなく誰かに相談したり話を聞いてもらったりして、気持ちを整理することも大切です。家族でも友人でも恋人でもよいので、信頼できる誰かに話してみることをおすすめします。
・負担にならない程度の作業をする
軽い運動やちょっとした模様替えなど、心身に負担のかからない程度の簡単なことでよいので、なにか作業をしてみましょう。少しずつ気持ちが落ち着いて、前向きで元気な気持ちになれるきっかけになるかもしれません。
・お葬式をおこなうなど、なんらかの形で供養する
ペットをきちんと供養してあげることも、ペットロス克服のためには大切なことです。お葬式をしたりお墓を作ったりして、ペットとのお別れをしましょう。
心を癒す、ペットを感じられるグッズもある
亡くなってしまってからもペットを感じられるように、ペットに関わるグッズを作るという人もたくさんいます。いくつか例をご紹介しますので、参考にしてください。
・遺骨をアクセサリーにする
遺骨の一部を使って、ネックレスなどのアクセサリーを作ることがあります。デザインをシンプルなものにすれば、場所を選ばず身に着けることができるので、いつでもペットを感じることができるでしょう。
・アルバムや本を作る
写真がたくさんある方は、アルバムや本を作ってもよいでしょう。元気なペットの姿をいつでも眺めることができます。ほかにも、ペットの写真を使用したクッションや、ペットにそっくりなぬいぐるみを作ることで、ペットをより感じることができるかもしれません。
・持ち運べる骨壺にお骨を入れてもらう
一般的な骨壺といえば、机や棚などに置くような比較的大きなものですが、近年は手のひらサイズのものや、印鑑のような形をした小さいものもあります。
家に置いておくのも場所を取ることがないですし、バッグなどに入れて持ち運びたいという方にもおすすめです。
それでも悲しくて仕方がない!ペットロス悪化の予防はできる?
これまでご紹介したようなことを実践しているにもかかわらず、悲しくて仕方がないという方もいるでしょう。その場合は、ペットロスのカウンセリングを受けることをおすすめします。
ペットロスのカウンセリングは、無理にペットロスを克服させようとするものではありません。飼い主の気持ちに寄り添って、ペットが亡くなってしまったことを受け入れられるような助けをしてくれるのです。ひとりではどうしようもない悲しみを抱えている場合は、プロに話を聞いてもらいましょう。
また、ペットを亡くされた方が集まって体験談を共有するグループミーティングをおこなっているところもあります。同じ境遇の方が気持ちを共有することで、ペットロスの予防や克服につながるかもしれません。
カウンセリングやグループミーティングで気持ちが落ち着いてきたころに、まだ供養ができていない場合は、ペット葬儀をおこなってきちんと供養をしてあげましょう。業者選びは弊社にお任せください。お電話にてしっかり話をお聞きして、ご希望に沿う業者をご紹介いたします。
大切な人のペットロスは周囲が相談相手となり、支えてあげよう
ここまでは、ペットロスを自分で克服する方法についてご紹介してきました。続いては、自分の身の周りにいる大切な人がペットロスになっている場合の対処法について解説します。
大切な人を自分の言葉で傷つけてしまうことがないように、どのような対応をしてあげたらよいのか覚えておきましょう。
相談にのってあげる、話を聞いてあげる
まずは、本人が悲しいと思っていることを素直に聞いてあげましょう。似たような経験をしている人や自分の体験談などを持ち出して、共感や同情の言葉をかけることは、かえって周囲とは違うという感覚を持たせてしまうおそれがあります。
「気持ちはわかる」「大丈夫」などの言葉でなぐさめるよりも、「そうだね、悲しいね」と相手を受け入れてあげる気持ちで対応するとよいでしょう。
元気を出すこと、前向きになることを強要しない
なんとか元気になってもらおうと、遊びに誘ったり笑わせられるような話をしたりするがあるかもしれませんが、場合によってはそれも避けたほうがよいでしょう。
ペットロスのときは、普段なら楽しいと思えることでも楽しむ心の余裕がないことが多いです。相手の様子を見ながら、気持ちが落ち着いてきたころ遊びに連れ出してあげましょう。
すぐに新しいペットを勧めるのも禁止
新しいペットを飼うよう勧めるのも、あまりおすすめできません。新しいペットの存在で元気を取り戻す方もいますが、人によっては亡くなったペットを思い出してより悲しい思いをすることもあります。また気持ちの整理がつかず、新しいペットをうまく愛せない人もいるでしょう。
本人が心から新しいペットを飼いたいという場合はよいですが、周囲がそれを勧めることは控えましょう。
亡くなってしまったペット関連の手続きを手伝う
亡くなったペットが犬だった場合は、役所に届け出をしなくてはなりません。飼い犬は、狂犬病予防をおこなわなかった場合に罰金があります。そのため、犬は飼う際に役所に届を出すのです。
しかし、亡くなってしまった犬のペットの登録をそのままにするわけにはいかないので、死亡届の提出が必要になります。ただし、犬以外の動物は、基本的に届を出す必要はありません。
そして、必要な手続きのほかにも、お葬式をまだおこなっていないという場合は、ペット葬儀をおこなうことでペットロスの予防につながるかもしれません。ご自身がペットを飼っていなくても、友人や身内で病気などによってペットが亡くなるかもしれないと心配している方がいたら、葬儀で供養してあげることも大切だと伝えてあげましょう。
