血のつながった家族同然に暮らしてきたペットが亡くなってしまったら、「人間と同じように、丁寧に供養してあげたい」と思う方も多いはずです。しかし実際のところ、「ペットに法要が必要なのかどうか、わからない」とお悩みの方も少なくないでしょう。
ペットの法要に関しては、おこなわなければならないという決まりはありません。しかし近年では、ペットも家族の一員であるという考えが浸透しており、人間と同様にきちんと法要をおこなってあげるのが一般的です。実際、動物専用の法要プランを扱う火葬業者なども増えてきています。
そこで今回は、【ペット法要の知識】についてご紹介しましょう。ペット法要の具体的なスケジュールや最適な服装・持ち物、注意点などをご説明します。納得ができるペット法要を執りおこなうためにも、ぜひ一度正しい知識を身につけておきましょう。
ペット法要の年間スケジュール
ペット法要をスムーズにおこなうためには、全体的な流れを知っておくことが大切です。ここでは、ペットが亡くなってからの具体的な流れや、法要のスケジュールについてご紹介しましょう。
ペットが亡くなってから弔い上げまでの流れ
まずは、ペットが亡くなってから弔い上げ(とむらいあげ/最後の法要のこと)をおこなうまでの具体的な流れをご紹介します。葬儀をお願いする業者によって流れが異なる場合もありますが、供養のイメージが掴みやすくなるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
<1>遺体のケアをしてあげる
まずは亡くなったペットと最後の別れを告げながら、体をきれいにしてあげましょう。よく絞った布で、ペットの体全体をふき取ります。夏場は腐敗が進みやすいので、エアコンがよく効いた部屋でおこなうようにしましょう。
ひととおり体をふき終えたら、鼻や口、肛門などにガーゼを詰めておきます。動物は亡くなると、筋肉が緩んで体液が流れ出てしまうことがあるからです。死後硬直がはじまる前に遺体の形を整えたら、その後は保冷剤などをあてて腐敗の遅延に努めてください。
<2>ペット火葬業者に火葬・葬儀をしてもらう
遺体のケアが完了したら、ペット火葬業者に電話をして、火葬の依頼をしましょう。葬儀も同時に執りおこないたい場合は、その旨もきちんと業者に通知します。
ペットの火葬は火葬場に移動しておこなうのが通常ですが、最近では車に移動式の火葬場を載せて、自宅まで来てくれるというサービスを実施している業者もあるようです。家族にとってどういった火葬方法がベストなのか、ペットが亡くなる前からある程度は考えておいたほうがよいかもしれません。
なお葬儀付きのプランを申し込んだ場合は、火葬と同時に葬儀をおこなうことになります。ペットの写真やお供え物などを葬儀に使用することもできるので、火葬業者とよく相談の上、必要なものを用意しましょう。
葬儀の具体的な内容はペット業者によって異なるため、事前にしっかりとプラン内容を確認しておくことが大切です。より満足のいく葬儀になるよう、真剣に業者選びをおこないましょう。
<3>任意の方法で供養する
火葬後の遺骨は、そのままペット霊園などに埋葬することもできれば、自宅に持ち帰って供養することもできます。自宅に遺骨を持ち帰る場合、庭に埋葬したり、海に散骨したりする方も多いようです。
供養が終わったら、その後はできれば人間と同様に以下のスケジュールでペット法要をおこなってあげてください。
- ・初七日(はつなのか/命日から7日目におこなう法要)
- ・四十九日(しじゅうくにち/命日から49日目におこなう法要)
- ・百か日(ひゃっかにち/命日から100日目におこなう法要)
- ・一周忌(いっしゅうき/命日から満1年でおこなう法要)
- ・三回忌(さんかいき/命日から満2年でおこなう法要)
- ・七回忌(ななかいき/命日から満6年でおこなう法要)
