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ペットが死んだらどうする?ペットの葬儀屋に連絡してきちんと供養を

ペットが死んだらどうする?ペットの葬儀屋に連絡してきちんと供養を

今はペットも家族の一員となっています。可愛がっていたペットが死んだら、深い悲しみに襲われてどうしてよいか考えることもできないかもしれません。ペットとのお別れはつらいことですが、しっかり供養してあげることでペットへの感謝を伝えたり、気持ちの整理をつけたりすることができます。

ここでは、ペットが死んでしまったときにしてあげることや供養の方法、気持ちの整理のしかたなどをご紹介します。ペットが死んだら、まず家でできることをしてあげましょう。そして、ペットの葬儀屋に連絡して、家族が納得できる供養をしてあげてください。

ペットが死んでしまったら

ペットが死んだら、悲しみで気が動転してどうしたらよいかわからなくなるかたも多いと思います。ペットが死んでしまったら、ペットの葬儀屋や役所の人に遺体を引き取ってもらうまでは自宅で安置しなければなりません。適切な安置方法を知って、最後のお見送りの準備をしてあげましょう。

亡くなったあとにしてあげること

安置する場所を決める
遺体が引き取られるまで安置する場所を決めましょう。ペットが好きだった場所やみんなに見守られやすい場所に安置するのもよいかもしれません。体液などが染み出ても大丈夫なように、タオルや毛布を下に敷くとよいでしょう。また、引き取りのときに移動しやすいようにダンボールなどの箱などに納めることもおすすめです。

体を拭いてあげる
ペットが死んでしまうと、顔や体の穴から体液や排泄物が出てくる場合があります。人間が死んだときも同様なため、それを防ぐために口や耳、鼻に脱脂綿が詰められているのをみたことがあるかたもいらっしゃるでしょう。ペットの場合は、体液や排泄物が出てきたらティッシュややわらかいガーゼなどでやさしく拭き取ってあげましょう。

保冷材などで体を冷やす
腐敗して体液が漏れ出すのを防ぐために、ペットの身体を保冷材や氷などで冷やしてあげましょう。特に頭やお腹の部分は水分を多く含んでいるため、腐敗するのがはやくなります。腹部、頭部、肛門付近などをタオルでくるんだ保冷材などでしっかり冷やして、体液が漏れるのを防ぎましょう。

手足を折り曲げる
動物が亡くなると、死後硬直が始まります。死後硬直は体が小さいほどはやく始まりますので、犬やねこの場合は、死後硬直が始まる前に手足をそっと折り曲げてあげましょう。

死後硬直が起きる時間の目安

ハムスター、フェレット 心肺停止直後から30分ほど
ねこ、小型犬 死後1時間ほど
中型犬、大型犬 死後1.5~2時間ほど

遺体の供養方法

亡くなったペットを自宅で安置できる目安の期間は、冬場だと3日ほど、夏場だとせいぜい2日ほどです。気温が高くなると腐敗が進んでしまうので、冷房を効かせて、しっかり保冷しなければいけません。

いつまでもそのままそばに置きたいというお気持ちもあるかと思いますが、腐敗が進んでしまう前に、適切に供養をしてあげましょう。ここでは、遺体の供養方法をご紹介します。

自宅での埋葬

自宅での埋葬

ペットが死んだら、慣れ親しんだ家のそばに埋葬したいとお考えになるかたも多いかもしれません。その場合、自分の私有地であれば、ペットを埋葬することは可能です。ただし、公共の土地や他人の私有地に埋めることはできません。

ペットを公共の土地や他人の私有地に埋めると、廃棄物の処理及び清掃に関する法律5条の規定に反し、「公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物または廃物を棄てた者」として軽犯罪法違反(同法1条27号)により処罰されます。また、森林や川沿いなどに埋めた場合も不法投棄となり、廃棄物処理法によって罰せられます。公園や山のなかに埋めることは避けましょう。

小さいペットであれば、比較的簡単に庭に穴を掘って埋めることができますが、犬やねこなどの大きさになると、かなり深い穴を掘って埋めなければなりません。十分な深さがないと、カラスなどに掘りおこされたり、腐敗臭などが漏れてしまったりするおそれがあります。

また、遺体をそのまま埋めると完全に土にかえるまでに何十年という歳月がかかります。大きなペットの場合は、火葬してから庭に埋葬してあげることがおすすめです。

行政に依頼

ペットの遺体の供養を行政に依頼する方法もあります。多くの自治体では、ペットの火葬のみをおこなってもらえるようです。ただし、ペットは人間と違い、法的には一般廃棄物として処理されます。

自治体での火葬は、ほかに依頼があったペットと合同火葬になるケースが多いようです。そのため、葬儀や納骨がなく、返骨もされないことがほとんどです。なかにはゴミと一緒に焼却する自治体もあります。

まれに、仙台市のようにペット斎場(葬式場)を設けていて、返骨までしてくれる自治体もあります。自治体での火葬は費用も1,000円~10,000円ほどと業者に依頼するよりも安く設定されています。費用を抑えたいかたは最寄りの自治体のペット火葬について調べてみるとよいでしょう。

ペット専門の業者に依頼

ペットの葬儀や供養をしっかりおこないたいかたはペット専門の業者に依頼することがおすすめです。ペット専門の業者では、遺体の供養方法を選ぶことができるため、自分に合ったお別れの方法でペットを見送ることができます。

ペット業者での供養方法

火葬の方法
・合同火葬

ほかの家の動物たちと合同で火葬します。返骨はできません。

・個別火葬
ペットを個別で火葬します。そのため、返骨が可能です。

自宅から火葬、返骨までの方法

・一任火葬
家まで迎えに来てもらい、火葬や収骨を業者にお任せする方法です。

・立会火葬
ペットの遺体を火葬場までご自身で連れていく、もしくは業者に迎えに来てもらって、火葬に立ち会って収骨までする方法です。

・訪問火葬車
火葬ができる機能付きの車でご自宅まで訪問し、その場で火葬から納骨までおこなう方法です。この場合は、立ち会うか業者に一任するかを選択できます。

返骨・納骨について

・返骨
個別火葬した場合は、ペットのお骨を手元に返してもらえます。

・納骨
依頼すれば、ペット専門の納骨堂や合同墓地などにお骨を安置してもらえます。

ペット専門の業者に依頼するメリットは、大切なペットとのお別れの方法を自分で選べること、お骨を返してもらうか選べることでしょう。デメリットとしては、自治体に依頼するよりも費用が高いことになります。

費用の目安
・自治体に依頼する場合:1,000円~10,000円程度

・業者に依頼する場合

小動物 (ハムスターやモルモットなど) 1~2万円程度
2~10キログラムほどの動物 (ウサギやネコ、室内犬など) 15,000円~25,000円
それ以上の大きさ 50,000円を超える金額になる場合も

業者に依頼して供養する場合は、選択するプランとペットの大きさで費用が変わりますので、事前に見積りをとって確認してください。

ペットの法律上の扱い

そもそも、ペットは法律上どのような扱いになるのでしょうか。また、ペットが死んだら手続きは必要なのでしょうか。少し詳しくみていきましょう。

ペットの法律上の地位

ペットの法律上の地位

ペットは民法上「物」として扱われます。ペットの火葬を自治体に依頼する場合も、「物」として扱われるため、先ほども申し上げたとおり、一般廃棄物として処理されることになります。ただし、ペットにはほかの物と違い、「動物の愛護及び管理に関する法律」という虐待などを罰する法律が定められています。これは野生動物は適用除外となっており、ペットの権利を守る法律となっています。

死亡後の手続きは必要か?

ペットが死んだら、犬に関しては死亡届が必要です。死亡届をおこなわないと、毎年1回義務付けられている狂犬病の予防接種のはがきが継続して届くことになります。犬の死亡届は亡くなってから30日以内に出しましょう。

死亡届は直接最寄りの保健所に提出するか、自治体のホームページなどを確認して手続きをおこなってください。犬以外で死亡届が必要なのは、ライオン・ワニ・トラなど特定動物(人に危害を加える恐れのある危険な動物)に指定されている動物になります。ねこなどの死亡届は不要です。

ペットロスを癒すために

ペットを家族の一員として可愛がるほどに、亡くなったときの悲しみは深く、喪失感から立ち直れないかたも多いようです。そのつらい状況から抜け出せない日々が続くと、うつ病などの精神疾患や食欲不振、体調不良など飼い主の精神や体にまで影響を及ぼします。

ペットロスを少しでも癒すために、できることを考えましょう。ここでは、少しでもはやく悲しみから抜け出すための方法をご紹介します。

葬儀をおこなう

葬儀をおこなう

ペットの葬儀は、可愛がっていたペットに最後にしてあげられる儀式です。思い出を振り返り、最後に思いきり悲しんで供養する場を作ることで、飼い主の心のケアにもつながります。

最近はペットに家族同様の葬儀を求めるかたも多く、葬儀の方法も多様です。ただし、豪華な葬儀をおこなえば、その分費用もかさみます。費用をかけなくても、自宅で悲しみを共有できる人たちと葬儀をすることも可能です。また、ペット専門業者に依頼すれば、合同火葬でも読経をおこなってもらえたり、簡単な祭壇やお花を用意してもらったりすることもできます。

最後にペットのためのお別れの儀式をしっかりおこなえば、気持ちの整理がつくかもしれません。悔いのない葬儀をおこなって、ペットとの最期の思い出を作りましょう。

有休を取る

残念ながら、ペットのために忌引きが取れる企業は非常に少ないのが現状です。そのため、ペットの火葬や葬儀に立ち会ってしっかりおこないたいというかたは有休休暇を取得することになります。

会社の人のなかにはペットに理解がなく、ペットが死んだくらいで……と思う人もいるかもしれません。しかし、有給休暇は理由に関係なく取得する権利がありますので、気にせず取得しましょう。

無理して仕事をおこなうよりも、有給休暇を取ってペットの最後としっかり向き合うことが大切です。めいっぱい悲しんで気持ちを落ち着けてから仕事に復帰しましょう。

ペットの寿命と死因

ペットが死んだ原因を知ることも、ペットロスに陥らないために必要なことになります。原因を知ることは、死を理解して受け入れることにもつながります。

犬の平均寿命
約14歳

犬の主な死因
ガン
交通事故
心臓病
腎不全

ねこの平均寿命
約15歳

ねこの主な死因
ガン
交通事故
腎不全
感染病

平均寿命近くまで生きて亡くなったペットに対しては、よく頑張ったとほめてあげましょう。また、人間同様に病気で亡くなるペットも多いのが現状です。病気や交通事故は、予防はできても避けて通れるものではありません。飼い主の責任ではないので必要以上に思い悩むことはやめましょう。

ペットが亡くなった悲しみを共有する

ペットに関しては認識がさまざまで、ペットが亡くなっても悲しみを理解してもらえないこともあります。そういった周囲の対応でペットを亡くした飼い主の心がさらに苦しくなってしまうこともあります。

ペットが亡くなったときは、ペットが亡くなった悲しみを共有できる人たちと、思いきり悲しんであげることが大切です。ペットが亡くなった人の心を癒す詩などもありますので、そういったものを読んでみると共感できる部分があって、心の癒しになるかもしれません。

ペットが死んだら、まずは弊社にご連絡ください

ペットが死んだら、しっかりと供養してあげることが大切です。最後のお別れをちゃんとできたら、飼い主本人の気持ちも整理できて、ペットロスに陥ることもないでしょう。

そのため、ペットの最期を依頼する業者も安心して任せられる業者を選ばなければなりません。弊社では、飼い主様のご意向に沿った最期のお別れができる業者をご紹介いたします。

「どの業者に頼めばいいかわからない」というかたは、一度弊社にご連絡ください。お住まいの地域で供養ができる業者を迅速にお探しします。

365日24時間電話での受付をしております。また、無料でお見積りも可能です。後悔のない供養をするためにも、ぜひ弊社へお気軽にお電話ください。

プランター葬・火葬│ハムスターなど小さいペットにおすすめの方法

プランター葬

愛するペットが亡くなってしまったとき、供養の方法としてプランター葬を検討している方はその注意点を確認しておきましょう。プランター葬はペットを身近に感じられて自分で埋葬することができますが、正しい方法でおこなわないとペットの身体が土に還らなかったり異臭が発生したりするおそれがあるのです。

あとになって後悔しないためにも、プランター葬の方法や注意点を知ってから供養方法を決めることをおすすめします。このコラムではプランター葬のほかに、火葬についても解説していきますので、供養方法を選ぶ参考にしてみてください。

プランター葬は小動物供養の1つの方法・特徴や注意点を知っておこう

一般的に植物を育てるための容器として使用されるプランターは、ハムスターやインコなどの小動物の供養にも利用されています。最初に、愛するペットをいつまでも身近に感じられるプランター葬の特徴や注意点について解説していきます。

プランター葬の特徴

プランター葬の特徴

プランター葬は、ペットの身体の大きさに合ったプランターに土を入れて埋葬する方法で、小動物をご自宅で供養することができます。ご自宅の庭に亡くなったペットを埋葬するスペースがない場合やマンションにお住まいの場合でも、愛するペットをいつまでも近くに感じられる供養方法なのです。

必要な道具を揃えるだけで、あまり費用をかけずに埋葬することができます。また、小動物なら小さなプランターで埋葬できるため、引越しをしても無理なく移動させられるというメリットもあります。プランター内のペットは土に還るため、そこにお花を植えることもできるのです。

ペットが土に還るまでの期間

亡くなったペットを土に埋葬すると、時間をかけて土に還っていきます。小動物が土に還るまでの期間はペットの種類によって異なりますが、10年ほどが目安です。

ただし、埋葬の仕方によってはさらに時間がかかることがあります。プランター葬を選択するなら、正しい方法を理解しておく必要があるのです。

虫や腐敗臭の発生など……プランター葬の注意点

プランター葬は火葬と違ってペットの身体を自然に土に還していくため、埋葬したあとも環境には注意しなくてはなりません。風通しが悪く湿度の高い場所にプランターを置いたままにすると、虫が発生するおそれがあるのです。

また、虫だけでなく腐敗臭も出てしまう場合があります。愛するペットを身近に埋葬しても、このような状態になってしまっては供養とはいえないでしょう。虫や臭いを防止するためには、日当たりや風通しのよい場所を選ぶなどプランターを置く環境が重要なのです。

供養方法でお悩みの方は……

自宅を留守にすることが多いなど、プランターの管理ができるか不安という方は、ほかの供養方法を検討してみてはいかがでしょうか。「ゆっくり土に還すより、火葬してあげたほうがよいかも……」とお考えでしたら、一度弊社にご相談ください。