どこで葬儀がおこなえるのかわからないという場合は、弊社にご相談ください。飼い主の方のご要望に応じて、日本全国の加盟店より最適な業者をご紹介いたします。葬儀の依頼が確定しなければ、見積り後のキャンセルでも費用はかからないので、安心してご利用ください。
ペットロスによる心身への症状|罪悪感やめまいなど
ここまでご紹介してきた内容で、ペットロス克服のための対処法についてはわかってきたのではないでしょうか。しかし、ペットロスによって起こる症状については、あまり知られていないといえるでしょう。
下記を参考にペットロスについての理解を深め、「もしかしてペットロス?」という方がいたら、前述の方法で克服に協力してあげましょう。
【落ち込み・罪悪感】ペットロスで起こる心の症状
ペットロスのときは、落ち込んでやる気がなくなったり、普段なら楽しいと思うようなことが楽しめなかったりします。愛情を持って接していたぶん、反動が大きいのです。
また、「あのときこうしていればまだ生きていたのではないか」と罪悪感にさいなまれることもあるでしょう。
【頭痛・めまい】ペットロスで起こる身体の症状
身体的な症状としては、頭痛やめまい、食欲の減退などがあげられます。ペットの死による直接的な体へのダメージはないはずなので、精神的な落ち込みからくるものでしょう。
数週間でなく何ヶ月と長期間にわたって症状が続いてしまう場合、生活にも支障が出るおそれがあります。そのため、早めに病院やカウンセラーによるカウンセリングを受けるなどして対処したほうがよいでしょう。
ペットロスで起こる心の変化の過程
ペットロスで起こる感情は、怒りや悲しみなどさまざまですが、少しずつ変化していくものです。どのような変化をするのか一例をご紹介します。
1.ペットが亡くなってまず起こる感情は、拒否や否定です。ペットの死を受け入れることができない状態のことをいいます。
2.ペットの死を受け入れてもすぐに納得はできないので、今度は怒りの感情は沸き起こります。「もっとできることがあったのではないか……」という、自分への怒りや病気の場合は「もっと長生きできるような治療法はなかったのか」という獣医への怒りなどです。
3.怒りが落ち着くと、ペットを失ってしまった悲しみの感情が起こります。強い悲しみを感じているときは、「なにをしていても楽しくない……」とひどく落ち込むこともあるでしょう。
4.上記のようなさまざまな感情を乗り越えて、最後にはペットの死を受け入れます。そして、少しずつ気持ちの整理ができるようになると、楽しいと思えるものが増えて元気になっていくのです。
以上4つのような感情以外にも、ペットが生き返るよう神頼みをする場合もあれば、余命を聞いて少しでも感情を落ち着かせることができる場合もあります。必ずこのよう変化するという例ではないので、ペットロスになっている人の状態に合わせて、適切な対応をするように心がけましょう。
犬や猫といったペットは大切な家族、ペットロスは自然な反応です
長年ともに生活してきたペットは、同じ言葉を話すことができなくても大切な家族です。そのため、亡くなってペットロスになることは自然な反応といえます。
怒りや悲しみなどさまざまな感情を抱くことがあるかもしれませんが、気持ちの整理をするのは少しずつでかまいません。無理に元気を出そうとしなくてもよいのです。
ただし亡くなってしまったペットの身体は、悲しくても供養してあげないとどんどん傷んでしまいます。まずは業者に依頼して、ペット葬儀をおこなってあげましょう。
ペットが寂しくないように、ほかのペットと合同でおこなう葬儀やお骨が返ってくるように個別での火葬など、葬儀のプランはさまざまです。ペットと飼い主に寄り添った葬儀になるように協力いたしますので、業者探しはぜひ弊社にご相談ください。
ペット火葬の持ち物とは~火葬場に向かう前の準備と服装まとめ
大切なペットとのお別れに専念するには、火葬の際に必要な持ち物を事前に把握しておく必要があります。なぜなら、大切なペットを失った悲しみの中、冷静に準備をおこなうことはむずかしいためです。
当記事では、ペットの火葬の持ち物、マナーについて解説していきます。また、すぐに葬儀を依頼したいという場合は、ペット火葬業者を紹介できる弊社にご相談ください。大切なペットを弔うお手伝いをさせていただきます。
ペットの火葬がおこなわれる場所
ペットが亡くなってしまったときに、火葬をおこなう場所は、「霊園」「寺院」「移動火葬車」があります。それぞれの特徴をご紹介していきますので、大切なペットを火葬してあげる場所をお探しの方は参考にしてみてください。
・霊園<
ペットに対応している霊園施設で火葬をおこなうことができます。同じ場所で葬儀をおこなっているところも多いです。屋内でのお見送りなので、心ゆくまで最後のお別れをすることができます。
・寺院
葬儀場などでお経を読み上げてくれるのは、各寺院から派遣された住職さんです。最近ではペットのお葬式を引き受けている寺院もあり、寺院内でペットの火葬をおこなっているところもあるようです。
・移動火葬車
火葬炉を車内に設置している火葬車を自宅などに呼んで、火葬をおこなうことができます。自宅前ではご近所の目が気になるという方は、近隣の迷惑にならない場所でも火葬がおこなえますし、ペットとの思い出の場所でお別れをすることも可能です。
ペットの火葬の場所をお探しの方は弊社にご相談ください。ご要望に応じたペット火葬をご提案させていただきます。
関連記事:ペットの葬儀場探し【後悔のないお別れのために】大切なポイントは?