- ・十三回忌(じゅうさんかいき/命日から満12年でおこなう法要)
- ・十七回忌(じゅうななかいき/命日から満16年でおこなう法要)
なお人間の場合、最後の法要をおこなう“弔い上げ”は五十回忌に設定するのが通常ですが、ペット場合は十三回忌か十七回忌とするのが一般的でしょう。
もともと弔い上げは昔の人の平均寿命が由来といわれているのですが、ペットは人間と比べて寿命が短いため、弔い上げも「少し短くてよい」と考えられているのです。
ペット霊園の年間スケジュール
火葬後、ペットの遺骨をペット霊園に埋葬するという方も多いでしょう。ペット霊園の合同墓に埋葬する場合、法要もほかのペットと合同でおこなうことになります。したがって、ペット霊園の年間法要スケジュールはあらかじめ押さえておくことが重要です。
多くのペット霊園では毎月1~2日程度の合同法要の日が定められているため、法要をおこなう場合はぜひこのタイミングに訪れるようにしましょう。合同法要の日には、住職による読経などがおこなわれるのが一般的です。
またペット霊園では通常、毎年3月には“春のお彼岸法要”を、8月には“お盆の法要“を、9月~11月頃には”秋のお彼岸法要“をおこなっています。仏教においてこれらの期間は、仏様の世界と人間の世界が通じ合いやすくなる日であると考えられているため、この時期はとくに積極的に手を合わせに来るとよいでしょう。
火葬後、お骨を返してもらうこともできる
ペットの供養方法には、とくに決まりがありません。そのため、手元にお骨さえあれば、飼い主の好きな方法で供養することができます。「自宅の庭に埋葬したい」「海に散骨したい」「ペット霊園に納骨予定があるけれど、四十九日までは家に置いておきたい」といったことも実現可能です。
ただし、火葬業者にもよりますが、火葬後すぐにペット霊園の合同墓に埋葬するようなプランに申し込んでいた場合、火葬後にお骨を返却してもらえない場合もあります。合同墓に一度埋葬してしまうと、ほかのペットの遺骨と混ざってしまうため、自分のペットの遺骨だけを引き上げることはできません。
もし火葬後にお骨を返してほしいのであれば、あらかじめペット火葬業者や霊園にその旨を伝えておきましょう。そうすれば火葬後、お骨をスムーズに返骨してもらえるはずです。
初七日や四十九日での服装や持ち物について
ペット法要の流れやスケジュールがわかったところで、次に知っておくべきなのが法要の際の服装や持ち物についてです。ここではそれらについて簡単にご説明します。
ペット法要に適した服装とは
ペットの火葬や葬儀をおこなう際は、人間のお葬式と同様に、黒っぽい洋服を着るのが一般的です。ただしペット葬儀は身内だけでおこなうのが通常ですので、正式な喪服でなくても構いません。手持ちの黒い服を合わせるだけでもよいでしょう。
また初七日や四十九日などの法要の際は、黒い服どころかいつも通りのカジュアルな格好でも問題ないとされています。実際、ペット霊園で執りおこなわれている合同供養などを覗いてみると、普段通りの格好で来ている方が大半です。
気になる方は葬儀のときと同様に黒っぽい洋服を着用してもよいですが、ペット法要の場合、そこまでかしこまらなくてもマナー違反とならないので安心してください。
ペット法要の際は何を持っていけばよい?
葬儀の際は、祭壇に飾るための写真や数珠(じゅず)などを持っていったほうがよいのですが、初七日や四十九日の法要の際はそういったものはとくに必要ありません。手を合わせるだけでよいのです。
ただ、法要をおこなってもらう霊園によっては、お花やお供え物の持ち込みができる場合もあります。霊園によく確認し、持ち込み可能な場合は好きだったおやつなどを用意していってあげると、亡くなったペットも喜ぶかもしれません。
ペット法要にお布施は必要?