弊社では、ご要望に合ったペット火葬をおこなう業者をご紹介いたします。火葬方法は複数あるため、納得いく内容をお選びいただけます。ペット火葬について気になることがあれば、いつでもご相談ください。

プランターを使った埋葬方法|虫や腐敗臭を防ぐためのコツ

プランター葬をするときには、ペットを埋葬するプランターの大きさや方法が重要となります。正しい方法で埋葬をおこなわないと、ペットの身体がうまく土に還らなくなったり腐敗臭が出たりするおそれがあるのです。

ペットの安置方法

ペットの安置方法

ペットが亡くなってしまったあと、プランター葬をするまでのあいだは腐敗を防ぐために身体を冷やした状態で安置してあげましょう。無理なくペットが入る大きさの容器を用意して、なかに保冷剤などを入れておくことをおすすめします。

保冷剤が溶けてまわりの水滴がペットの身体についてしまうと腐敗する原因になるため、安置している間はこまめに状態を確認しておきましょう。

プランターや土の選びかた

プランターの素材は、通気性があって丈夫な陶器を選ぶことをおすすめします。プランターの素材は陶器製のほかに、プラスチック製のものも販売されています。しかしプラスチック製は通気性が悪く、雨風などによって劣化しやすいためあまりおすすめはしません。

また、プランター葬をおこなうには、ペットを十分に覆うことができる量の土を入れる必要があるため大きさも重要となります。

そのため小さなプランターや鉢植えでは、 ペットの身体に対して十分な土の量を入れることができずに、うまく土に還すことができなくなるおそれがあるのです。ペットの大きさと土の量を考慮してプランターを選んでください。

先述したように、のちに花を植えるなら毎年花を咲かせる一年草がおすすめです。一年草の花の種類にはマリーゴールドやひまわりなどがあります。花が咲き続ける多年草を選んでしまうと、土のなかに根が張ってしまうのです。根がペットの身体を圧迫するなどの心配があるため、多年草は避けたほうがよいでしょう。

亡くなったペットの埋めかた

まず、プランターと受け皿、土を用意します。腐葉土ならペットを土に還す期間を早めてくれるため、ほかの土に混ぜて利用してもよいでしょう。プランターの底を確認して、穴がある場合はネットを敷いてください。穴から虫が入ってきたり、土がこぼれてしまったりするのを防ぎます。

プランターに10cm程度の土を入れてから亡くなったペットを置いてあげてください。その上にさらに土をかぶせていきます。プランターに敷き詰める土の量は、ペットの大きさに対して、3倍以上の高さになるようにかぶせて埋葬するのがポイントです。

また、プランターの底に置いた受け皿に水がたまったら捨てるようにしてください。水がたまった状態が続いてしまうと、先述したように湿度によって虫がわいたり臭いが出たりするおそれがあるのです。

プランター葬の不安を解決する方法

プランター葬でペットの身体を土に還すためには、虫や臭いなどのリスクがあります。このような不安を解消するために、火葬してから遺骨をプランターに埋葬するという方法もあるのです。

愛するペットを身近に感じられるようにプランターで供養したいけれど、虫や臭いが出てしまったらかわいそうで迷っているという方は、火葬してあげるほうが安心かもしれません。

弊社では、ペット火葬をおこなう業者をご紹介しております。予算や火葬方法などのご要望に合った業者をお探しいたしますので、お気軽にお電話ください。

小動物でもペット火葬は可能・火葬方法の種類や費用について

ここまでご紹介してきたように、プランター葬は埋葬する場所がなくても身近にペットを感じられて供養できます。しかし土に還るまでには時間がかかり、そのあいだには虫や臭いなどのリスクもあるため、火葬という供養方法を選ぶこともできます。

ペット火葬はイヌやネコだけでなく、ハムスターなどの小動物でも可能です。ここからは、火葬を検討される方に向けてペット火葬の種類や費用についてご紹介していきます。

ペット火葬の種類

ペット火葬の種類

ペット火葬の方法はおもに3種類あります。火葬の種類によってペットの遺骨が返ってこない場合もあるため内容を確認しておきましょう。

・個別立会火葬
ひとと同じように火葬に立ち会うことができます。火葬が終わったらお骨拾いをして、遺骨はご家族に返骨されます。

・個別一任火葬
火葬やお骨拾いに立ち会うことはなく、火葬業者にペットを預けて火葬を任せる方法です。火葬が終わったら遺骨が返骨されます。

・合同火葬
ほかの動物たちと一緒に火葬をおこないます。立ち会いやお骨拾いはすべて火葬業者に任せて、ペットの遺骨は合同でひとつのお墓に埋葬されるため、返骨はされません。

ペット火葬の費用相場

小動物の火葬を業者に依頼した場合にかかる費用は、火葬の方法ごとに異なります。ここでは小動物の火葬を依頼した場合の費用相場についてご紹介します。

  • ・個別立会火葬 約1万5千円~1万9千円
  • ・個別一任火葬 約1万1千円~1万7千円
  • ・合同火葬   約7千円~1万2千円

火葬にかかる費用はペットの体重によっても変わるため、ウサギなど身体が大きい場合には費用が高くなるようです。

ペット火葬をお考えの方は……

プランター葬で時間をかけて、愛するペットを土に還すことを不安に感じている方や、火葬をしてからプランターに埋葬してあげたいという方もいらっしゃるでしょう。ペット火葬をお考えの方は、弊社にご相談ください。

弊社では、全国にある多数のペット火葬業者と提携しています。ハムスターやフェレットなど、小動物の火葬をおこなう業者をご紹介いたします。費用が気になるという方も、お見積りをご確認いただいたあとは追加料金がかかることはありませんので、ご安心ください。お電話相談は24時間受け付けております。

犬のお悔やみの贈り物・言葉は、飼い主さんの心境に寄り添ったものを

犬のお悔やみ

お知り合いやご友人の愛犬が亡くなった知らせを聞いて、どのような贈り物をしようか、なんと言葉をかけようかと、迷ってしまう人も多いでしょう。しかし、犬のお悔やみの贈り物や言葉に正解はありません。それは、愛犬が亡くなった状況によっても、飼い主さんの心境が違ってくるからです。

今回はどんな贈り物があるかや、お悔やみの言葉の例などをご紹介していきます。この記事を参考に、飼い主さんの状況や心境に合わせた、贈り物とお悔やみの言葉を選んでみてください。

犬のお悔やみの贈り物…おすすめは花

ここでは犬のお悔やみの贈り物について、どんなものがあるかご紹介していきます。ペットの死に悲しんでいる飼い主さんを、励ませるような贈り物ができるといといいですよね。

花

どのような贈り物がよいか迷う人は、お花がよいのではないでしょうか。お花なら祭壇や仏壇などにお供えすることができるので、喜ばれる人が多いでしょう。

人間には仏花のように、花の種類や色などにも決まりがありますが、ペットの場合はとくに決まりはありません。そのため、自由に選ぶことができるので、飼い主さんの好みに合わせて、アレンジメントしてもらうとよいでしょう。

メモリアルグッズ

近年は写真入りのさまざまなグッズを作ることができます。写真を用意できるようであれば、グッズを作って贈るのもよいでしょう。メモリアルグッズには次のようなものがあります。

  • クッション
  • ブランケット
  • マグカップ
  • キーホルダー
  • 写真アルバム

ろうそく

祭壇や仏壇で使うためのろくそくには、ペット用のものも販売されています。また、仏具用でなくても、犬の形をしたろうそくなどもあります。お供え物に使えるようなろうそくを贈ってみてはどうでしょうか。

愛犬を亡くした方へかける言葉

犬のお悔やみの贈り物を持っていくときや、送るときに、お悔やみの言葉を伝えたり、メッセージを添えたりするでしょう。しかし、老衰・病気・事故など、亡くなった状況によっても飼い主さんの心境が違ってくるはずです。その飼い主さんの心境に合わせた言葉をかけるように心がけましょう。

老衰で亡くなった場合

老衰で亡くなった場合

老衰で亡くなったのであれば、飼い主さんは長い年月をともに過ごしてきたはずです。一緒に過ごした時間が長いほど、悲しみも大きいでしょう。このような場合は、次のような言葉をかけてみてはどうでしょうか。

「(犬の名前)ちゃんがいなくなるとさみしいね。でも、病気も怪我もなく、最後まで(飼い主)さんと一緒にいられて、きっと幸せだったよ」

最期を看取った飼い主さんを労いつつ、明るく励ますような言葉をかけるとよいでしょう。

病気で亡くなった場合

飼い主さんはペットが病気になってから、ずっと看病に追われていたことでしょう。そんな飼い主さんを労ってあげてください。

「大変だったね。でも(飼い主)さんが最後までがんばって看てくれていて、(犬の名前)ちゃんは幸せだね」

事故などで突然亡くなった場合

突然亡くなった場合は、心の準備ができていないため、ショックが大きいことでしょう。突然のことに、死を受け入れられない人もいるかもしれません。

そんなつらい状況の中で飼い主さんは報告をしてくれたはずです。このような場合は、お悔やみの言葉とあわせて、飼い主さんを励ます言葉も伝えるとよいでしょう。

「突然の知らせに驚きました。感謝の気持ちで、お見送りしてあげてください。(犬の名前)ちゃんのご冥福をお祈りしています」

ペットの葬儀に呼ばれたら

犬のお悔やみの贈り物をしようという人の中には、葬儀に呼ばれているという人もいるかもしれません。しかし、ペットの葬儀に呼ばれるのは初めてということも多いでしょう。ここでは、ペット葬儀のマナーについてご紹介していきます。

服装

服装

ペット葬儀の服装についての決まりはありません。急な知らせで出席する人は、普段着ということも多いようです。

もし、服装の準備する時間があるのであれば、黒を基調とした服装にするとよいでしょう。人間の葬儀同様、喪服でも、もちろん大丈夫です。

なるべく派手にならない服装で、アクセサリーなども控えましょう。露出も控え、落ち着いた服装で参加してください。

香典

人間の葬儀に出席するときは香典を持っていきますが、ペット葬儀の場合は必要ではありません。もし今後の関係を考えて、香典を渡したいという場合は、3,000~5,000円程つつむとよいでしょう。

また、現金である必要はありません。ギフトカードや商品券でも大丈夫ですし、先にご紹介したような贈り物をこのときに渡すのもよいでしょう。

今回はお知り合いやご友人のペットが亡くなったときのお話ですが、もしご自身でもペットを飼われている場合は、他人事ではありません。いつかあなたもペットとお別れする日がくるのですから、今から理想のお別れの仕方を考えておくのもよいでしょう。

まとめ

犬のお悔やみの贈り物には、花・メモリアルグッズ・ろうそくなどがあります。飼い主さんが喜んでくれる贈り物はなにかを考えて選びましょう。また、贈り物を持っていくときや、送るときにかける言葉にも気をつけましょう。

お悔みの贈り物や言葉に、正解はありません。それは愛犬を亡くした状況によって、飼い主さんの気持ちも変わってくるからです。老衰・病気・事故など、状況はさまざまです。それらにあわせて、励ましの言葉や、労いの言葉などをかけてあげるとよいでしょう。

もし、ペット葬儀に呼ばれたのであれば、喪服または黒などの落ち着いた色の服装で出席しましょう。基本的に香典は必要ありませんが、包むのであれば3,000~5,000円程が目安です。また、現金の代わりに、このときに贈り物を渡すのもよいでしょう。

ペット葬儀の業者選びは慎重に!火葬方法や納骨場所の霊園なども解説

ペット葬儀の業者選び

ペット葬儀をおこなうことに決めたら、まずは葬儀の内容を決めましょう。なぜなら、業者によっては対応できない内容があることも考えられるからです。そのため、まずはどのようにして大切なペットと最後のお別れをするのか、しっかりとイメージすることが重要になります。イメージが固まったら、それを実現できる業者を探していきましょう。

多くの場合、実現できる業者は複数見つかるはずです。そのため、それらの業者のなかから、『口コミのよさ』『費用の安さ』『対応が丁寧』『公式サイトの情報が充実している』などの要素で、納得のいくところに絞る必要があります。特定の業者を選ぶことができたら、亡くなったペットに対する思いを伝え、最後のお別れを形にしてもらいましょう。

この記事では、ペット葬儀の内容から、葬儀業者を選ぶ際の大切なポイントなどをご紹介いたします。最後のお別れを納得のいくものにするため、ぜひお役立てください。

亡くなった犬や猫の火葬方法・遺骨はどうする?