ペット火葬に必要な持ち物
ペットが亡くなってしまった悲しみの中で、必要な持ち物を考えるのは困難でしょう。そのため、持ち物をリスト化しておくと、あとから「持って行けばよかった」と後悔したり、忘れ物をしたりすることがなくなるでしょう。
火葬の際に、一緒に入れることができるものや、持って行くと便利ものなど、ペット火葬の持ち物をまとめましたので、ペット火葬をご予定している方はお役立てください。
【1】数珠
ペットの火葬の際も、人間のときと同様に合唱礼拝をおこないますので、数珠を持参するとよいです。手を合わせてペットとの思い出を思い出しながら、しっかりお別れをしてあげましょう。
【2】ハンカチ
こらえきれない涙をぬぐうのにハンカチを持参しておくとよいです。人間の葬儀の場合は、ハンカチの色は「白か黒」がマナーとなっています。ペットの葬儀の際は、厳密なマナーを気にされる方はあまりいらっしゃらないですが、ハンカチは忘れてしまいがちなので、持ち物を確認するときに最後にチェックするとよいでしょう。
【3】カメラ
近年では、ペットの最後の姿を写真に残せる火葬場が増えました。火葬する場所のスタッフの方に声をかけて、許可をえることができたら、スマホのカメラでも十分ですので、遠慮なくペットの最後の姿の写真を撮ってあげましょう。
【4】ペットが好きなおやつ
ペットが好きだったおやつと一緒に天国に送り出してあげたいと思う方も多いでしょう。少量のおやつなら、ティッシュに包んでペットの口元に置いておくことで、そのまま一緒に火葬することが可能です。しかし、おやつは袋ごと一緒に燃やすことができないので注意しましょう。
【5】ペットのお洋服や首輪を持ち帰る袋
首輪や洋服を一緒に棺に入れてしまうと火葬に影響が出てしまうので、よくありません。「火葬前まではお気に入りのお洋服や首輪をつけてあげたい」という方は、ペットの首輪や洋服を持ち帰るための袋を持参することをおすすめします。形見としてご自宅に大切に保管して、大切なペットとの思い出をときどき振り返ってあげるとよいでしょう。
【6】お花
ペットをお見送りするときに、お花を一緒に添えてあげることができます。しかし、色の濃いお花を入れてしまうと、火葬後の骨の色が変色してしまうおそれがありますので、避けたほうがよいでしょう。
ペット火葬の服装やマナー
大切なペットの火葬ですから、しっかりマナーをわきまえて参列したいですよね。ペットの火葬のときの服装やマナーは、人間の葬儀ほど厳密ではありませんが、避けたい服装や最低限のマナーはチェックしておきたいものです。ペット火葬の持ち物とあわせてマナーについても確認しておきましょう。
火葬時の服装
霊園や納骨堂、火葬場で、お葬式を住職にお願いして執りおこなう場合は、黒を基調とした服装を心掛けると良いです。しかしペットの葬儀の服装について、確固たるルールは存在しませんので、「喪服でなければいけない」という縛りはありません。
人間の葬儀もおこなうようなセレモニーホールでしたら、喪服に近い服装、ペットだけの火葬場で家族だけでおこなうのでしたらかしこまりすぎない服装など、葬儀をおこなう場所によって適した服装を選ぶとよいでしょう。
また、訪問火葬の場合は服装に決まりはありません。大切なペットを送り出すのに適した服装であれば、私服でも構いません。
マナーについて
ペット火葬のマナーは基本的には人間の葬儀と一緒と考えておけば心配ありません。施設内では静かにし、僧侶の読経中は携帯の電源を落としておきましょう。お焼香に関しては、ご家庭の宗派によって回数は変わります。
基本的に決まりがなければ1回です結構です。また、お見送りの際に写真を撮りたい方は、スタッフにひとこと声をかけてから写真を撮るのがマナーでしょう。
大切なペットの火葬にお悩みの方は弊社にご相談ください。飼い主様のお気持ちに寄り添ったご提案をさせていただきます。
ペットの埋葬|庭に犬などを土葬することは可能?作業時の注意点
愛する犬や猫などが亡くなったとき、できるだけずっとそばにいてあげたいですよね。ペットを霊園に納骨するのではなく、お庭に埋葬してあげたいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし亡くなったペットをご自宅の庭に埋葬したいなら、ペット埋葬のルールについて知っておく必要があります。なぜなら、ペット埋葬の法律や注意点など気をつけておきたいことがたくさんあるからです。ペット埋葬についての知識がないと、あとから大変なことになるかもしれません。
ここでは、ペット埋葬を庭にするときの法律や注意点について解説していきます。ぜひ、本コラムを参考にして、正しい方法で見送ってあげてください。
【法律問題】ペットを庭に埋葬してもいい?