ペット霊園によって違いはありますが、多くの場合、ペット法要のためのお布施は不要であることが多いでしょう。もともとの火葬費用や埋葬費用にあらかじめ含まれているのが一般的だからです。特段に求められない限りは、お布施をお渡ししなくても問題ないでしょう。
ただし、法要の際に卒塔婆(そとば)と呼ばれる板を立てる場合は、別途お布施が必要となる場合もあります。卒塔婆を希望する場合は、あらかじめペット霊園やペット火葬業者にお布施の金額を相談しておくとよいでしょう。
納得できるペット法要を執りおこなうには
さてここまで、ペット法要の基本の知識をご紹介してきました。ここからはさらに、“より納得できるペット法要”を執りおこなうためのポイントをご紹介しましょう。大切なペットを後悔なく送り出してあげられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
埋葬するペット霊園は慎重に選ぶことが大切
納得できるペット法要を執りおこなうために、もっとも重要なのは“納得のできるペット霊園に埋葬する”ということです。後悔しないためにも、ペット霊園は慎重に選ぶようにしましょう。ペット霊園選びに失敗しないためには、以下の点をチェックすることが大切です。
・通いやすい場所にあること
法要というのは、初七日や四十九日、一周忌、三回忌……など、何度もおこなうことになるものです。もし埋葬したペット霊園が自宅から離れたところにあると、通うのも大変になってきてしまいます。埋葬先のペット霊園を決める際は、必ず立地を確認し、なるべく自宅から通いやすいところを選んだほうがよいでしょう。
・法要のやり方が満足なものであること
ペット霊園では合同法要が一般的です。したがって、ペット霊園を決める際は、その合同法要の回数や執りおこなわれ方が、満足のいくものであるかどうかも重要な判断基準となります。霊園を見学したり、パンプレットを見せてもらったりして、法要の内容をよく考慮した上で申し込みをおこなうようにしましょう。
・霊園のお手入れや管理がきちんとされていること
大切なペットを埋葬する場所が汚いのは嫌ですよね。申し込みの前に見学することができるのであれば、園内の清掃がしっかりおこなわれているかどうか、お手入れが満足いくものかどうかを確認しておきましょう。
・開園時間が自分のライフスタイルに合っていること
「仕事の都合上、午前中にしか行けない」「夜にしか行けない」など、飼い主によってお墓に手を合わせに行ける時間帯はさまざまです。開園時間というのはペット霊園によって異なりますので、なるべく自分のライフスタイルに合った時間帯に開園している霊園を選ぶようにしましょう。
火葬業者の提携先霊園も調べておこう
火葬業者に火葬をお願いする場合は、その火葬業者の“提携先霊園”をあらかじめ調べておくことが重要です。とくに合同墓へ埋葬する場合は、ほかのペットと合同火葬をおこなった後、そのまま提携先のペット霊園に埋葬されることが多いでしょう。
もしそのペット霊園が自宅から非常に離れたところにあったり、法要のルールに不満があったりする場合は、火葬業者を変更したほうがよいかもしれません。
ただし自分のペットだけを単体で火葬する“個別火葬”のプランに申し込んだ場合は、自分でお墓を探すことになるのが一般的です。その場合、火葬業者には火葬だけをお願いすることになるため、別途ペット霊園を探す必要があります。このときも、立地条件や法要ルールなどをしっかりと確認して、納得のいく霊園を選ぶようにしましょう。
業者選びに迷ったら……
上記のとおり、納得できるペット法要を執りおこなうためには、ペット霊園選びやペット火葬業者選びに失敗しないことが何よりも重要です。理想の法要が実現できそうなプランを用意している火葬業者・ペット霊園を探し出しましょう。
もし業者選びに迷ってしまった場合は、ぜひ弊社までご相談ください。弊社にご連絡いただければ、全国に抱える多数の加盟店の中から、お客様のご要望にお応えできるペット火葬業者をお探しいたします。
合同墓への埋葬プランやご返骨が可能なプランなど、さまざまなプランをご用意できる業者をご紹介いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
弊社のコールセンターは24時間・年中無休でお客様からのご連絡を承っておりますので、いつでもご相談いただけます。
まとめ
さて今回は、ペット法要の知識についてご紹介しました。「人間と同じように法要を執りおこなってあげたい」と思う気持ちも大切ですが、一方で、やはりペット法要は人間の法要と少し違う部分もあります。
できればペットの生前からきちんと知識を身につけておき、いざというときに迷うことなく準備を進められるようにしておきたいものですね。
実際にそのときを迎えたときは、ぜひ今回の記事を参考にしっかりと業者選びをおこない、後悔のない法要にしましょう。思いを込めて法要をおこなえば、きっとペットも喜んでくれるはずです。
大事にかわいがってきたハムスターが、ある日突然まったく動かなくなってしまったら、「死んでしまったの!?」と気が動転してしまうものです。そして、少し気持ちが落ち着いてきたら、今度は動かないハムスターを見て深い悲しみが胸に押し寄せてきて、なにをするのも億劫になってしまうことでしょう……。