ペット葬儀をおこなうときは、まずどういった葬儀にするのかイメージを固める必要があります。そうしないで業者を選んでしまうと、後々、イメージどおりの葬儀を実現することができない業者だったというトラブルが起きるおそれがあるからです。ここでは、ペット葬儀の基本的な内容をご紹介いたします。イメージを固めるご参考にしてください。

【火葬場所】斎場・火葬車

【火葬場所】斎場・火葬車

ペット葬儀を業者に依頼した場合、基本的には火葬になります。そして、火葬は『斎場』でおこなう場合と、『火葬車』でおこなう場合の2パターンが主です。以下で、それぞれについて詳しく解説いたします。

・斎場での火葬
ペットのための火葬が可能な斎場は、全国各地にあります。常設されている火葬炉は性能が高いものが多く、人と違って遺骨の残りにくいペットの場合でも、きれいに遺骨を残せる場合が多いです。また、建物内で火葬をとりおこなうため、雨などの悪天候でも問題なく立ち会うことができます。ただし、費用は少し高めになる場合が多いです。

・火葬車での火葬
炉を積んだ専用の車が自宅まで来て、自宅付近などで火葬をおこなう方法になります。生前ペットが大好きだった場所での火葬も可能です。火葬に立ち会いたい方のなかに、足が不自由な方や小さなお子さんがいる場合は、移動する必要もないためよいでしょう。斎場で火葬に立ち会う場合よりも、費用が安く済む場合が多いです。

ただし、自宅付近で火葬することになるため、煙がでないように工夫されているとはいえ、近隣住民から苦情がでるおそれがあります。また、大型のペットだと炉に収まりきらないこともあるので、個別に相談が必要となります。

【火葬方法】個別火葬・合同火葬

ペット葬儀の火葬方法には、大きく分けて『個別火葬』と『合同火葬』の2パターンがあります。以下がそれぞれについての詳しい解説です。

・個別火葬
『立ち合い個別火葬』と『一任個別火葬』があります。

立ち合い個別火葬とは、読んで字のごとく、家族や関係者が火葬に立ち会う方法です。火葬のあとのお骨上げも自分たちでおこなうことができます。骨壺に自分たちで入れた遺骨は持って帰ることが可能です。そのあと、納骨するかどうかも自分たちで決められます。

一任個別火葬とは、火葬から納骨まで、葬儀業者に任せてしまう方法です。火葬に立ち会うこともできませんし、自分たちでお骨上げすることもできません。返骨の有無は業者によって多少対応が異なることもあるので、事前に確認しておきましょう。

・合同火葬
自宅まで迎えにきた葬儀業者にご遺体を引き渡し、火葬から納骨まですべてを任せる方法が合同火葬です。飼い主がご遺体を霊園まで連れていく場合もあります。一任個別火葬との違いは、その日に葬儀をおこなうペットと一緒に火葬されることです。

また、納骨も個々におこなわれるのではなく、ほかのペットと一緒におこなわれます。個別火葬と比べたら、少しだけ費用を抑えられるのが特徴です。

【遺骨を納める場所】ペット霊園・自宅

動物の遺骨を納める場所、つまり納骨する場所は『ペット霊園』または『自宅』になります。ペット霊園の多くは、ペットの火葬が可能な斎場と併設されている場合が多いです。定期的に慰霊祭などがおこなわれるため、納骨すればしっかりと供養してもらうことができます。

返骨してもらった遺骨を、自宅で保管することも可能です。常に手元に置いてある状況になるため、いつでも手を合わせてあげることができます。

ちなみに、自宅で遺骨を安置するときは、『日光が直接当たらない、乾燥している場所』にしましょう。湿度の多いジメジメしている場所に置いておくと、考えたくもないことですが、大切な遺骨にカビが生えてしまうおそれがあるからです。

ご紹介したとおり、ペット葬儀にはいくつものパターンがあります。だからこそ、最後のお別れをトラブルなくおこなうためにも、どういった葬儀がよいのかイメージすることが大切です。イメージを固めてから、業者探しをおこないましょう。

ペット葬儀業者で、どこに相談すればよいのか決められないという方は、ぜひ一度弊社にご連絡ください。多数の葬儀業者が加盟している弊社であれば、ご要望を叶えるのに最適な業者をご紹介させていただくことができます。

ご相談は24時間、年中無休で受け付けております。大切な家族の一員だったペットとの最後のお別れ、ぜひ弊社にお手伝いさせてください。

ペット葬儀の業者選び|口コミや接客応対にも注目

どういった葬儀をおこなうのかイメージが固まったら、そのイメージを実現してくれる業者を探していきます。ただし、複数の業者が候補に挙がってくることになるため、ここからどうやって1社に絞ればよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

複数の業者から「ここにしよう」と選択するためには、よい業者を見極めるポイントを知っていることが大切です。ここではそのポイントをご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。

1. 口コミの評判のよさ

1.口コミの評判のよさ

口コミは、利用した人の感想です。代表的なものは、飲食店の口コミサイトではないでしょうか。その口コミサイトを閲覧し、利用者の感想を見て、自分もいってみようか決める方も多いことでしょう。

ペット葬儀業者を選ぶときにも、口コミは役立ちます。口コミでポジティブな感想がたくさん書いてある業者のほうが、よい結果をもたらしてくれるケースが多いです。一方、ネガティブな口コミが多い業者は、相応の対応しかしてもらえない場合が多いといえます。

したがって、よい葬儀業者に依頼したいときはポジティブな口コミが多く評判のよいところにしましょう。ネットで『ペット葬儀 口コミ』などで検索すれば、多くの人のさまざまな感想を見ることができるはずです。

ただし、口コミは匿名で書くことができるという点から、利用したことがない人が投稿している場合もあります。憶測で不適切なことを書いていたり、悪意のある嘘を投稿していたりする人もいることが、残念ながら現状です。そのため、どの感想も絶対に正しいものと考えるのではなく、あくまで参考程度に考えたほうがよいでしょう。

2. ホームページの充実度

昨今、多くのペット葬儀業者はインターネット上に自分たちの公式サイトを持っています。そのため、気になる業者が見つかったときは、業者名で検索をかけてみましょう。公式ホームページを見つけることができたら、どういったことが書いてあるのか、確認することをおすすめします。

  • ・電話は何時から何時までつながるのか
  • ・依頼したときの流れの例はあるのか
  • ・利用者の感想がまとめられているページはあるか
  • ・相談や見積りに費用が発生するのか

こういった依頼に深く関わる情報が、見やすく、詳細に記されているホームページであれば、信頼できる業者といえるでしょう。一方、情報があまり記されていないホームページの業者は信ぴょう性に欠けるため、できるだけ避けたほうがよいです。

3. 対応のよさ

気になる葬儀業者の公式ホームページを閲覧して、「信頼できるかな?」と思ったら、今後は電話で相談してみることをおすすめします。電話番号はホームページ上に記載されているはずです。

電話では、業者の受け答えが良心的かどうか判断することができます。おそらく多くの人のなかには、自分にとって信頼の置ける人の基準というものがあるはずです。口調や言葉遣いといった情報から、信頼できるかどうかの基準を満たしていない場合は、そこに依頼することはやめておきましょう。

4. 見積りをとってみる

火葬方法によってどれほどの費用が発生するかは、ユーザーのことを意識したホームページであれば記載されているはずです。しかし、記されている数字はあくまで目安でしかありません。火葬する動物の種類はなにか、体長や体重はどれくらいかなど、ご遺体を見てもらわなければ正確な費用はわからないものです。そのため、見積りが大切になります。

弊社では無料で見積りをご提示できます。公式ホームページには、ご利用してくださったお客様のお言葉や、問い合わせのあったご質問などが記載されております。また、火葬方法別の料金プランについても明瞭です。

まだ見たことがないという方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。そして、少しでも任せてみようかなと思っていただけた場合は、ご連絡くだされば誠心誠意ご対応いたします。お電話によるご相談は、24時間いつでも可能です。

【業者依頼時の流れ】メモリアルグッズで供養する方法も

優良な葬儀業者の選び方がわかったら、複数の業者から1社に絞って依頼しましょう。依頼したあとは、自宅にやってくる葬儀業者の話を聞きながら、最後のお別れを進めていくことになります。ここでは、業者を探しているときにやっておくべきことから、業者への依頼の方法などをご紹介いたします。

業者に依頼するまでにやっておくべきこと

業者に依頼するまでにやっておくべきこと

考えたくないことではありますが、大切なペットのご遺体は時間が経てば経つほど、腐敗が進んでいってしまいます。最後のお別れを少しでも生前の状態に近いきれいな姿でおこなうためにも、業者選びの前にまずは腐敗の進行を遅らせるためのケアや処置が必要です。

ご遺体がしっかりと収まる大きさの箱を用意しましょう。そして、箱のなかに保冷剤やドライアイスと一緒に、ご遺体を入れます。ご遺体を冷やすことによって、腐敗の進行を遅らせることが可能です。

また、葬儀をおこなったあとの遺骨の供養方法についても決めておくと、業者に依頼した際にスムーズに進めることができます。

近年はペットの遺骨を骨壷に納めて自宅で供養するほかに、ペンダントやキーホルダー、指輪などに納めてメモリアルグッズとして身近でしのぶ方法もあります。ペットを身近に感じていたい・側に置いておきたいといった方は検討してみてはいかがでしょうか。

業者へ依頼~お葬式終了までにやるべきこと

葬儀業者への依頼は、公式ホームページなどに記載されている電話番号に連絡して、依頼するだけです。大抵の葬儀業者は、依頼を受けたらまず見積りの作成をおこないます。都合のよい日程を聞かれるはずなので、自宅で応対することができる日を伝えましょう。

見積り当日に、葬儀業者が自宅へやってきます。そこで、どういった葬儀にするのか、費用はどれくらいかかるのかといった話になります。最後のお別れをトラブルなく終えるためにも、少しでも気になることができたら納得がいくまで質問しましょう。

この業者に任せようと納得できた場合は、そのまま依頼してください。しかし、少しでも不安に感じたのであれば、話はそこで止めましょう。別の業者にも依頼して、比較検討したほうがよいです。

見積りにきた葬儀業者にそのまま依頼する場合、葬儀をおこなう日を決めます。そして、葬儀当日になったら、葬儀業者が自宅までやってきます。あとは業者の説明を聞きながら、最後のお別れを進めていきましょう。

ペット葬儀について、「お別れをしたいけれど、どうしたらよいのかわからない……」という方は、弊社にお話をお聞かせください。どういう思いでいらっしゃるのかお聞かせくだされば、その思いが形になるように、弊社が誠心誠意サポートさせていただきます。

多数の葬儀業者が加盟しているからこそ、弊社であれば臨機応変な対応が可能です。ご相談は年中無休で受け付けております。お電話お待ちしております。

【ペット供養は自宅?霊園?】それぞれの特徴と注意点|火葬の方法も

【ペット供養は自宅?霊園?】それぞれの特徴と注意点|火葬の方法も

ペットが亡くなってしまったときには、どうすればよいのかわからないという人も多いでしょう。ペットのご遺体は、火葬をしてそのご遺骨を埋葬したり、自宅に安置したりといった方法で供養するのが一般的です。

人間の場合と違って、ペット供養については法律や宗教などで決まった方法があるわけではありません。そのため、飼い主自身が悔いの残らない方法で供養してあげるのが一番です。しかし、ペットの供養といっても方法がよくわからないということも多いでしょう。漠然と「どこかに埋めてあげればいいのかな?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、動物の遺体を処理する際には、周囲に十分配慮をする必要があります。ペットのご遺体をそのまま土に埋めると動物に掘り返されたり、近隣とのトラブルになったりといった問題があるためです。このコラムでは、ペットが亡くなってしまってから、供養までの流れを解説しますので、参考にしてみてください。

ペットの場合でも人間と同様に、まずは火葬が必要です。近年は、ペットの火葬をしてくれる業者がたくさんあります。火葬後の供養方法について相談できるところもありますので、まずは業者に相談してみるのがよいでしょう。弊社ではペット火葬の業者を無料でご紹介しています。ペット供養でお困りの際には、お気軽に弊社までご相談ください。

ペット供養の方法はさまざま

供養とは、亡くなった人やペットなどの冥福を祈ることです。人間の場合は葬儀や法要など、宗教によって決められた形式がありますが、ペットには決まりがありません。そのため、どのような方法でおこなうかは基本的に飼い主の自由です。

ここでは、一般的なペット供養の種類をご紹介します。それぞれの特徴や違いを知って、自分自身にとって悔いの残らない形を選ぶのがよいでしょう。

自宅のお庭に埋葬

自宅のお庭に埋葬

人間の遺体は墓地以外の場所に埋葬することはできませんが、ペットは私有地であればお庭に埋葬することも可能です。自宅のお庭であればいつでもお供えをしたり手を合わせたりすることができます。穴を掘って埋めるだけですので、費用もあまりかかりません。埋葬した場所にペット用の墓石を建てたり、お花や樹木を植えたりといったこともできます。

お庭に埋葬するには、ご遺体をそのまま埋める方法と、火葬したご遺骨を埋める方法があります。そのまま埋める場合、野良犬やカラスなどの動物が掘り返してしまうことがあるので、最低でも1メートルほどの深い穴を掘ることが必要です。これは大変な作業になりますので、火葬をすることをおすすめします。

自宅に骨壺を安置

火葬したご遺骨を骨壺に入れ、自宅に仏壇などを設置して安置する方法もあります。お庭に埋葬する場合と同様、いつでも供養をしてあげられる方法です。ペット用の仏壇などを設置することが多いですが、決まった形式があるわけではありません。生前の写真や思い出の品などと一緒に安置して手を合わせれば、十分な供養になるでしょう。

加工して身につける

ご遺骨の一部をペンダントなどにしていつも身に着けておくというのも、大切なペットへの想いを忘れないための供養のひとつです。ご遺骨自体を加工するものや、カプセル状になったアクセサリーのなかにご遺骨を収納するものがあります。宝石などに加工するものはとくに高価になることがありますので、予算に見合ったものを選びましょう。

ペット霊園や納骨堂に埋葬・納骨

ペット専門の霊園や納骨堂、ペットの供養を受け入れているお寺などを利用することもできます。霊園は火葬したご遺骨をお墓に埋葬し、納骨堂は骨壺を棚に置いて保管してくれます。身近には感じられなくなるかもしれませんが、お参りもできますし、定期的に法要をおこなってくれるところもありますので、安心して預けることができるでしょう。

散骨

散骨は自然葬とも呼ばれ、粉々に砕いたご遺骨を海や山などにまいて自然に還す供養方法です。形として残らないので、気持ちの整理がつきやすくなるのがメリットといえるでしょう。数年自宅で供養していたご遺骨を、思い切って散骨するという人もいるようです。

火葬までにペットにしてあげること

自宅のお庭にご遺体をそのまま埋められる場合は例外ですが、それ以外の場合は火葬をする必要があります。人間の場合も同じですが、亡くなってから火葬するまでには、24時間程度ご遺体を自宅で安置しておくのが一般的です。

その間、ご遺体が腐敗しないようきれいにして安置しておく必要があります。ここでは、ペットが亡くなってしまった際のご遺体の処置方法について解説します。大切にしていたペットとお別れの時間を過ごし、最期までしっかりとお世話をしてあげることで、悔いも残りにくくなるでしょう。

【ご遺体の処置に必要なもの】
  • ベッドやダンボール箱
  • タオル
  • ガーゼや布
  • ブラシやクシ
  • 保冷剤
  • ビニール手袋

【ご遺体の処置の手順】
1.ビニール手袋を着用

ペットは亡くなると、体のなかに病原菌などが発生することがあります。ご遺体から出た体液などに触れると感染症を起こすおそれがありますので、ご遺体に触れる際には必ずビニール手袋などを着用し、作業後には手洗いやアルコール消毒をしましょう。衣服や床などにも付着しないように注意が必要です。

2.ご遺体を寝かせる
ペットが亡くなったら、ダンボール箱の底にタオルを敷いて、ご遺体を寝かせます。生前使っていたベッドなどを使ってもよいでしょう。このとき、寝ているときのように脚を軽く曲げておくと、火葬の際に棺に入りやすくなります。死後硬直がはじまってから曲げようとすると骨が折れてしまうことがありますので、早めに体勢を整えておきましょう。

3.目や口を閉じる
ペットは目や口を閉じたまま亡くなることが多いので、可能なら閉じてあげます。眼球が乾いて瞼が閉じない場合は、無理に閉じる必要はありません。痛々しくて見ていられないという場合には、顔に布などをかぶせてあげるとよいでしょう。