愛するペットが亡くなってしまったときの見送り方は、人間と同じように火葬をしたり、ほかのペットと合同で火葬したりとさまざまな方法があります。さまざまな方法の中には、自宅のお庭などに埋葬をする方法もあるのです。ここからはペットを庭に埋葬することについて詳しく解説していきます。
ペットの遺体に関する法律
ペットを本当に庭に埋葬してもいいのか、ペットの遺体に関する法律についてみていきましょう。
「廃棄の処理及び清掃に関する法律」により、ペットを家の庭(私有地)に埋葬することは許されています。しかし、ペットのお気に入りの公園などに埋葬することはやめましょう。
公園などの公有地や他人の土地に埋葬した場合は、法律に反したとして軽犯罪法違反より処罰されるので注意が必要です。また、海や山、川などに埋めたり、放棄したりすることも廃棄物処理法違反になるため公園と同じように禁止されています。
ペットの遺体を埋葬するならご自宅の敷地内へ
公共の土地や他人の土地に埋めるのは、法律により禁止されています。そのため、ペットを埋葬するなら、自宅のお庭など私有地にしましょう。
しかし、将来的に家や土地を手放す予定があるなら、私有地にペットを埋葬するのは控えた方がよいでしょう。遺体を埋葬してもすぐに土に還るわけではないからです。
埋葬した場所の環境によっては、ミイラ化して土の中で残り続ける場合があります。ペットを埋葬した土地を売却して、人の手に渡ってから家を建て直したり、家庭菜園をしたりと掘り起こすことがあるとトラブルに発展するかもしれません。そういったトラブルが起こることも考慮してから、自宅の敷地に埋葬するか決めましょう。
しかし、ハムスターやインコといった体の小さい動物の場合は、プランターに埋めるプランター葬が可能です。
知識がないままにペットの埋葬をしてしまうと、法律違反になってしまうことがあります。大切なペットだからこそ、他人に迷惑がかからないような見送り方をしてあげましょう。
自分ではどうしていいか迷われている場合は、弊社にご相談ください。弊社では火葬方法にお悩みの方へ、ご要望にそったペット火葬業者をご紹介いたします。
ペットの埋葬方法と埋葬に関する注意点
ペット埋葬を庭にすると決めたなら、丁寧に埋葬をしてあげましょう。ペットを私有地に埋葬する方法と埋葬をするときに気をつけるべき注意点をご紹介していきます。
ペットの遺体はそのまま庭に埋めてもいい?
ペットの遺体をそのまま庭に埋めることは可能ですが、オススメしません。そのまま埋葬をしてしまうと、野生動物に掘り返されたり、悪臭が発生して虫が湧いたりするからです。
とくに大きいペットになれば、土に還る時間が長くなり、何年経ってもそのまま遺体が残っていることがあります。そのため、基本的には火葬してから埋葬することをオススメします。
ただし、埋葬したいペットのサイズがそれほど大きくない”ハムスター”や”インコ”だった場合は、敷地内で埋葬することも可能です。体の小さい動物を埋葬する際は、庭に埋葬、もしくはプランターを使ったプランター葬をおこなうとよいでしょう。
ペットを埋葬するときの手順
ペットを埋葬するときの手順は2通りあります。「火葬せずに埋葬する方法」と「火葬してから埋葬する方法」それぞれをご紹介していきましょう。また、プランターを使った埋葬方法も合わせて解説します。
1. 火葬せずに埋葬する場合
火葬をせず庭にそのまま埋葬するときは、穴を深く掘りましょう。「ほかの動物に掘り返される」「悪臭などの衛生面」「虫が地表に湧く」といった問題の対策をするためにとても重要なことです。
深さは1~2メートルを目安に掘ります。そのあとはペットをタオルで包んでください。タオルは木綿や絹などの自然素材でできたタオルを使って、土に還りやすいものを選びましょう。
埋め戻すときは、土を高く盛り上げるようにしましょう。遺体の腐敗が進むほど、土は下へと下がっていきます。また、雨が降ると土が流れてしまいます。そのため、30センチ以上盛り上がった形で埋め戻すとよいでしょう。
2. 火葬してから埋葬する場合
火葬してから埋葬するときは、遺骨を骨壺から出して埋葬します。骨壺に入れたまま埋葬すると、中の遺骨が土に還らなくなってしまうからです。
埋葬の手順は土葬のやり方と同じで問題ありません。遺骨は土に還りやすいため、土を掘る深さは30センチ程度でかまいません。
3. プランターで埋葬する場合
プランターは埋葬したいペットよりも約3~5倍大きなサイズのものでおこないましょう。プランターのサイズが小さいと、埋めたあとに盛る土が足りなくなるおそれがあり、土を掘り起こされたり、悪臭が発生したりする原因となります。
また、容器の素材はプラスチック製よりも陶器製がおすすめです。プラスチック製は劣化しやすいため、土に還る前にプランターが破損してしまうおそれがあります。
プランターの準備ができたら、底から虫が侵入するのを防ぐために、ネットを敷いてから土を約10cm入れましょう。土を入れたら遺体を安置させ、上からガーゼなどを被せたあとに再度土を被せて完了です。
ペットを敷地内で埋葬する際は、上記のような方法があげられます。ご自身のライフスタイルや予算などを考えて選ぶといいでしょう。
ペットの埋葬に関する注意点
ペット埋葬を庭でおこなうときに知っておきたい注意点があります。ペット埋葬に関する注意点を以下にまとめました。
・火葬しないで埋葬する場合、すぐに土に還るわけではない
ペットの大きさが大きくなるほど土に還るのに時間がかかります。埋めたときの状況や気候によってはミイラ化してしまい、遺体が数十年残ることもあるそうです。
そのため、埋葬した場所周辺の土いじりは控えましょう。また、人の手に土地が渡る可能性があるなら、遺体のまま土葬をするのはやめておくのが無難です。
仮に家や土地を手放す予定がない場合でも、私有地にペットを埋葬したことが原因でご近所に悪臭を発生させたり、近隣の水質を汚染したりすると、損害賠償を請求されることがあります。
・土葬したときに有害物質が発生することがある
ペットの遺体は腐敗により異臭のあるガスが発生すると健康被害につながるおそれがあります。また、ペットが感染症でなくなった場合は、ほかのペットや人間に病原菌が感染する可能性もあります。有害物質が発生しないように、埋め戻すときに石灰をまいてからおこなうとよいでしょう。石灰をまくと殺菌作用があるだけでなく、遺体が土に還りやすくなります。
火葬せずにペット埋葬を庭でおこない、いくら注意していても、虫が湧いたり、悪臭がしたり、掘り返されたりとトラブルに発展しやすいです。トラブルを未然に防ぐためにも、火葬してから埋葬をしましょう。
火葬について話を聞きたい方は弊社へご連絡ください。弊社では、365日ペット火葬についてのご相談お待ちしています。
ペットの火葬はどこに依頼すればいい?