4.体を清める
濡らして硬く絞った布などでペットの体を拭き、ブラシなどで毛並みを整えます。亡くなってしばらくすると口や鼻、肛門などから体液が漏れ出てきますので、ガーゼなどでふき取りましょう。2時間ほどすると死後硬直がはじまり、体液はあまり出てこなくなります。詰めものなどをすると、ガスがたまって体が膨らんでしまうことがあるので注意しましょう。

5.保冷する
亡くなった時点から、ペットの体は腐敗しはじめます。火葬まではできるだけ腐敗を遅らせる必要がありますので、ご遺体を冷やしておくようにしましょう。頭やお腹は水分量が多く腐敗しやすい箇所ですので、この部分に保冷剤をあてて冷やします。体に水滴がついていると腐敗を早めてしまいますので、保冷剤はタオルなどでくるんであてるとよいでしょう。

6.涼しい場所に安置
最後のお世話を終えたら、火葬するまでの間できるだけ涼しい場所にご遺体を安置します。もしあればお線香などを焚いて、生前好きだったオモチャやエサなどを供えてあげてもよいでしょう。ペットの冥福を祈りながら、最期の時間を過ごすのも大切なペット供養のひとつです。

ペット火葬の方法と費用

最期のお別れを済ませて気持ちの整理がついたら、火葬する準備をしていきましょう。ここでは、火葬の方法と、方法ごとの費用相場をご紹介します。

ペットの火葬は、自分ではできません。たとえ小さなペットでも、動物の遺体をしかるべき施設以外で焼却することは法律で禁止されているのです。ペットを火葬するには、自治体に引き取ってもらうか、ペット火葬の業者に依頼する方法があります。

自治体に引き取ってもらう

自治体に引き取ってもらう

地域によっては、自治体がペットのご遺体を火葬してくれる場合があります。火葬の方法は自治体によって、ご遺骨を骨壺に入れて返してくれるところもあれば、ほかのペットとまとめての合同火葬でご遺骨は返却されないなどさまざまです。なかには、可燃ゴミと同じように焼却処分されるという場合もあります。

費用は民間の業者に比べると安価であることが多いので、あまり費用をかけられないという人におすすめです。制度の有無や内容、費用は地域によって違いがあります。その地域の住民以外は利用できないこともありますので、まずは役所などに問い合わせてみましょう。

ペット火葬業者に依頼

ペットの最期を華々しく見送ってあげたいという人は、ペット火葬の業者を利用するのがおすすめです。ただご遺体を処理するのではなく、人間さながらに厳かなセレモニーをしてもらうこともできます。

霊園や納骨堂などが運営していたり、提携があったりする業者なら、火葬後そのままご遺骨を預けることも可能です。自宅で供養したい場合には火葬したご遺骨を返してもらうこともできます。仏壇や仏具などのメモリアルグッズがプランに含まれているところもあります。どのような方法で供養したいかも考慮して、業者やプランを選ぶとよいでしょう。

ペット火葬の種類

ペットの火葬には、いくつかの方法があります。どの種類を選ぶかによってその後の供養方法や費用が変わってきますので、事前に確認しておきましょう。

・合同火葬
ペット霊園などの火葬場でほかのペットと一緒に火葬し、ご遺骨もまとめて埋葬する方法です。自治体での火葬はこの方法が多く、民間業者の場合でも費用は安い傾向にあります。ただ、ほかのペットと混ざってしまいますので、ご遺骨を返してもらうことはできません。

・一任個別火葬
依頼主のペットだけを単体で火葬するのが個別火葬です。そのなかでも業者にご遺体を引き取ってもらって別の場所で火葬し、そのご遺骨を返してもらう方法を一任個別火葬といいます。ご遺骨が手元に残りますので、自宅でのペット供養を考えている人におすすめの方法です。

・立会個別火葬
依頼主が火葬場まで出向いてセレモニーをおこない、火葬後にはお骨拾いなどもおこなう方法です。セレモニーは人間のお葬式のようにお坊さんがお経を読んでくれることもあり、もっとも盛大な方法だといえるでしょう。そのため、費用も高い傾向にあります。

・出張火葬
依頼主の自宅までご遺体を引き取りにきて、火葬ができる設備を搭載した車で火葬するのが、出張火葬です。自宅で火葬をすることができるので、霊園などへいく時間がない人や、ペットが大きくて運び出せないというときに、非常に便利です。

出張火葬にも、「ご遺体を引き取って提携の霊園へ埋葬」「火葬してご遺骨だけを返す」「自宅でセレモニーやお骨拾いをおこなう」など、いくつかのプランがあります。どのような方法に対応しているのかを確認して、業者を選びましょう。

ペットの大きさと火葬費用の相場

ペット火葬の費用は、ペットの大きさによって変わります。大きなペットほど火葬に使う燃料などが多く、燃え切るのに時間がかかるため、火葬施設を占有する時間も長くなるからです。ペットの大きさごとの相場は、以下のようになっています。

体重 合同火葬 一任個別火葬 立会個別火葬 出張火葬
2㎏以下
ハムスター・モルモットなど
8,500円~12,000円程度 14,000円~17,000円程度 16,000円~19,000円程度 12,000円~15,000円程度
22kg~5㎏程度
猫・ウサギなど
17,000円~16,000円程度 20,000円~21,000円程度 22,000円~23,000円程度 18,000円~20,000円程度
25㎏~10㎏程度
ミニチュアダックスフンド・パグなど
19,000円~20,000円程度 23,000円~25,000円程度 25,000円~27,000円程度 20,000円~22,000円程度
10㎏~25㎏程度
柴犬・ボーダーコリーなど
25,000円~34,000円程度 28,000円~37,000円程度 30,000円~39,000円程度 25,000円~39,000円程度
25㎏~40㎏程度
シェパード・ドーベルマンなど
38,000円~51,000円程度 42,000円~54,000円程度 44,000円~56,000円程度 39,000円~56,000円程度

40㎏を超えるような大きなペットの場合、別途見積りが必要になることが多いでしょう。また、これらの費用はおおよその概算です。業者によって費用はさまざまですので、まずは業者に相談して見積りを出してもらうことをおすすめします。

ペット葬儀の準備と注意点

ペット葬儀に決まったルールはないとはいえ、ある程度のマナーを心得ておくのが安心です。また、はじめてのペット葬儀でどんなことを準備すればよいのかわからないということもあるでしょう。そこで、ペット葬儀の注意点をいくつかご紹介します。

棺に入れてはいけないもの

棺に入れてはいけないもの

ペットを火葬する際には、棺に生前好きだったものなどを手向けることができます。ただし、金属製のオモチャやエサの缶詰など、燃え残ってしまうものは入れられません。ゴムやプラスチック製のものも、ススが出てご遺骨が汚れてしまうので入れないほうがよいでしょう。

棺に入れるお花

人間の場合と違って、ペット火葬では手向けるお花の種類に決まりはありません。ただし、色の濃いお花はご遺骨に色が移って汚れてしまうことがあります。また、造花やスポンジが入っているアレンジメントフラワーなども、ご遺骨を汚してしまいますので避けたほうがよいでしょう。

葬儀のときの服装

服装は基本的に普段着でかまいません。ただし、お寺などでお経を読んでもらう葬儀の場合には周囲にも配慮して、礼服や黒を基調とした服装をしていくのが無難です。葬儀の会場によって適した服装は変わってきますので、業者などに確認しておくのがよいでしょう。

葬儀にかかる時間

ペットの火葬自体にかかる時間は60分~90分程度、大型動物の場合は2時間~4時間程度です。葬儀やセレモニーをおこなうなら、さらに1時間程度かかるでしょう。時間に余裕をもって日時を決めることをおすすめします。時間の都合がつかないという場合には、自宅で火葬ができる出張火葬の利用が便利です。

自宅供養は【ご遺骨の管理】霊園や納骨堂は【選び方】が重要

ペット供養にはさまざまな方法がありますが、それぞれに注意点もあります。どんな供養方法がよいのか悩んでいる人は、こちらを参考にして選んでみてください。

お庭に埋葬する場合の注意点

お庭に埋葬する場合の注意点

そのまま埋める場合でもご遺骨を埋める場合でも、埋葬できるのは自身の所有する土地に限られます。動物の遺体は法律上、一般廃棄物に分類されますので、他人の土地や公共の場所に埋葬するのは不法投棄にあたるのです。

私有地であっても、今後転居する可能性があるのであれば、お庭への埋葬は避けたほうがよいでしょう。ご遺骨が完全に土に還るのには数十年という時間がかかります。新しい入居者が建設工事などで地面を掘り返して、ご遺骨が出てきてしまうおそれもあるのです。お庭への埋葬は、当面手放す予定がない私有地に限られるといえます。

骨壺を安置する場合の注意点

室内にスペースを作って骨壺を安置しておく方法は、場所を気にしなくてもよいので便利な供養方法です。ただし室内で骨壺を保管していると、なかのご遺骨にカビが生えてしまうこともあるので注意しましょう。骨壺のフタをテープなどでしっかりと密閉し、湿気の少ない場所に安置することが大切です。骨壺に乾燥材などを入れておくのもよいでしょう。

加工して身に着ける場合の注意点

ご遺骨をアクセサリーなどにする場合、紛失や破損に十分注意する必要があります。バッグなどに入れておくと紛失することがありますので、できるだけ身に着けておくか、決まった場所に保管するようにしましょう。ネジの緩みなどを定期的にメンテナンスしてくれるサービスを利用するのもおすすめです。

また、ご遺骨の最終的な行方を決めておくことも重要です。気持ちの整理がついたときに処分するのか、もしも持ち主が亡くなったらどうするのかといったことを、あらかじめ決めておきましょう。

霊園や納骨堂での供養の注意点

霊園はご遺骨を屋外のお墓に埋葬するので、好きなときにお参りをすることができます。ただし、雨の日などにはお参りがしにくく、定期的に草取りなどの掃除も必要です。

納骨堂はご遺骨を室内に保管していますので、お参りの時間が限られます。一方、室内なのでお参りがしやすく、納骨堂の職員が掃除などもしてくれますので、管理も楽になるでしょう。

お寺などでは、法要をしてペットの供養をしてもらえるところもあります。法要は初七日や四十九日などの忌日におこなうのが一般的ですので、日程を確認しておきましょう。定期的にお参りができるように、通いやすい場所を選ぶことも大切です。

霊園や納骨堂にご遺骨を預ける場合、火葬とは別に埋葬や納骨の費用が発生します。年ごとに更新料を支払う場合と、最初にまとめて支払って永代供養してもらう方法があり、永代供養には数十万円がかかることもあるようです。

散骨する場合の注意点

ご遺体やご遺骨を公共の場所などに埋めるのは、不法投棄にあたり、禁止されている行為です。ただし、粉末状にしたご遺骨を葬送の目的で海や山にまく場合には、不法投棄にはあたらないとされています。

ただ、当然ながら他人の土地で許可なくおこなうことは禁じられています。また、近隣住民の感情や環境にも十分に配慮した場所でおこなわなければなりません。

散骨をする際には、ご遺骨を骨とわからないくらいに細かく粉砕する必要があります。場所は、海の場合は漁業がおこなわれている海域や人が集まる海水浴場など、山の場合は水道や農業用水に使われる川の付近などは避けましょう。散骨を代行してくれる業者などもありますので、判断に迷うようなら利用するのもひとつの方法です。

ペット火葬ならお任せください

ペット供養には、自宅供養やペット霊園、納骨堂などいくつかの方法がありますが、いずれにしてもまずは火葬が必要です。ペット火葬は自治体でしてもらう方法と、民間のペット火葬業者を利用する方法があります。大切なペットを手厚く弔ってあげたいと思うなら、ペット火葬業者を利用するのがおすすめです。

弊社では、ペットの出張火葬をおこなっています。移動火葬車でご自宅まで出向き、その場で火葬をおこなうことが可能です。火葬車を停めるスペースがない場合には、火葬は別の場所でおこなってご遺骨を返却するプランや、ペットを引き取って合同火葬して提携の霊園へ合同埋葬するプランもあります。

全国に加盟業者がありますので、どこからでも依頼が可能です。ご依頼いただいたら、加盟業者のスタッフがご自宅に出向き、ペットの体重などから見積りをご提示します。最初の見積り以外に費用が発生することはありませんし、見積りをみてキャンセルしてもキャンセル料などはありません。

弊社では24時間電話でご相談を受けつけていますので、夜中にペットが亡くなってしまったといった場合でも、いつでもお電話ください。依頼までは考えていなくても、ペット供養について相談したいといった内容でも大歓迎です。大切なペットが突然亡くなってしまって混乱しているお客様のために、弊社のスタッフがていねいにサポートします。

猫が死んだらペット葬儀で弔おう……飼い主の死後の悲しみを癒すには

猫 ペット葬儀

大切な愛猫が死んだら、まずは何をしてあげるべきなのでしょうか。飼い主様のお気持ちを考えると、悲しみでなかなか冷静になれないという方も多いかもしれません。しかし、最後は満足のいく形で送り出してあげたいという方がほとんどでしょう。

家族として可愛がってきた愛猫をきちんと送り出してあげるためにも、葬儀をおこなうことをおすすめします。きっと葬儀をおこなえば、愛猫も飼い主様やご家族の方もよりよいお別れの時間を過ごすことができるはずです。

そこでこの記事では、愛猫が死んだらすべきことについて紹介します。この記事を読んで、遺体の安置をおこない葬儀の方法を決めることから始めましょう。

自分と猫にとって一番の方法で葬儀をしよう

今まで一緒に暮らしてきた愛猫が死んだら、自分や家族、愛猫にとって1番よい方法を選んで葬儀してあげるのが大切です。その前には、感謝の意味も込めて飼い主様の手で愛猫の体をきれいにしてあげるとよいでしょう。

一般的にペットが亡くなった場合、どこかへ届け出を提出する必要はありません。しかし、犬のみ死亡した際に自治体の保健所へ届け出(死亡届)を提出する必要があるため、覚えておくとよいでしょう。

ここでは、愛猫をきれいな状態で安置しておく方法について紹介します。葬儀方法についても簡単に紹介するので、参考にしてみてください。

まずは遺体を低温に保って安置しよう

まずは遺体を低温に保って安置しよう

愛猫が死んだら、まずすべきことは遺体の安置です。死んでしまった状態で長時間そのままにしておくと、死後硬直が始まり遺体の状態が悪くなってしまいます。また、腐敗のスピードも早まってしまうでしょう。

やはりそんな愛猫の姿を見るのは、心苦しいものです。できる限り、生前のままの状態を保ってあげられるようにするのも大切なことといえるかもしれません。きれいな状態で安置してあげるためには、死後硬直が始まる前に前と後ろの足を軽く曲げてあげるようにしてください。また、口や目が開いている場合は閉じさせてあげるとよいでしょう。

さらに時間が経ってくると耳や鼻、口などから体液が漏れ出してしまうことがあるので、脱脂綿などを小さくして、入れてあげると安心です。次に愛猫をペットシートの上に置き、ブラッシングをして、毛並みを整えてあげてください。その後は、お湯で湿らせたタオルやガーゼなどで体をきれいに拭き取ってあげましょう。

体がきれいになった後は、愛猫がすっぽり収まるダンボールなどの箱を用意し、中にペットシート、タオルや毛布の順で入れます。その上に愛猫を寝かせてあげるようにしてください。暖かい部屋などに置いておくとどうしても腐敗が進んでしまうため、なるべく涼しく直射日光が当たらない場所に置いておくのが安心です。

夏の暑い季節であれば1~2日ほど、寒い冬であれば3~4日ほど家で安置しておくことができます。心配な方は、猫の頭やお腹の部分にタオルを巻いた保冷剤やドライアイスを置いておくとよいでしょう。2日に1回程度ドライアイスを交換すれば夏で4~7日ほど、冬で7~10日ほど安置することができます。

猫の葬儀方法1.土葬

猫の葬儀方法として、自宅の庭などに埋葬する土葬という方法があります。土葬であれば、自分で埋めてあげることができるでしょう。また、自宅の庭に土葬することでいつでもお参りしてあげることができます。

しかし、埋葬する穴が浅いと、ほかの猫やカラスなどに掘り返されてしまうかもしれません。埋葬用の穴は、最低でも60cm以上の深さで掘るようにしてください。また、引っ越しなどをする際は、再び掘り返して一緒に移動させることは非常に難しいといえるでしょう。愛猫を土葬する際はこのような点にも注意して、葬儀方法を検討するようにしてください。

猫の葬儀方法2.火葬

猫の葬儀方法として、土葬のほかに火葬という方法があります。火葬してあげることで、場合によっては人間と同様に葬儀から遺骨を拾うお骨上げまでおこなうことができるでしょう。

また火葬する場所もさまざまで、ペット用の斎場や霊園のほかに専用の炉を積んだ火葬車に自宅まで出向いてもらう方法もあります。火葬にも種類があるので、ご自身や家族の考えによって選ぶとよいでしょう。くわしい火葬の種類は、【火葬には「合同火葬」と「個別火葬」がある】で紹介します。

火葬には「合同火葬」と「個別火葬」がある

火葬には大きくわけて、合同火葬と個別火葬があります。合同火葬とは、ほかの家のペットも一緒に火葬してあげる方法です。火葬後もほかのペットと一緒に供養・埋葬されることから、家族と離れた死後も寂しくないのではと考える方も多いようです。また、費用も個別火葬に比べて抑えることができるでしょう。

しかし、合同火葬では遺骨を手元に残すことはできません。お骨上げをしたい、自宅で供養してそばに置いておきたいという方には不向きといえるでしょう。個別火葬とは、ご自身のペットだけで火葬をおこなう方法です。そのため、葬儀プランによってはお骨上げなどをご自身でおこなうこともできます。

また、火葬後の遺骨は飼い主様の手元に戻されるため、ご自身の希望に合った供養方法を選択することができるのです。ただし、個別火葬の種類によっては費用が高くなってしまうこともあるでしょう。では、個別火葬の種類について紹介していきます。

「個別火葬」のなかにも「立ち会い個別火葬」「一任個別火葬」「訪問火葬」がある

「個別火葬」のなかにも「立ち会い個別火葬」「一任個別火葬」「訪問火葬」がある

個別火葬のなかには、立ち会い個別火葬と一任個別火葬、訪問火葬があります。立ち会い個別火葬とは人間の葬儀とほぼ同じく、葬儀から火葬、お骨上げまで飼い主様やそのご家族が立ち会えるものです。

最後まできちんと見送ってあげたいという方にはおすすめの葬儀方法といえるでしょう。立ち会い個別火葬を選べば、火葬後の遺骨も家族の手で拾ってあげることもでき、その後の供養方法も選んであげることができます。ただし、葬儀の種類のなかでは最も費用がかかることを念頭に入れておきましょう。

一任個別火葬とは、霊園のスタッフに火葬からお骨上げまでをまかせる方法です。大切なペットの愛猫が火葬されるところは悲しくて見ていられないという方は、この一任個別火葬を選んでみてもよいかもしれません。

霊園スタッフに一任することになるので、お骨上げは自分でおこなうことができません。しかし、立ち会い個別火葬と同様に、飼い主様の手元に返してもらうことができます。

最後に、訪問火葬とは火葬車に自宅などの指定した場所に来てもらい、火葬してもらう方法です。一緒に過ごした自宅や思い出の場所で火葬してあげたいと思う飼い主様も多いでしょう。そのような方は、火葬車での火葬を考えてみてもよいかもしれません。

しかし、火葬車に自宅付近に来てもらうとなると、ご近所の方の目や火葬中の煙、においが気になるのではという方もいるでしょう。火葬車はそのような面も配慮して、車に社名を入れないようにしたり、煙やにおいが出ない構造になっていたりするので心配の必要はありません。

火葬車による火葬でも、お骨上げができるものとできないものがあるので、しっかり家族と話し合って決めるようにしてください。このように、個別火葬だけでもさまざまな種類があります。それぞれの方法を見比べて、ご自身に合ったものを選びましょう。

火葬は信頼できる業者に頼もう

大切なペットである愛猫の火葬をお願いするのであれば、信頼できる業者に頼みたいという方がほとんどでしょう。信頼できるよりよい業者を選ぶには、対応のよさ、金額の適正さ、口コミによる評判を基準に選んでみるとよいかもしれません。

業者に電話したときや家に訪問したとき、担当者が親身になって対応してくれるかは業者選びのポイントになります。質問したことや相談にしっかりと答えてくれたり、親切に話してくれたりする姿を見れば、信頼してまかせられる業者だと判断することができるでしょう。

また、葬儀の金額が適正かどうかも業者選びの基準になります。ペット葬儀にも、それぞれ相場というものがあります。相場の金額を知っておくことで、業者が提示してくる価格が適正なのかどうか判断することができるでしょう。

相場より高い、安いということは何かしら理由があるはずです。それらの理由をしっかり理解して納得できる費用かどうかで判断するとよいでしょう。また、複数の業者から見積りを取るというのもおすすめです。

2~3社ほどから見積りを取れば大体の費用やサービス内容も知ることができ、業者同士を比較して選ぶことができます。ご自身の予算や希望に合った業者を選びましょう。

最後に、口コミによる評判も参考にしてみるとよいかもしれません。口コミには、実際利用された方のリアルな声が提示されています。業者のホームページだけではわからない意見も取り入れることができるでしょう。

しかし、人によって感じ方や捉え方はさまざまなので、よい口コミもあれば当然悪い口コミもあるはずです。そのため、口コミでの情報は参考程度にとどめ、疑問や不安に感じる部分があれば業者に直接質問してみてください。

困ったときは弊社までご連絡ください

どんな業者に依頼したらよいかわからない、業者を決めきれなくて困っているという方は、ぜひ弊社にご依頼ください。弊社では、大切なペットを亡くされた飼い主様に寄り添い、ペットと飼い主様の最後の時間がよりよいものになるようにお手伝いさせていただいております。

お客様のご予算やご希望に合わせて合同火葬、一任個別火葬、立ち会い個別火葬の3つのプランからお選びください。また、正式なご契約の前に見積りをお出ししますので、料金なども考慮してお選びいただくことができます。また、見積り後の追加料金のご心配もありませんのでご安心ください。

さらに、24時間365日コールセンターにて電話受付いたしておりますので、急なペット葬儀のご依頼にも対応させていただくことができます。日本全国どこでも対応しておりますので、ペット葬儀のご依頼は弊社までご連絡ください。

死期が近いサインを見逃さないようしよう

猫は死期が近くなると、いくつかのサインが見られるようになります。この死期が近いサインを見極めることができれば、飼い主様も残り少ない最後の時間を後悔なく過ごすことができるでしょう。ここでは、猫の死期が近いサインについて解説します。

いつもより甘えてくる

いつもより甘えてくる

呼んでもいつもツンとそっぽを向いていた愛猫がいきなり甘えるようになってきたときは、死期が近いサインかもしれません。猫は死期が近くなると、いつも以上に足元にまとわりついてきたり、飼い主様のひざの上に座ったり体にもたれたりしてゴロゴロとご機嫌になったりします。

これは、最後に感謝の気持ちを伝えにやってきているのかもしれません。大切な愛猫が亡くなった後に「もっとこうしてあげればよかった、ああしてあげればよかった」などの後悔をしないためにも、たくさん可愛がってあげましょう。

口で呼吸をするようになる

猫は通常時、おもに鼻を使って呼吸をおこなっています。そのため、猫が口を開けて呼吸している姿はあまり見かけることがありません。しかし、死期が近づくと猫はぜぇぜぇと口を開けて呼吸をするようになります。

これは猫の体に何か異常がある、もしくは痛みがある証拠といえるでしょう。口で呼吸する姿を見かけたら、死期が近く体調がすぐれないサインかもしれません。

物陰を探してあちこちをうろうろ歩き回る

猫は死期が近づくと、物陰に隠れてひっそりとしていたいという気持ちから体を安静にできる場所を探す傾向があります。いくら名前を呼んでも見向きもせず、物陰に隠れようとしている様子を見かけたら、猫の死期が近い証拠かもしれません。

このように、猫の死期が近いサインにいくつか心当たりがあるようであれば亡くなってしまうかもしれないという覚悟をしておくことです。そして、後悔がないように存分に尽くしてあげたり、ペットに対する感謝の気持ちを言葉で伝えてあげたり、体が休まるようにそっとしておいてあげたりするのもよいでしょう。

また、嘔吐や食欲不振など体調を崩した際は、早めに動物病院に連絡をし、診てもらうことをおすすめします。

そして、愛猫が死んだらペットにとっても飼い主様にとってもよいお別れができるように葬儀をおこなってあげてください。葬儀についてお悩みでしたら、弊社にご連絡いただければ最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談お待ちしております。

ペット火葬は最期の儀式。悔いのないお別れのために知っておくこと

ペット火葬は最期の儀式。悔いのないお別れのために知っておくこと

ペットの寿命は人間より短いことがほとんどです。そのため、ペットを飼っているとペットの死に遭遇することは避けられません。家族同然に可愛がっていたペットが亡くなることはとても悲しくつらいですが、最後のお別れをしっかりおこなって供養してあげることが大切です。

ここではペット火葬の方法や種類、業者選びの注意点などをご紹介させていただきます。ペットを火葬し供養することは、飼い主が最後にしてあげられる愛情です。ペットが亡くなったら、ペット専門の火葬業者に連絡をして悔いのない火葬をおこなってください。

ペット火葬の方法

ペット火葬を依頼する方法はおもにふたつあります。ひとつは、ペット専門の火葬業者に依頼する方法、もうひとつは最寄りの自治体に依頼する方法です。それぞれどのような違いがあるのか確認しましょう。

ペット専門の火葬業者に依頼

ペット専門の火葬業者に依頼

ペット専門の火葬業者では、火葬のしかたや葬儀、返骨、納骨などについてご自身で供養の方法を選ぶことができます。そのため、ペット火葬や供養をしっかりとおこないたい方は、ペット専門の火葬業者に依頼することがおすすめです。

メリット
・自分に合った火葬の方法が選べる
・返骨や納骨もしてもらえる

デメリット
・火葬方法によって費用がかかる

自治体に依頼

自治体に引き取ってもらって火葬する方法です。自治体によって違いがありますが、一般的にはほかの動物の遺体と合同火葬することが多いようです。まれに個別で火葬して返骨までしてくれる自治体もあるようですが、合同火葬の場合は返骨ができません。

メリット
・費用が安い

デメリット
・一般廃棄物として処理される
・火葬方法が選べない
・返骨や納骨も選べない


ペットは法律上「物」として扱われるため、自治体では一般廃棄物として処理されることになります。そのため、ゴミと一緒に燃やされてしまう自治体もあるので、火葬方法をホームページなどで確認してから依頼することがおすすめです。

ペット火葬の種類

ペット火葬をする際は、どのように火葬したいかを決める必要があります。ペットの火葬の種類をいくつかご紹介します。

合同火葬

ほかの動物などと一緒に火葬します。一緒に火葬するため、返骨はできません。一般的に個別火葬の場合より費用は安くなります。費用面以外でも、ほかの動物と一緒に火葬することで、ペットが寂しくならないといった理由で合同火葬を選ばれる方も多いようです。

個別火葬

個別火葬では、ご自身のペットだけを単独で火葬します。そのため、返骨が可能です。ペットを庭に埋葬したい、遺骨でペンダントなどのメモリアルグッズをつくりたい、といった方は個別火葬を選ばれるとよいでしょう。

また、個別火葬には、立会個別火葬とお任せ個別火葬があります。

立会個別火葬 お任せ個別火葬
火葬場までペットを連れて行く、または迎えに来てもらってペット火葬に立ち会います。お骨上げをすることも可能です。 火葬場までペットを連れて行く、または迎えに来てもらって、飼い主は立会いせずに業者が火葬から返骨または納骨までおこないます。

火葬車

火葬ができる機能付きの車で自宅まで訪問して、その場で火葬から納骨までおこないます。火葬車に依頼する場合も立会いをするか業者にお任せするかを選べます。

メリット
・自宅で火葬ができるため、飼い主が高齢である場合や時間が限られている場合に利用しやすい
・家族の予定が合わせやすく、全員が立ち会うことができる
・火葬場よりも費用が安い
・思い出の場所で火葬することができる

デメリット
・灰や煙が出るため、近隣への配慮が必要
・火葬場の火葬炉より性能が低いため、大型犬などは火葬できない場合がある


ペット火葬の料金相場

「手厚く供養してあげたいけれど、ペット専門の火葬業者で希望のペット火葬をおこなうにはどれくらいの費用が必要かわからない」、と不安な思いをされている方も多いのではないでしょうか。ここでは大体の料金相場をご紹介しますので、ご参考にしてください。

ペット火葬の料金の決まりかた

ペット火葬の料金の決まりかた

ペット火葬の料金は火葬するペットの大きさが大きいほどに料金が高くなります。また、火葬の種類によっても料金が変わります。一般的に、合同火葬が一番安く、その次が火葬車、お任せ個別火葬、一番料金が高いのは立会個別火葬となります。