トラブルを未然に防いでペット埋葬を庭でおこないたいなら、火葬をするのがオススメです。ペット火葬をしたいけれど、どこに依頼すればいいかわからない方のために、ペット火葬についてご紹介していきます。
ペット火葬の依頼先は2つ
ペット火葬の依頼先は「自治体」「プロのペット火葬業者」の2つあります。自治体は、廃棄の処理及び清掃に関する法律により、処理することが定められています。
自治体に依頼すると、プロのペット火葬業者よりも費用が安く済ませることが可能です。 地域によって、費用が変わるだけでなく、合同火葬しか受け付けていないところがあります。
合同火葬とは、ほかの家族のペットと一緒に火葬することです。合同火葬になると、ほかのペットと遺骨が混ざるため、返骨はされません。
プロのペット火葬業者に依頼をすると、自治体よりは費用が高くなります。しかし、自分の希望にあった火葬方法でおこなうことが可能です。個人火葬を依頼すれば、返骨をしてもらうことができます。そのため、ペットの遺骨を庭に埋葬したいなら、プロのペット火葬業に依頼するといいでしょう。
プロの火葬業者に依頼するメリット
プロの火葬業者に依頼をすると、さまざまなプランの中から自分にあったものを選ぶことができるメリットがあります。専用車によるペットの遺体のお迎えや個別火葬、立会火葬、好きだったおもちゃや思い出の品(※可燃ができるものに限ります)との火葬などさまざまなプランがあります。
また、プロの火葬業者に依頼をすれば、愛するペットを最後まで手厚く葬ることが可能です。お骨上げができることや火葬に立ち会うことができるのもプロの火葬業者に依頼するメリットになります。
大切なペットの火葬は「みんなのペット火葬」へおまかせください
ご家族がペットのためにしてあげられる最後のことなので、できるだけ最良の形で見送りたいという方はプロの火葬業者に依頼するのがおススメです。プロの火葬業者の話が聞きたい、どこに依頼しようか迷われているという方は弊社へご相談ください。
弊社は全国各地のさまざまなペット火葬業者の中から、ご希望に沿った業者をご紹介させていただいております。お見積りをしたあとでも、契約する前でしたらキャンセル料はかかりません。
弊社ではペットの供養や火葬・埋葬方法でお悩みの方へ、納得できるお見送りになるようにお手伝いをさせていただきます。不安なことやわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。
【ペットのお悔やみ】メッセージ例文やお花・ギフトの贈り物について
まわりの人からペットの訃報を聞いたときには、慎重に言葉を選びながらペットのお悔やみを伝えましょう。メッセージの文例を参考にし、避けるべき言葉をまちがっていわないように気をつけなければなりません。言葉選びのルールを知らないと失礼にあたってしまうこともあるので、注意が必要です。
このコラムでは、ペットのお悔やみの言葉を伝えるときの文例やペットを亡くした方への接し方をご紹介しています。大切なペットを亡くしてしまったら、簡単には立ち直れません。失礼にあたらない悲しみを和らげるポイントも解説しています。友人や知人、親戚などからペットの訃報を聞いたときには、参考にしてください。
ペットのお悔やみ電報|手紙やメールで送るときの例文・注意点
ペットは家族の一員として、長い年月を共に過ごしてきています。そんな大切なペットを亡くしてしまったときには、落ち込んでしまいます。近くにペットを亡くした方がいたときに、失礼にあたらないペットのお悔やみの言葉を伝えるときの例文をご紹介します。
メッセージの例文
お悔やみのメッセージひとつにしても、どのような状況で亡くなったかによってかける言葉が変わります。老衰だったのか、または不慮の事故だったのか、闘病していたのかなど状況にあったメッセージを選ぶようにしましょう。
「この度は、まことにご愁傷さまです。わたしもペットが亡くなったときは悲しくて仕方ありませんでした。(飼い主)さんも無理なさらないでくだいね。」
「さみしくなるけど、一緒に過ごせて(ペットの名前)ちゃんも幸せだったと思うよ。」
「(ペットの名前)ちゃんはかしこくて、よい子だったよね。わたしも一緒に遊んだ時間は幸せだったよ。」
「いなくなってつらいよね。(ペットの名前)ちゃん長生きしてがんばってたね。」
これらのように、飼い主に寄り添って悲しみを伝えつつも、励ましや思い出を交えたメッセージを送るようにしてください。また、亡くなった方へのお悔やみの言葉として使用される「ご冥福をお祈りいたします」は、亡くなったペットに対しても使用が可能です。
次の項目では、避けるべき言葉をご紹介しています。まちがったお悔やみのメッセージは、飼い主の気持ちを逆なでしてしまうかもしれません。言葉選びには気をつけましょう。
避けるべき言葉
ペットのお悔やみのメッセージで避けるのは、「ペットを軽視する言葉」「過剰に同情する言葉」です。ペットを軽視する言葉とは、「新しいペットを飼えばいい」「たかがペットくらいで」などのことです。人によってペットへの接し方は異なります。自分にとって大切なものが軽んじられるような発言をされるのは、よい思いをしません。
次に、過剰に同情する言葉とは、「かわいそうに」「痛かっただろうに」などペットに対する過剰な同情のことです。それらのことは、飼い主のほうがよく見ていたはずです。ペットが亡くなった状況のときに共感するべきことは、飼い主の悲しさですので、このような言葉をかけるのは控えるようにしましょう。
お悔やみの言葉ひとつでも、飼い主との関係性が悪くなってしまうかもしれません。とくに飼い主は悲しみのあまりセンシティブになっていることが考えられますので、言葉選びには慎重になりましょう。
メールやSNSから伝えるときの注意点