ペットの大きさ、火葬の種類別料金相場

合同火葬 一任個別火葬 立会個別火葬 出張火葬
小動物
(ハムスターやモルモットなど)
10,000円~ 10,000円~ 17,000円~ 20,000円~
2~5キログラムほどの動物
(ウサギやネコ、小型犬など)
15,000円~ 15,000円~ 20,000円~ 23,000円~
5~20キログラムほどの動物
(中型犬など)
20,000円~30,000円 22,000円~33,000円 25,000円~35,000円 27,000円~37,000円
それ以上の大きさ
(大型犬など)
30,000円~ 33,000円~ 35,000円~ 37,000円~

上記はあくまで目安の料金相場になります。業者によって料金が異なりますので、依頼する前にかならず見積りをとって料金を確認するようにしましょう。

ペット火葬の流れ

ここでは、火葬当日の持ち物や服装、火葬の流れ、火葬後の納骨や供養についてご紹介します。火葬に立ち会う場合は、時間に余裕がある日程で依頼しましょう。

火葬の際の持ち物や服装


持ち物
・ペットが好きだったもの(食べ物やおもちゃ)
・ペットの写真
・お花
・現金

ゴムやプラスチック製のおもちゃ、洋服や首輪、クッションなどは一緒に火葬できません。これらを一緒に火葬すると、黒煙が発生したり、お骨に悪影響を及ぼしたりするおそれがあります。最後に飾ってあげて、火葬の前に引き取るようにしましょう。

服装
・とくに指定はありません。華美な服装は避けたほうがよいでしょう。


人間と違って、ペットの葬儀にはタブーはありません。お花などは、ペットにあった雰囲気のものを選んで添えてあげるとよいでしょう。

ペット霊園などでは、カード支払いができないところもありますので、現金を持って行くと安心です。

    

当日の流れ

ペット火葬の大まかな流れは以下になります。

火葬施設もしくは火葬車にてお見送り・出棺

火葬

お骨拾い

納骨


合同火葬やお任せ個別火葬などで立会いを希望されない場合は、お見送りと出棺のみとなり、あとは業者が対応するケースもあります。

立会個別火葬の場合は、火葬が終わるまでは基本的に火葬施設内で待つことになります。火葬の時間は、ペットの大きさや体重によって変わるため、ペットが大きいほど時間が長くかかります。

火葬時間の目安
・小動物(ハムスターなど):30分程度
・ねこ、うさぎ、小型犬など:1時間程度
・中型犬:1時間~1時間半程度
・大型犬:1時間半以上

葬儀をおこなったり、お骨拾いや納骨などに立ち会う場合はさらに1~2時間程度時間がかかりますので、立会いを希望される場合は、時間に余裕のある日におこなうことがおすすめです。

火葬後の納骨や供養について

火葬後の納骨や供養の方法もいろいろあります。いくつかご紹介させていただきますので、ご自分に合った納骨と供養を選んでみてください。

手元供養
ペットの遺骨を自宅で供養するもので、自宅供養とも呼ばれます。ペットの遺骨をすぐに納骨したくない、自宅でゆっくり供養したいという方は手元供養を選ばれるとよいでしょう。

人間と違い骨壺も小さいため場所を取ることもなく、引越しなどがあっても一緒に移動できます。また、遺骨の一部をアクセサリーに納めたり、遺骨から炭素を抽出してダイアモンド化したりするなどして、常に身につけられるメモリアルグッズにすることもできます。

散骨
散骨とは、遺骨をパウダー状にして、海や山に撒いて供養する方法です。ペットを自然にかえしてあげたい、という方は散骨を選ばれるとよいでしょう。

散骨を規制する法律はありませんが、私有地などでは保有者の許可が必要になります。また、自治体によっては散骨が禁止されていたり、公共施設や養殖場の近辺、観光地などでも禁止されていたりすることがありますので、散骨する前にかならず確認をしてください。

ペット霊園や納骨堂に納める
ペット霊園には複数のペットの遺骨を一緒に埋葬している合同供養塔や、個別のペットのお墓があります。また、納骨堂といわれる屋内霊園には、棚がいくつも設置されており、そのひと区画にペットの骨壺を個別に安置できるようになっています。

費用は合同供養塔が一番安く、納骨堂、個別のお墓の順に費用が高くなります。また、最近ではさらに費用は高くなりますが、人間と一緒に入れるお墓もあり人気があるようです。

火葬までの安置方法

亡くなったペットは、ペット専門の火葬業者や自治体に引き取ってもらうまでは自宅で安置しなければなりません。ペット火葬までの安置は飼い主が最後にできるペットのお世話になります。適切な安置方法でペットの遺体をきれいな状態にしてお見送りしてあげましょう。

安置する場所を決める

まずは遺体を安置する場所を決めましょう。ペットが生前好きだった場所やみんなで供養しやすい場所を安置場所に選ぶとよいかもしれません。

引き取りの際に移動しやすいように段ボールなどの箱を用意して、遺体を寝かせましょう。遺体は時間が経つと体液が染み出てくる場合があるため、タオルや毛布を下に敷いてあげてください。

体のケアをしてあげる

動物の大きさによっても異なりますが、死後大体2時間ほどから死後硬直が始まります。そのため、硬直する前に、ペットの手足をやさしく折り曲げておきましょう。移動がスムーズにおこなえます。

また、死後は顔や体の穴から体液や排泄物が染み出てくる場合があります。その場合はティッシュややわらかいガーゼなどで拭き取ってあげてください。

遺体を冷やす

体液の漏れや腐敗を遅らせるために、ペットの体を保冷材や氷などで冷やしましょう。水分が多いお腹や頭はほかの場所よりも腐敗が早いため、腹部、頭部、肛門付近をとくにしっかり冷やしてください。保冷剤やドライアイスがない場合は、ペットボトルを凍らせたものをタオルでくるんで使用しても大丈夫です。

遺体を冷やす

遺体を自宅で安置できる目安の期間は夏場であれば2日ほど、冬場でも3日ほどになります。気温が高いとさらに腐敗するスピードが早くなりますので、室内温度に気を付けて、遺体もしっかりと保冷しましょう。

ペット火葬業者を選ぶときの注意点

民間のペット専門の火葬業者やペット霊園は、とくに許可や登録がなくても運営することができます。そのため、利益重視の悪徳業者も多く存在します。業者選びを失敗すると大切なペットの火葬なのに後悔が残ってしまうことも……。そんなことにならないために、ペット専門の火葬業者を選ぶときの注意点をしっかり押さえておきましょう。

料金は明瞭か

料金は明瞭か

ペットの死の直後は悲しみに暮れて、料金までしっかり確認されずにペット火葬を業者に依頼してしまうケースもあるかもしれません。しかし業者のなかには弱みに付け込んで、あとから高額な料金を請求されることもあります。

業者に依頼される場合は、事前にかならず見積りを取りましょう。内容と料金が明瞭であり、しっかりと説明してくれる業者を選ぶことがポイントです。

遺体を適切に火葬してくれるか

悪徳業者のなかには、遺体を受け取ってから火葬せずに山などに捨ててしまう、個別火葬にも関わらず合同火葬して別のペットの骨を渡す、など飼い主が思いつかないようなひどいことをされるケースもあります。そのため、火葬業者が適切に火葬してくれるかしっかりと調べる必要があります。

依頼する業者がペット火葬するための火葬炉を持っているかを事前に確認しましょう。少し面倒ですが、登録されている所在地に行って業者から説明を受けるとより安心です。実際に行くと、スタッフの対応や霊園の管理状況なども知ることができますので、自分の目で確かめて決めることができます。

安心して任せられる霊園か

大阪では、事前に通告もないままペット霊園が閉鎖して、自分のペットの遺骨がどうなったかわからなくなるなどのトラブルがありました。このように霊園を選び間違えると、悲しみを乗り越えてもさらにつらい事態になってしまいます。

将来的なことも含めて、責任者が存在しているか、経営は順調か、連絡をしっかりと取れるのかを業者に確認しておきましょう。また、近隣の評判や口コミなども調べて、信頼できる業者を選ぶようにしてください。知っている人の紹介や大手で名前の知れている業者を選ぶこともおすすめです。

霊園までは通いやすいか

霊園までの通いやすさも重要なポイントになります。交通の便がよい、通いやすい霊園であればお墓参りに行きやすく、霊園の管理状況などもチェックできるため安心です。お墓までの交通手段や道路状況、駐車場の有無なども調べておきましょう。

ペット火葬をお考えの方は弊社にご連絡ください

ペットが家族の一員として重要な位置づけになっている昨今では、ペット火葬をペット専門の火葬業者に依頼することは珍しくありません。しかし、大切なペットをしっかり供養してあげたいと思っても、業者選びを失敗すると悔いの残るお別れになってしまう場合があります。

業者選びに不安な方は、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社では、ペットの最期を安心して任せられる業者をご紹介いたします。

365日24時間お電話での受付をしております。また、事前のお見積りもさせていただきます。悔いのないお別れをするためにも、ぜひ弊社へお気軽にお電話ください。

犬が亡くなったときのお供えは?大切なペットに贈る供花やお供え物

犬 お供え 供花

幸せな時間を一緒に過ごしてきた大切な愛犬が亡くなったときのお供えには、ぜひ生前に大好きだったものを用意してあげましょう。大好物だったドックフードやおやつやお菓子、ボロボロになるまで遊んだおもちゃ、いつもお散歩にいくときに使っていたリードなどがよいかと思います。

ペットと関わりの深いものをお供えしておけば、いつでもペットと過ごした時間を懐かしむことができますし、ペットも喜んでくれるはずだからです。もちろん、きれいなお花も供えてあげるようにしましょう。

この記事では、愛犬から愛猫など、大切にしていたペットが亡くなってしまったときのお供えに関することを、詳しくご紹介いたします。ペットを亡くしてしまったお知り合いの家に赴いたときにも役に立つことかと思いますので、ぜひご一読ください。

犬や猫が亡くなったときのお供え、お見送り時にはお花が最適です

犬や猫が亡くなってしまったときは、きれいなお花を供えてあげましょう。人が亡くなってしまったときにもお花を供えてあげるかと思いますが、ペットの場合も同じようにしてあげるとよいのです。

また、お知り合いの方でペットとお別れをしてしまった方がいらっしゃいましたら、きれいなお花を見繕って贈ってあげるのもよいかと思います。自分が飼っていたわけでないと、生前にどのようなものが大好きだったかわかりません。そのため、お花を持参する、贈ってあげることは、最適なおこないともいえるでしょう。

お供えにおすすめなお花は、生前のペットをイメージできるものがよいです。元気いっぱいな性格だったらオレンジや黄色などの明るいもの、クールな雰囲気のある性格だったら青や白などの清潔感のあるものといった選び方をするとよいでしょう。

イメージできる色が思い浮かばなければ、花言葉で決めるというのもよいです。『無垢で深い愛』という花言葉をもつカーネーション、『優しい思い出』という花言葉をもつスイートピーなどを選ぶと、供花として最適でしょう。

ここでは、犬や猫が亡くなったときのお供えに、お花を使うときのポイントをご紹介いたします。ぜひお役立てください。

ペットに供えてはいけない花はある?

ペットに供えてはいけない花はある?

造花はやめておきましょう。とくに火葬される前に棺へ入れる花には、選ばないようにしたほうがよいです。造花の材質によっては燃やすことができなかったり、遺骨がきれいに残らなくなる原因になったりするおそれがあります。

そのため、火葬の前に業者から「やめてください」といわれてしまう可能性もあるのです。せっかく用意しても無駄になってしまうことを思えば、はじめから造花は避けて生花を用意したほうがよいでしょう。

また、祭壇に供える花が生花であっても、トゲのある種類はお供え物としてふさわしくないとされているため注意が必要です。

そのため、どうしてもトゲのある品種を使いたいというわけでなければ、はじめからトゲをもたない種類を選ぶことをおすすめします。それでもバラなどのトゲのある種類にしたいといった場合は、事前にトゲを取るようにしましょう。

ただし、お悔やみとして誰かに贈る場合は、注意をしてください。バラなどはいくらトゲを取ったからといって、元々トゲのある品種だとわかります。そのため人によっては、「わざわざトゲのあるものを選ばなくても……」と快く思わないおそれもあるからです。

ほかにも、ペットに供える花を選ぶ際に「生花だと長持ちしなさそう」「なるべく長くきれいな花を飾っておきたい」などと思う方がいるかもしれません。その際は、生花ではなくプリザーブドフラワーがおすすめです。プリザーブドフラワーは生花に含まれている水分を特殊な液体によって抜いた花となるため、生花よりも長く花を飾っておくことができます。

お見送り時にお花を供えるときの注意点

上記に加えて、お花を供えるときの注意点はまだあります。それは、色の濃い花は避けたほうがよいということです。こういった花を火葬の際に棺へ入れてしまうと、遺骨が変色するおそれがあります。大切なペットの遺骨をよい状態で残すためにも、なるべく薄い色合いの花を選びましょう。

どういった花が色の濃いものかわからないときは、花を購入する際にお店の人と相談するとよいです。「今度ペットの火葬をおこなうのですが、棺に入れても遺骨に色が移らないお花はどれでしょう」というように尋ねれば、数種類の花を選んでもらえるかと思います。その中から、ペットに一番合っているものを選んであげるとよいでしょう。

ペット葬儀を利用すると用意してもらえる場合もある

ペットの火葬をおこなうとき、ペット葬儀の業者に依頼することで、棺に入れるお花の用意やその他の飾りつけなどをおこなってもらえる場合があります。ただし、どのようなサービスをおこなってくれるかは、葬儀業者によって異なるため、どこか1社を見つけたらすぐに依頼するのではなく、事前にしっかりと相談しましょう。

しかし、複数の葬儀業者を自力で探すことは、なかなか手間のかかることです。大切なペットを喪って間もないときに業者探しをおこなうのは労力を要するし、わずらわしいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。もしそのような方がいましたら、ぜひ一度弊社にご連絡ください。

弊社には多数のペット葬儀業者が加盟しております。そのため、弊社にご連絡いただけるだけで、複数の業者とコンタクトを取ることが可能です。お電話の際にご要望などをお聞かせくだされば、それに合った業者をご紹介させていただくこともできます。

業者探しという手間のかかる作業を、ぜひ弊社にお手伝いさせてください。お電話お待ちしております。

ペットのお墓・お仏壇へのお供えは思い出を感じられるものを

火葬が済んだあと、遺骨をどのように扱うかは、人によって異なるかと思います。葬儀業者と提携しているペット霊園に納骨する、分骨して自宅の仏壇に安置するなど、方法はさまざまです。しかし、どういった方法であれ、共通して大切なことがあります。

それは、お供え物をしてあげることです。お供え物をしてあげることで、ペットは喜んでくれます。お供え物には、生前にペットが大好きだったものがよいでしょう。ペットがよく遊んでいたおもちゃや大好物だったおやつやお菓子がおすすめです。

ただし、納骨をおこなったペット霊園などにお供え物をするときは、気をつけなければならないことがあります。どのようなことがあるのか、ここでご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。

ペット霊園など自宅外の場合は確認が必要

ペット霊園など自宅外の場合は確認が必要

ペット霊園など、自宅以外の場所にお供え物をする場合は、必ずそこを管理している人に「お供え物をしても問題ないですか?」と確認を取りましょう。

霊園であれば問題ないだろうと思う人も多いでしょうが、食べ物などをお供えすることによってカラスや鳩が大量にやってくる場合もあり、そういった事態を避けるためにも認めていないところもあります。また、お供えできるものを限定しているところもあるのです。

お供え物をするときは、その場所を管理する人に必ず確認を取りましょう。昨今は多くのペット霊園が公式サイトをもっています。お供え物をしてもよいのか、サイトに記載されていることも多いので、希望の霊園はネットで調べてみるとよいでしょう。電話番号がわかる場合は、電話をかけてみるのもおすすめします。

「納骨のあともお供え物をしたいから、そういうプランを叶えてくれる葬儀業者に依頼したい!」という方は、弊社にご相談ください。多数のペット葬儀業者が加盟している弊社であれば、納骨後のお供え物も問題なくおこなえる業者をご紹介いたします。

ほかにもご要望があれば、可能な限り満たすことができるように、尽力させていただきます。ご相談は24時間年中無休で受け付けておりますので、気持ちが落ち着いたときにご連絡ください。

大切な人のペットへのお供えは、よい香りのする癒しアイテムがおすすめ

大切な人のペットが亡くなったときは、よい香りのするアイテムをお供え物に選ぶことをおすすめします。どういったものが大好物だったか的確にわかる場合は食べ物でもよいでしょうが、そうでないなら避けたほうがよいからです。生前とくに好きでもなかったものをもっていってしまうよりは、お線香やお香などをおすすめします。

また、お供え物をもっていくときは、気持ちを伝えるためのメッセージも添えるとよりよいでしょう。ここでは、メッセージを送る理由や例文などをご紹介いたします。ぜひご参考にしてください。

お供えは気持ちを伝えるメッセージと共に

お供えは気持ちを伝えるメッセージと共に

お供え物を渡すときに、メッセージを書いたカードを同封することによって、より温かい気持ちを伝えることができます。大切なペットを喪ったことで深い悲しみにあるお知り合いの心が、あなたの言葉で支えられることも十分にあることなのです。以下はメッセージの例文になります。参考程度にお役立てください。

「お悔やみ申し上げます。○○ちゃん(亡くなったペットの名前)は元気いっぱいな子でしたから、いなくなってしまうとさみしくなりますね。ですが、これまでずっと△△さん(メッセージカードを渡す相手の名前)に愛されてきた○○ちゃんは、絶対に幸せだったと思います。これから先、気持ちがつらくなってしまったときは、いつでも声をかけてください。」

あくまでも例文です。最低限の礼儀作法というものはありますが、大切なことはあなたの気持ちを文章に込めることになります。ぜひペットを喪って悲しんでいる人を支えられるようなメッセージを送ってあげてください。

もしメッセージの内容がどうしても思い浮かばない場合は、弊社にご相談ください。可能であれば、お供えのメッセージについて力になることができる葬儀業者をご紹介いたします。ご相談は24時間受け付けておりますので、いつでもご連絡ください。お電話お待ちしております。

ハムスター埋葬方法【プランターや庭に土葬・火葬】ペット供養の仕方

ハムスター埋葬方法

ペットのハムスターが亡くなってしまった場合、埋葬するにはいくつかの方法があります。それぞれに特徴や注意点がありますので、ご遺族の気持ちや費用面、住宅事情なども踏まえて方法を選ぶ必要があるでしょう。

このコラムでは、自宅の庭などにペットのハムスターを埋葬する場合の注意点や、いろいろな埋葬の方法、その後の供養方法などについて解説します。最善の埋葬方法を選択して、大切なペットを気持ちよく送り出してあげましょう。

ハムスターを埋葬する前に……安置してお別れを告げましょう

大切にかわいがっていたハムスターが亡くなったとしたら、すぐには気持ちの整理がつかないことでしょう。人間が亡くなった場合には、お通夜や告別式を経て、亡くなった翌々日に火葬されるのが一般的です。ペットが亡くなった場合もすぐに埋葬するのではなく、1日程度ご遺体を安置して最期の時間をともに過ごすのがよいでしょう。

冬眠している可能性も

冬眠している可能性も

ひとつ注意しなければならないのは、ハムスターは冬眠することもあるということです。普通人間に飼われているハムスターは冬眠をしないことが多いのですが、気温の急激な低下などの原因で、体力を温存するために冬眠をすることがあります。冬眠しているのかを判断するには、以下のポイントをチェックしてみましょう。

【冬眠しているハムスターの特徴】

  • ・目や口が閉じている
  • ・胸がかすかに動いている
  • ・体に厚みや弾力がある

亡くなっているのか冬眠しているのかは、判断が難しいところもあります。冬眠は自然な現象ではありますが、そのまま衰弱して死に至ることもあるので、念のために獣医を受診して状況を確認することをおすすめします。

ハムスターの安置で準備するもの

病院で残念ながら亡くなっていると診断されたら、そのご遺体を安置してあげましょう。亡くなったハムスターの体は、放っておくと腐敗が進んでしまいます。ハムスターを埋葬するまでの間、腐敗を防いでご遺体をきれいな状態で保管し、最期のお別れを待つのです。ご遺体を安置するには、まず以下のものを準備しましょう。

  • ・ご遺体が入るサイズの箱
  • ・タオル
  • ・ガーゼやティッシュ
  • ・保冷剤やドライアイス
  • ・ビニール手袋

ハムスターの安置方法

準備ができたら、まず濡らしたタオルでご遺体の体を拭き清めてあげましょう。口などから体液が出てくることがありますので、拭ってあげます。ご遺体からは菌が発生していることもありますので、念のためビニール手袋などを着用しましょう。

箱にティッシュなどを敷き詰めて、ご遺体を寝かせ、その周りに保冷剤などを置きます。ご遺体に結露がつくと腐敗を早めてしまうので、保冷剤はガーゼなどでくるんでおきます。腐敗しやすい頭やお腹部分に置くとよいでしょう。また、ドライアイスを使用する場合は手やご遺体に直に触れると凍傷になることがありますので、注意が必要です。

風通しがよく涼しい場所に置き、もしあればお線香などを焚いてあげるとよいでしょう。タッパーなどに入れて冷蔵庫に保管することも可能ですが、ご遺体からは時間が経つと菌が発生しますので、食品と一緒に保管するのはあまりおすすめしません。

安置ができたら……

保冷していてもご遺体の腐敗は進んでいきます。気持ちの整理がついたら、早めにご遺体を葬ってあげましょう。ペットのご遺体を葬るには、土葬や火葬といった方法があります。

土葬はご遺体を地中に埋める方法です。火葬はご遺体を焼却する方法で、ご遺骨を手元に残すことができるので、いつまでもそばに置いておくことができます。土葬や火葬の方法については、次の章で詳しく説明します。

弊社ではハムスターをはじめとしたペットの火葬を受けつけています。ハムスターをどう埋葬してあげたらいいのかわからないという場合は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

自宅で埋葬する方法|庭がない・マンションなど賃貸ならプランター

火葬も含めて、ご遺体を葬ること全般を埋葬と表現することもありますが、埋葬とは本来、ご遺体をそのまま土に埋める土葬と同じ意味の言葉です。混乱を避けるためにこのコラムではこれ以降、「埋葬=ご遺体をそのまま土に埋めること」として統一します。

ハムスターなどの小動物の場合、まずは埋葬を考えることが多いでしょう。ここでは、ハムスターを埋葬する方法について解説します。ペットのご遺体を土に埋める場合、住宅事情にも注意する必要があります。

動物は自分で埋葬してもよい?

基本的に火葬していない人間のご遺体を埋葬することはできませんが、動物の場合はそういった規定がありません。そのため、自分の所有する土地であれば、ペットを埋葬することは可能です。

ただし、他人の土地や公園など公共の場所にペットのご遺体を埋めるのは、違法行為になってしまうので注意しましょう。ペットのご遺体は法律上では、一般廃棄物に分類されます。嫌な言い方ですが、つまりは通常の可燃ゴミと同じ扱いです。そのためペットのご遺体を自分の所有でない場所に埋めるのは、不法投棄にあたるのです。

また、たとえ自分の土地であっても適切な方法で埋葬しなければ、近隣とのトラブルに発展することもありえます。周辺住民の感情や環境にも十分に配慮し、適切な場所と方法を選ぶ必要があるのです。

埋葬方法1:自宅の庭に埋葬

トラブルを避けるために、自宅の庭にハムスターを埋葬する正しい方法を知っておきましょう。まず穴を掘るスコップや、ご遺体をくるむタオルなどの布を用意します。布は綿などの土に還る素材である必要があります。

【ハムスターを庭に埋葬する手順】

  1. (1)1m程度の深さの穴を掘ります。
  2. (2)ご遺体をタオルなどで包んで穴に入れましょう。
  3. (3)遺体に土をかぶせて埋めます。土を山高く盛っておいたり、墓石を置いたりしておくと、埋葬した場所がわかりやすくなります。

埋葬方法2:プランターに埋葬

植物を育てる鉢の土にご遺体を埋葬するプランター葬は、お庭がないマンションなどでもベランダに置いておくことができるので人気です。ご遺体を養分として新たな生命が育ち、ペットの生まれ変わりのようにかわいがることができます。

ご遺体のスペースを確保する必要がありますので、プランターは深めのものを選びましょう。プラスチック製よりも陶器製のもののほうが、長持ちします。プランターに入れる土は腐葉土など、植物の栽培に適したものがよいでしょう。

  1. (1)プランターの底にネットや底石を敷き、10cmほど土を入れます。
  2. (2)ガーゼなどを敷いてその上にご遺体を寝かせます。
  3. (3)ご遺体の上にまたガーゼなどをかぶせ、土を10cmほどかけましょう。
  4. (4)土の上にネットを敷き、残りの土を入れて植物を植えます。ネットを敷いてご遺体と植物のスペースを区切ることで、植物の植え替えがしやすくなります。

埋葬方法3:ペット葬儀業者による埋葬

ペット葬儀業者では、一般的に火葬をおこないます。火葬の方法によっては、火葬したご遺骨を手元に残すことができるのがメリットです。ペット葬儀業者にハムスターの火葬を依頼した場合の費用はおよそ1万円~2万円程度で、火葬方法によって変動します。火葬の方法については、後の章で詳しく解説します。

自分で埋葬する際に心配なこと

庭にハムスターを埋葬する場合、動物などに掘り返されないよう十分に深く穴を掘るようにしましょう。また、土地を手放した場合には、次の住人が建築工事やガーデニングなどで地面を掘り返すこともありえます。ご遺体が完全に土に還るには数十年の年月がかかることもあるので、土地を手放す予定があるのなら、庭への埋葬はしないほうがよいでしょう。

プランター葬の場合はご遺体を覆っている土が浅いため、虫や臭いが発生することもあるので注意が必要です。衛生的なことを考えるなら、火葬したご遺骨をプランターに埋めるという方法もあります。

自分で埋葬する方法は手軽ではありますが、後々のことを考えると火葬をしたほうがトラブルにはなりにくいかもしれません。弊社ではペットの火葬に関する相談を24時間無料で受けつけています。訪問火葬をおこなっている業者を無料でご紹介しますので、ハムスターの火葬を検討するなら、ぜひ弊社にご相談ください。

業者によるハムスターの火葬方法と供養について

ハムスターを火葬する場合、その方法にはいくつかの種類があります。業者にペット火葬を依頼する場合、火葬の内容をよく確認しておかないと、費用やご遺骨の扱いなどについて業者とトラブルになることもあります。おもな火葬の方法と、その後の供養の方法を知っておきましょう。

合同火葬

合同火葬

ペット葬儀業者や自治体にご遺体を引き取ってもらい、ほかのペットと一緒に火葬してもらうのが合同火葬となります。自治体に頼むと民間業者に比べて費用が安く、業者に頼む場合でもほかの方法よりも費用が安い方法です。ハムスターを合同火葬する費用は、自治体では1千円~1万円程度と地域によってまちまちで、業者では1万円前後が相場となります。

合同火葬の場合、火葬したご遺骨は返却してもらえません。また、自治体によっては廃棄物としてゴミと一緒に焼却され、埋葬はされない場合もあります。

個別火葬

亡くなったペットを単体で火葬する方法です。ほかのペットと混ざることはありませんので、ご遺骨を引き取ることができます。個別火葬には、一任個別火葬、立会個別火葬、訪問火葬といった種類があります。

一任個別火葬は業者にご遺体を預け、火葬の後そのまま埋葬までしてもらうか、ご遺骨を返却してもらう方法です。立会個別火葬はご遺族が立ち会って葬儀をおこない、骨拾いをしてご遺骨を引き取ります。業者に自宅まで来てもらって、火葬炉を積んだ車で火葬をおこなうのが訪問火葬です。ハムスターの場合の費用相場は以下のようになっています。

  • ・一任個別火葬 1万5千円~1万9千円程度
  • ・立会個別火葬 1万7千円~2万円程度
  • ・訪問火葬   1万2千円~1万6千円程度

返骨後の供養方法

供養の方法にもいくつか種類があります。どの供養方法を選ぶかによって火葬の方法も変わってきますので、どの方法を選ぶかあらかじめ業者と話し合っておくのがよいでしょう。

1.霊園や納骨堂に収骨
ペット供養をおこなっている霊園やお寺の納骨堂に収骨し、供養してもらいます。定期的に法要などをおこなってくれるところもあるのでしっかりと供養してあげることができるでしょう。葬儀の費用とは別に納骨料などがかかる場合があります。

2.自宅で供養
ご遺骨を骨壺に入れ、自宅で保管する方法です。ペット用の仏壇などに安置するとよいでしょう。環境によってはご遺骨にカビなど発生することがありますので、骨壺のふたをしっかりと閉め、乾燥剤を入れるなど管理には注意が必要です。

3.加工して身に着ける
ご遺骨をペンダントなどに加工することもできます。いつも身に着けておけば、亡くなったハムスターも寂しくならないでしょう。

4.自宅の庭やプランターに埋骨
ご遺骨を庭に埋めたり、プランター葬にしたりすることも可能です。ご遺骨の場合も埋葬のときと同様に、他人の土地や公園など公共の場所に埋めることはできませんので注意しましょう。

5.散骨
ご遺骨を細かく砕き、海などにまく方法です。こちらもやはり散骨をする場所に注意が必要です。多くの人が出入りする海水浴場や、漁業がおこなわれている海域では散骨をすることはできません。自治体によっては許可が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

火葬を手配する際には

ハムスターの埋葬や供養にはいろいろな方法があります。ご遺族が納得のいく最善の方法を見つけることが大切です。業者がおこなうペット火葬にもいくつかの種類があり、どれを選んだらよいのかわからないこともあるでしょう。

弊社では24時間無料の電話相談でペット火葬に関するご質問にお答えしています。依頼するかどうかわからないという場合でも、ペット火葬について疑問点があれば、ぜひ弊社にご相談ください。

犬火葬の料金はいくら?ペット葬儀業者の相場や火葬方法をご紹介

犬火葬の料金 はいくら?ペット 葬儀 業者の相場や火葬方法をご紹介

愛犬が亡くなるのはとても悲しいことです。大切な愛犬をしっかり弔ってあげるためにも、ペット葬儀業者に依頼して火葬をしてあげましょう。弊社では、安心して犬火葬を任せられるペット業者をご紹介しています。「はじめて犬火葬をする」「犬火葬で失敗したくない」という場合は弊社にご相談ください。

このコラムでは、犬の火葬方法やペット葬儀業者の費用相場についてご紹介していきます。方法や費用などを把握したうえで、弊社までお電話ください。

犬火葬はどこでおこなえるのか?