最近では、顔を合わせずメールやSNSによるコミュニケーションを取ることが多くなっています。インターネット上でのやり取りは顔が見られないからこそ、気をつけなければなりません。
メールやSNSでお悔やみのメッセージを送るときには、元気を出してもらおうと顔文字や絵文字、スタンプなどを使用する前に、しっかりとお悔やみの気持ちを伝えることが大切です。ペットを亡くした飼い主の気持ちを思いやるようにして、メッセージを送りましょう。
ペットを亡くした方への接し方・気をつけるポイント
ペットを亡くした人に対しては、お悔やみの言葉を伝えればすべてが済むというわけではありません。飼い主の悲しい気持ちはそう簡単に消え去りませんので、普段接する際にも配慮が必要になります。
1. 話し相手になる
飼い主がペットの話やほかの話ができる状態になったら、一緒に寄り添って話し相手になりましょう。ペットの思い出など、飼い主にしか分からない話を誰かと共有することで、悲しみを解放するきっかけになります。ただし、自分にとって負担となってしまってはいけません。友人や同僚などとフォローし合うことが大切です。
2. 悲しみに浸る状況をつくってあげる
悲しい気持ちを押し殺して我慢してしまうと、そこから抜け出せなくなってしまい「ペットロス症候群」になってしまうかもしれません。ペットロス症候群とは、ペットを亡くした悲しみから、心の病になってしまうことや体調を崩してしまうことです。
そのような状態にならないためには、悲しい気持ちに浸れる状況をつくってあげましょう。我慢せずに悲しむことが、ペットロスを抜け出すために大切なことになります。
3. 過度にペットの話をしない
飼い主が話すわけでもないのに、過度にペットの話をするのはやめましょう。悲しみを乗り越えようとしているところ、ペットの話をされて悲しい気持ちを思い出してしまいます。また、安易な言葉でなぐさめるのも控えてください。自分の気持ちと周りの反応とのギャップで、悲しい気持ちを抑え込んでしまうかもしれません。
悲しい気持ちを抑え込み、我慢してしまうとペットロスになってしまうおそれがあります。飼い主が悲しい気持ちを否定せず自分を受け入れ、まわりからの孤独を感じさせないことが大切です。
飼い主さんの悲しみを和らげるには?お花のプレゼントなど
ここまで、お悔やみのメッセージや飼い主への接し方を解説しました。ペットを亡くした方への最低限の注意点をご紹介しましたので次は、より元気になってもらうことを目標とします。飼い主に元気になってもらうために、おこなうとよいポイントをご紹介します。
【ポイント1】贈り物も一緒に
ペットを亡くした方に贈るもので、無難なのは花です。ペットに贈る花には、人間のようにルールはありません。生花でもプリザーブドフラワーでも、飼い主やペットのイメージにあったものを送りましょう。
花を自分で組み合わせて、カゴなどに挿したアレンジメントを贈るのもおすすめです。
生花なら花の種類によっては、5~10日ほど楽しむことができます。季節の花であるひまわりやチューリップ、バラなど華やかなものを贈ると、部屋がぱっと明るくなりますね。
プリザーブドフラワーとは花の水分を抜き、特殊な薬品に浸すなどして加工された花です。生花と変わりない見た目ですが、保存環境によっては約5年前後と長持ちします。
また、これらの花を販売しているサイトやお店によっては注文後、即日で発送してもらえるところもあるため、急遽必要となった場合でも安心です。
そのほかにも、ペットとの写真を飾るための写真立てや、ペットの顔写真を印刷したクッションなどもおすすめです。また、飼い主の身体をいたわるために入浴剤やアロマキャンドル、フレーバーティーなど、リラックス効果のあるものをギフトするのもおすすめです。贈り物をするときには、ひとことメッセージを添えましょう。
【ポイント2】お葬式を提案してみる
ペットのお葬式を開くことで、気持ちの区切りをつけるという方法もあります。あまりに落ち込んでいるときなどは、お葬式の提案をしてみてはいかがでしょうか。葬儀により別れの場を設けることで、気持ちの整理することができ、ペットロスからも解放されることが期待できます。
ペット葬儀には、住職を呼んで読経してもらう方法から、火葬だけの簡素な方法までさまざまです。生活スタイルや予算にあった方法がありますので、検討してみてください。弊社では、大事なペットを亡くされた方へご要望にあうペット葬儀の業者をご紹介しています。
突然のことでどうしたらよいか分からないという方も、電話相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
金魚は埋めるべき?亡くなったあとの供養方法とその後の水槽の処置
金魚を亡くしたときは、金魚を埋めるのが正解なのかわからないという方も多いと思います。金魚は供養するために埋めることこそできますが、埋めるときは場所に注意しなければいけません。なぜなら、公園などの公共の場に埋めることは基本的に禁止されているからです。
当記事では、金魚を埋めるときの注意点やその他の供養方法についてご紹介しています。金魚の供養方法がわからないときはぜひ当記事を参考にしてみてください。
金魚を埋めるときの注意点
飼っていた金魚が亡くなってしまった場合、どこに埋めたらいいのか迷うかたもいらっしゃるかもしれません。金魚の正式な供養方法ははっきりと決まっていないのですが、庭に埋めて供養することはできます。しかし、公園などの公共の場所に亡くなった金魚を埋めることは、基本的には禁止されているので注意しましょう。
また、庭に埋めることは法律にこそ反しませんが、金魚を土に埋めると腐敗するときに病原菌が発生するリスクがあります。猫などが掘り返して食べてしまうおそれもあるので、庭に埋めるという方法も、環境のことを考えると極力しない方がよいでしょう。
金魚を埋める場所がない場合はどうする?
金魚を埋める場所がない場合は、プランターに埋めて、身近に供養する方法もあります。ただし、この埋葬に使うプランターは選ぶときにいくつか注意しなければいけないことがあります。
プランターは通気性を考慮して、プラスチックのものではなく、陶器製のものを選びましょう。また深さが十分あり、金魚のサイズにあったプランターを選ぶことをおすすめします。
金魚を供養するその他の方法
金魚を供養する方法は、先ほどご紹介した庭に埋める以外にも、可燃ゴミとして出す方法やペット業者に依頼して火葬する方法もあります。
【1】可燃ゴミとして回収してもらう
亡くなった金魚は心苦しいかもしれませんが、方法としては可燃ゴミとして回収してもらう、ということもできます。回収してもらう際には、金魚をガーゼで包み、ビニール袋に入れるのが一般的です。また火葬するための箱を用意して、飼い主の気持ちをこめて弔うとよりいいでしょう。
しかし、自治体によってルールがちがいますので、ゴミに出してよいか、確認してから出すようにしましょう。また、猫やカラスに食べられないよう注意しつつ、すばやく出すなどしましょう。
【2】火葬する
ペット火葬の業者でも、金魚の火葬をおこなってくれるところがあります。ゴミとして出すはかわいそう、と思われるときは、業者に依頼して供養してもらうこともおすすめです。きちんと葬儀をしてから、供養をしたいという方は一度業者に相談しましょう。
また業者によっては、小さい魚の火葬をおこなうのが難しい場合もあるので、可能かどうか事前に確認することが必要です。
あまりオススメできない供養方法
あまりオススメできない供養方法についてもご紹介していきます。
たとえば自然に還るという考えで、川や海に流して弔う方法はやめましょう。なぜなら、もし亡くなった金魚が病原菌を持っていた場合、川や海に流すことで元々いた生物にも何らかの影響がでてしまうおそれがあるからです。
また、亡くなった金魚をトイレに流すという方法も海外ではしばしばおこなわれているようですが、これは下水がつまってしまうおそれがあるのでやめておきましょう。
金魚が亡くなったあとの水槽の対処法
もし、まだほかにも金魚を飼っているという場合は、水槽の環境を改善しましょう。
残った金魚に異変がないか見ておこう
水槽のなかの金魚が亡くなってしまったときは、まず亡くなった金魚を水槽から取り出します。亡くなった金魚を水槽に放置したままだと水質が悪化し、残った金魚が病気になったりする可能性があるので、その後異変がないかどうかも見ておきましょう。
また亡くなった原因が寿命(約4~10年)であれば問題ないかもしれませんが、酸欠や水質の悪化によって亡くなってしまった場合は水槽の環境改善も必要です。
金魚が過度に口を開け閉めしている場合は酸欠かもしれませんので、ブクブクや水流を作る機械の導入も検討しておきましょう。また、週に1度ぐらいは、水槽や水の掃除をしてあげることも大切です。
ペットを火葬で弔いたいときはプロに相談を
金魚はもちろん、ペットを亡くしてしまったときはペット火葬のプロに依頼するのをおすすめします。プロにおまかせすることで、大切なペットとのお別れに専念することができますよ。
ペット火葬の依頼先
ペット火葬の依頼は、ペット火葬業者や自治体でおこなうことができます。しかし、自治体に依頼した場合、火葬のみをおこなうところが多いです。なので、ペットを最後まで見送ってあげたい、弔いたいという方は、ペット火葬業者に依頼することおすすめします。
ペット業者によっては、車でご自宅までペットを引き取りに来てくれたり、火葬に立ち会うことができたりするなど、お客様のご希望に応じたプランを選ぶことができます。また、ペットの供養やお墓などを併設した霊園のようなところもあります。ご自身がどのようにペットとお別れをしたいかによって、業者や施設を選ぶようにしましょう。
弊社ではペット火葬に関するご相談を24時間365日、お電話またはメールにて受け付けております。お問い合わせいただきましたら、お客様のご要望に応じた業者を選び、手配いたします。
ペットと斎場でお別れか、火葬車か…それぞれの魅力と注意点
愛するペットに先立たれてしまえば、非常につらいものです。大切なペットだからこそ、満足のいく形でお別れをしてあげたいですよね。おだやかな別れの時間を過ごすためには、ペット葬儀について詳しく知る必要があります。ペット葬儀は斎場か火葬車のどちらかでおこなわれることが多いです。
このコラムでは、2種類の葬儀の流れや魅力についてお話をします。理想なお別れをするためにも、よく考え、弔ってあげましょう。
動物のためのペット斎場|葬儀ではどんなことをする?