犬をはじめとしたペットの火葬は、大きくわけると「市の火葬」と「ペット葬儀業者の火葬」の2種類があります。それぞれメリットデメリットがあるため、ご自身の要望に合わせて火葬先を選びましょう。

・市の火葬
市によって異なりますが、市の火葬施設で犬や猫などのペットを火葬できるケースがあります。ペット葬儀業者と比べるとかなり安価で犬火葬をおこなうことができるため、火葬費用をできるだけ抑えたいという方におすすめです。

安さが魅力的な一方で、火葬方法を選べなかったり、立ち会いがおこなえなかったりなどのデメリットがあります。また、市によってはゴミと一緒にペットの遺体を焼却するというケースもあるため、しっかりと弔ってあげたいという方は注意が必要です。

・ペット葬儀業者の火葬
葬儀業者の場合は市の火葬に比べると費用は高くなりやすいですが、自分で火葬方法を選べたり、立ち会いや骨拾いをおこなえたりします。そのため、しっかりと愛犬の火葬をおこないたいという方におすすめです。

また、プラン内容や火葬方法にもよりますが、火葬後にでた遺骨を受け取って自分で供養したり、ペット霊園や納骨堂などで供養してもらったりすることも可能です。

自分で愛犬の土葬をおこなっても大丈夫?

自分で愛犬の土葬をおこなっても大丈夫?

愛犬が亡くなった際に、自分の家の庭やよく遊んだ公園などに埋葬してあげたいと考える方もいるかもしれません。しかし、ペットの遺体を自分で土葬する際は注意点があります。

ペットの飼い主としては納得のいきづらい話ではありますが、法律上ペットの遺体は廃棄物として扱われます。そのため、他人の敷地や公園などの私有地以外の場所にペットの遺体を埋めると、「廃棄物の不法投棄」として罰金刑または懲役刑が科されてしまいます。

また、私有地でペットを埋める場合は穴を最低1メートルは掘るようにしましょう。埋葬する穴が浅すぎると、地上に腐臭が漏れだしたり、害虫が発生したりなどのトラブルに発展するおそれがあります。

しかし、埋葬のためとはいえど、1メートルもの穴を掘るのはかなりの重労働です。「自分で愛犬を埋葬したいが、深い穴を掘るのはきびしい」という方は、遺体を火葬し残った遺骨を埋葬するのもひとつの手です。遺骨であれば土に埋めても腐臭はしないため、あまり深い穴を掘る必要はなく、遺体をそのまま埋葬するのに比べてお手軽に済みます。

犬火葬の費用相場について

愛犬の葬儀で失敗したくないという場合は、可能な限りペット葬儀業者に火葬を依頼することをおすすめします。しかし、ペット葬儀業者を利用するとなると費用の面が気になってくるのではないでしょうか。

ここでは犬火葬の費用相場についてご紹介していくので、愛犬の火葬方法やペット葬儀業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

犬火葬の費用が変動する要因

犬火葬の費用相場はおもに「火葬方法」と「犬のサイズ」のふたつの要因によって変動します。

【火葬方法】
犬の火葬方法には大きくわけると「合同火葬」「個別火葬」「訪問火葬」の3種類にわけられます。それぞれの火葬方法の特徴は次のとおりです。

・合同火葬
火葬炉で、ほかのペットの遺体と一緒に火葬する方法です。ほかの火葬方法に比べて安価におこなえるのが強みといえます。「しっかりと弔ってあげたいけど、火葬費用はなるべく抑えたい」「寂しい思いをさせたくないから、ほかのペットたちと一緒に火葬してあげたい」という方はこの方法を選ぶことが多いです。

合同火葬は特定の時間ごとにいっせいにペットの遺体を火葬する関係上、火葬日時の予約にはある程度の制限があります。また、火葬後は遺骨が混ざり合ってしまうため、基本的に返骨はおこなわれません。

犬火葬のあとに遺骨を受け取りたいという方は注意しましょう。合同火葬で立ち合いをおこなえるかどうかはプラン内容によって異なるため、必ず確認を取ってください。

・個別火葬
合同火葬に比べると料金は割高になりますが、ペットを1匹1匹個別で火葬してもらえる方法です。個別での火葬なので、火葬の日程を比較的自由に決めることが可能です。

また、プラン内容によっては立ち合いや骨拾いをおこなえたり、遺骨を受け取れたりするため、しっかりと弔ってあげたいという方におすすめです。

・訪問火葬(出張火葬)
ペット葬儀業者が自宅までペットの遺体を引取りに来て、「移動火葬車」で遺体の火葬をおこなう方法です。斎場(火葬場)まで出向く必要がないため「ペットを火葬してあげたいけど、火葬の時間を確保するのが難しい」という方におすすめです。

また、ペットを亡くした直後は悲しみのあまり、動く気力すら湧かないというケースもあります。そのような場合でも、訪問火葬であれば斉場にいかずに火葬をおこなうことができます。

訪問火葬は「個別火葬形式」のものが多いですが、業者によっては「合同火葬形式(お引取り)」を取り扱っていることもあり、どちらを選ぶかによって料金が異なります。

【犬のサイズ】
犬の「大きさ」または「体重」が増えるほど、それに比例して火葬費用が上がります。業者によっても異なりますが、犬の体重は次のように区分されていることが多いです。

小型犬 (ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、チワワなど) 5kg未満
中型犬 (コーギー、柴犬、ブルドッグ、ビーグルなど) 5~25kg未満
大型犬 (ゴールデンレトリバー、ダルメシアン、ボーダー・コリーなど) 25kg以上

 

犬の火葬費用

「火葬方法」と「犬の大きさ」ごとの、おおまかな火葬費用の目安は次のとおりです。

【合同火葬】
・小型犬 約5,000円~15,000円
・中型犬 約15,000円~30,000円
・大型犬 約30,000円~

【個別火葬】
・小型犬 約20,000円~25,000円
・中型犬 約30,000円~35,000円
・大型犬 約40,000円~

【訪問火葬(個別)】
・小型犬 約20,000円~25,000円
・中型犬 約25,000円~40,000円
・大型犬 約40,000円~

愛犬の遺体を安置する方法

個体差がありますが、ペットの遺体はだいたい死後2時間前後で硬直しはじめます。この現象を「死後硬直」といいます。

身体や足が伸びた状態で死後硬直が発生すると、遺体を棺に納めるのが難しくなります。その状態で無理に納棺しようとすると、遺体を傷つけてしまいかねません。大切な愛犬の遺体を傷つけないためにも、死後硬直が始まる前までに遺体を安置してあげましょう。

犬の遺体の安置方法は、次のとおりです。

【愛犬の遺体の安置手順】

1.身に着けている首輪などを取り外す。

2.タオルなどを軽く水で濡らし、身体を拭く。
遺体を強く拭いて傷つけてしまわないように注意しましょう。

3.ペット用の棺を用意し、中にタオルなどを敷く。
棺は、ダンボールや木箱などでも代用可能です。遺体から体液が染み出すケースがあるため、棺の底にペットシーツやビニールシートなどを敷いておくことをおすすめします。

4.遺体を棺に納める。
遺体を傷つけてしまわないように注意しながら納棺しましょう。棺のスペースが狭い場合は、足を折りたたんで丸まって寝ているような姿勢に整え、無理なく納棺できるようにしてあげてください。

5.口や目が開いている状態が気になるという方は、閉じてあげる。
口は死後硬直が始まるまで布などをまいておくと比較的容易に閉じることができます。

犬のまぶたは人間のものと構造か異なり、なかなか閉じてくれないことが多いです。まぶたを手で下げ、その状態を数分~十分前後は維持しましょう。

6.棺の中に保冷剤またはドライアイスをいれる。
保冷剤やドライアイスが遺体に直接触れると傷んでしまうおそれがあるため、タオルやビニールなどでくるんでから棺にいれてあげてください。

7.犬火葬をおこなう日まで遺体を冷暗所に保管する。

愛犬の遺体を安置する方法  

犬火葬に決まり事はある?愛犬の火葬後にやること

人間の葬儀の場合は服装や作法などが厳格に定められており、それらを守れていないとマナー違反になってしまいます。一方で、犬火葬には人間の葬儀ほどの厳格なルールがありません。

そのため、喪服を着て数珠や犬の写真を持って葬儀に来る方もいれば、私服でペットフードや犬のオモチャを持って来るという方もいます。また、斎場のルールによっても異なりますが、中にはほかのペットを連れて亡くなった愛犬を一緒にお見送りするというケースもあります。

このように、犬火葬は人間の火葬に比べてある程度自由が利きます。しかし、斎場は自分以外のペットの飼い主も利用する場です。

そのため、ほかの飼い主のことも考え、派手な服装はなるべく避けることをおすすめします。また、同伴のペットが鳴いて斎場がうるさくなってしまわないように配慮しましょう。

愛犬の死後にやらなければならないこと

愛犬の死後にやらなければならないこと

飼っていた犬が亡くなった場合は「死亡届の提出」と「ペット保険の解約」をおこなう必要があります。

【死亡届の提出】
犬の火葬自体には厳格なルールがありませんが、犬の死に関しては法律で定められているルールがあります。それが「死亡届の提出」です。

生後91日以上経過している犬の場合は、死後30日以内に役場に死亡届を出す義務があります。もしも、死亡届を提出せずに31日以上経過した場合は「狂犬病予防法」に違反したことになり、罰金刑が科せられるおそれがあります。

犬の死亡届は、役場の窓口でもらうことができます。また、役場によってはホームページから電子申請をおこなえるケースもあるため確認してみましょう。

【ペット保険の解約】
ペットの保険に加入していた場合は、解約手続きをおこなう必要があります。解約方法は保険会社によって異なるので、電話などで確認を取ってください。保険解約の際は「ペットが亡くなったことを証明する書類」の提出を求められる場合があるので、死亡届のコピーを取っておくようにしましょう。

火葬後の遺骨はどうすればよい?

ペット葬儀業者に依頼して犬火葬をおこなった場合、プラン内容によっては遺骨を返却されるケースがあります。しかし、人によっては「ペットの遺骨はどうすればいいのか」と戸惑ってしまうかもしれません。そこで、ここでは火葬後の遺骨の供養方法についてご紹介していきます。

・自宅供養
遺骨を引き取って、自宅に持ち帰って供養する方法です。大きくわけると「遺骨を骨壷にいれた状態で、手元で供養するパターン」と「庭に埋葬するパターン」の2種類があります。

手元で供養する場合は、遺骨にカビが生えてしまわないように骨壷内に乾燥剤をいれるなどして湿気対策を取ることをおすすめします。庭に埋める場合は、しっかりと土へ還るように骨壷などから遺骨を出した状態で、埋葬をおこないましょう。

・ペット霊園/納骨堂に納める
ペット霊園や納骨堂などで、有料で遺骨を供養してもらう方法です。ペット霊園や納骨堂の利用料金は、施設規模やサービス内容によって大きく異なるため必ず確認を取りましょう。

業者によっては、葬儀後に遺骨を提携しているペット霊園や納骨堂へ直接納めて供養するプランもあります。

・散骨
ペットの遺骨を粉状に砕いて、山や海などにまく供養方法です。遺骨を粉状にする作業のことを「粉骨」といいます。ペット葬儀業者によっては、粉骨を代行するサービスを提供している場合もあるため「自分で愛犬の遺骨を砕くのはつらい」という方は利用してみてはいかがでしょうか。

粉骨は2019年の時点では法律上の規制がなく、節度を守ってさえいれば自由におこなうことができます。しかし、自治体によっては独自に散骨を規制しているケースがあるため、必ず確認を取るようにしましょう。また、規制がない場合であってもトラブルを避けるために、なるべく土地の所有者に許可を取ることをおすすめします。

・遺骨アクセサリーにする
遺骨アクセサリーとは、粉骨した遺骨をいれるための空洞が内部にあるアクセサリーです。外見上は普通のアクセサリーと変わらないため、日常的に身に着けられ、気兼ねなく愛犬の形見を自分のすぐそばに置いて供養することができます。

まとめ

犬火葬の費用は、どの火葬方法を選ぶかによって大きく変動します。「火葬費用を抑えたい」「遺骨を受け取りたい」「遺体を引取りに来て欲しい」などの、自分の要望に合わせて火葬方法を選ぶようにしましょう。

弊社がご紹介しているペット葬儀業者は、個別/合同(お引取り)火葬形式の「訪問火葬」をおこなっております。個別火葬形式では、立ち会いありのプランとなしのプランの両方をご用意しているので、お客様のご要望に合わせてお選びいただけます。

火葬の流れや料金、その他疑問点などがある場合は無料の相談窓口までお電話ください。