ペット葬儀が初めての方であれば、お葬式でどのようなことがおこなわれるのか気になりますよね。最善のお葬式をあげるためにも、お葬式の内容は知っておきたいものです。そこでまずは、お葬式の流れについて知っていきましょう。
斎場で葬儀をおこなうときの流れ
ペット葬儀を斎場でおこなうときは、「斎場へ移動→葬儀→お別れの時間→火葬→骨上げ」という流れでおこなわれます。斎場を利用することで、人間と同じような、立派なお葬式をあげることができるのです。
葬儀場への移動は、基本的にはご自身で斎場へ伺っていただきます。しかし葬儀をおこなう業者によっては、お迎えにあがるサービスをおこなっているところもあるようです。
葬儀では、まず読経をおこないます。人間と同じように住職の方がお経を読み上げます。そして読経が終わったら、お焼香をおこないます。大体20分前後で終わることが多いようです。
葬儀が終了したら、火入れをして火葬に移ります。愛するペットとともに、思い出の品や好物も焼却することも可能です。ただし物によっては焼却がきれいにおこなえなくなるおそれがあるので、入れるものには制限があります。
火葬は1時間前後で終了することが多いです。火葬が終わったら、最後に骨上げをおこないます。箸でお骨を拾い上げ、骨壺に収骨します。この骨上げは、愛するペットが無事に天国へ渡るために、箸を使っておこないます。ペットのためにも気持ちをこめておこないましょう。また収骨後は、納骨堂で供養してもらうこともできますし、自宅へ持ち帰ることも可能です。
斎場以外でペット葬儀をすることもできる
斎場を利用したお葬式は非常に本格的ですが、費用が高くなる傾向があります。そのため費用を気にしたい方は、火葬車を使ってお葬式をおこなう「移動火葬」を検討してもよいでしょう。お別れの時間やお骨上げなどがないこともありますが、大まかな流れは斎場と同じです。火葬は、車に備え付けられている火葬炉でおこなわれます。
弊社が提供する【移動火葬車】によるお別れ方法
弊社では、火葬車を使う「移動火葬」のサービスを提供しております。移動火葬は、ご自宅や思い出の場所で火葬をおこなうことができるため、場所にとらわれることはありません。また早朝や深夜でもおこなうことが可能なので、ご自身の都合のつく日時にお葬式をすることができます。お忙しい方にはピッタリかもしれません。
また火葬車を利用したお葬式では、「火葬車って目立ちそう」という不安があると思われます。しかし弊社では、周りに配慮した作りの車を利用しております。火葬車もシンプルでロゴがないような、人目をひきづらいデザインなので、ご安心ください。
弊社では、さまざまな方のご希望に沿うことができるように、3つのプランご用意しております。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
お引き取り
お引き取りプランは、「お迎え→合同火葬→埋葬」という順番でおこないます。まずは自宅やご指定の場所まで、火葬車がお伺いいたします。お伺いしたのちに、ほかのペットと一緒に火葬をおこないます。火葬が終了したあとは、弊社が提携している霊園で埋葬をおこないます。
こちらのプランは税込9,400円からおこなえるものなので、安価でお葬式をおこなえることが魅力です。ただし火葬は合同でおこなうため、お骨上げをすることはできません。お骨上げをしたい方は、「お立合いお骨上げがある個別火葬」のプランを選ぶことをおすすめします。
お立合いお骨上げがない個別火葬
「お立合いお骨上げがない個別火葬」は、火葬車でお迎えにあがったあと、個別火葬をおこない、返骨をおこなうというプランです。返骨に使われる骨壺は、依頼の費用に含まれているため、追加料金がかかることもありません。
税込15,400円からおこなうことができます。個別火葬であるため骨壺を受け取ることができ、手頃な価格であるため、一番選ばれているプランです。ただし、お骨上げはないため注意をしましょう。
お立合いお骨上げがある個別火葬
「お立合いお骨上げがない個別火葬」にお骨上げの作業が加わるプランです。こちらは税込17,600円からと、少々費用がかかってしまうプランではありますが、ペットの無事を祈ることができるお骨上げもおこなうことができます。「ペットが安心して天国へ旅立てるようなお葬式をしたい」という方におすすめです。
また上記の3つのプランは、お別れの時間を設けておりません。事前にお別れをおこなっていただくようにお願い申し上げます。
プランを決定して見積りをおこなったあとは、追加料金もかからないため、費用の面でも安心していただくことができます。また依頼をキャンセルする場合の費用もかかりません。お見積り以上の費用はいただきませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ペット葬儀は「費用や業者選び」に要注意!
愛するペットとの最後の別れの場となるのがお葬式です。満足のいく形で見送ってあげたい方が多いと思われます。しかし、残念ながら依頼をする業者によっては、お葬式でトラブルが起きてしまうこともあるようです。
こちらではそんなトラブルを引き起こさないためにも、実際にあった事例をもとに、対策方法をご紹介していきます。
費用を確認する
とくに多いのが、費用に関するトラブルです。業者によってはお葬式が終了したあとに、高額な費用を請求されるケースがあります。そのため事前に見積りはとっておくことをおすすめします。
また見積りをとっても、その料金設定が明確なものでなければなりません。もし設定が曖昧なものであれば、追加料金を請求されてしまうこともあります。明確な見積りをとったあとは、追加料金がかからないかどうかを確認することが大切です。
信頼できる業者であるか調べる
残酷なことに、預かったペットを不法投棄したり、自分のペットでない遺骨を返却したりするような業者もあります。大切なお別れに、このような対応をされてしまっては、すべてが台無しに感じてしまうかもしれません。そのためホームページなどで、依頼をする業者のことを調べておくと安心です。
しかし自分で調べても、不安が拭いきれないこともあるでしょう。やはり不安や疑問は解消したうえで、お葬式をおこないたい方が多いのではないでしょうか。
弊社は犬や猫のほかに、うさぎやハムスターなどといった小動物の火葬にも対応いたしております。また、お葬式をあげるにあたっての不安や疑問にお答えするために、電話での相談を受け付けております。早朝・深夜・休日など、時間帯や日を問わずおこなっているため、いつでもご相談をしていただくことが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。