しかし、ハムスターは生きていても、寒くなってきたら動かなくなることがあります。動かないハムスターを直視したら気が動転してしまうかもしれませんが、しっかりと様子を確認しましょう。
そして、確認してみて本当に亡くなっているようであれば、同じ時間を過ごしてきた大切な家族として丁寧に葬儀をおこない、弔ってあげてください。
ここでは、ハムスターの火葬方法や業者選びのポイントなど、亡くなったハムスターを送り届けてあげることについて、大切なことをいくつかご紹介いたします。最後のお別れをするために、ぜひお役立てください。
ハムスターを火葬する前に!注意点を知っておこう
ある日突然動かなくなってしまったからといって、大切なハムスターを火葬や土葬といった方法で弔ってあげようとすぐに判断することは早計といえます。寒い時期であれば、なおさらです。
注意すべき点は、そこだけではありません。ハムスターを火葬する場合、業者選び次第では、遺骨が残らない場合があります。大切な家族の遺骨をちゃんと残したいならば、ハムスターの火葬も扱っている業者を選ぶ必要があるのです。
ここでは、上記のようなハムスターを火葬する際の注意点について、ご紹介いたします。
【注意点1】冬眠の可能性もある
ハムスターは室温が5℃以下になると、冬眠してしまう動物です。冬眠中のハムスターは最低限の活動しかおこなわないため、一見すると、死んでいるように見えてしまいます。
冬場に中長期の間外出が続き、暖房器具がまったく使われない環境になっている場合など、久々に帰宅してハムスターの様子を確認してみて動かなくなっていたら、冬眠の可能性もあります。
冬眠なのか、本当に死んでいるのかどうか判断するためには、まず部屋を暖かくしましょう。暖房器具をつけて、室温を20℃以上にしてください。そして、ハムスターを手で優しく包んで暖めてあげます。冬眠しているだけならば、しばらくして目を覚ますでしょう。
暖めてあげても身じろぎひとつしない場合は、本当に亡くなってしまったのかもしれません。冬眠なのか、亡くなっているのか、自分では判断が難しい場合は、動物病院に連れていって診断を受けるとよいです。
それでもやはり亡くなっているようであれば、動転し、悲しみがこみ上げるでしょうが、お別れをするためにペット葬儀業者を探してあげましょう。
【注意点2】お骨を残したいなら業者の選定を
ハムスターのように体の小さい動物の火葬を、犬や猫の火葬に使う炉でおこなってしまうと、お骨がまったく残らないおそれがあります。ハムスターのお骨をちゃんと残したいという場合は、ハムスターの火葬も扱っている業者を選ばなければならないのです。
しかし、ペット葬儀をおこなったことがない人では、どこの業者がよいのか、判断できない場合が多いでしょう。もしどういった業者に依頼すればよいかわからないのであれば、ぜひ弊社にご連絡ください。
弊社には、ペット葬儀をとりおこなっている業者が、多数加盟しております。そのため、ハムスターの火葬を、ご要望どおりにおこなうことができる業者のご紹介が可能です。ご相談は24時間365日、受け付けております。大切な家族との最後のお別れのお手伝いをさせていただきます。
ハムスター火葬までの手順|お骨を骨壷に納めるには?
ここでは、火葬によって大切なハムスターと最後のお別れをする流れについて、ご紹介いたします。また、火葬後のお骨を骨壷に納めたい場合に、どの火葬方法を選んだらよいのかについても紹介しています。 丁寧に送ってあげるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
1.遺体を安置する
火葬をおこなうまでには、葬儀会社の都合などで時間がかかってしまう場合もあります。そのため、遺体の腐敗開始をできるだけ遅らせなければなりません。正しい方法で丁寧に安置することによって、最後のお別れを生前とあまり変わらない状態で迎えることができます。
まず、遺体が収まる大きさの箱を用意しましょう。そして、内側に布や紙を敷き、遺体と保冷剤やドライアイスを入れましょう。保冷剤やドライアイスを入れることで遺体が冷やされるため、腐敗を遅らせることができるのです。
安置している間は、ペット用の線香を焚いてあげるとよいでしょう。線香はネット通販などで購入できます。相場は『およそ500円から1,500円』です。
2.火葬方法を選ぶ
ハムスターの火葬方法は大きく分けて、『個別火葬』と『合同火葬』の2種類です。以下でそれぞれの特徴と費用相場をご紹介いたします。
・個別火葬
個別火葬の特徴は、ほかの動物とは別々に、亡くなったハムスターだけを火葬することです。家族だけでなく、生前のハムスターと関わりの深かった人たちも、火葬に立ち会う方法と、家族も含めて誰も立ち会わない方法があります。
立ち合う方法の場合は、火葬後のお骨拾いまですることが可能です。拾ったお骨は返骨してもらえるため、自宅で供養することができます。仮に立ち会わない方法を選んだ場合であっても、業者によっては事前に依頼をしておくことで返骨してもらうことが可能です。
返骨してもらったあとの埋葬や納骨方法は、自分たちで決めることになります。事前に骨壷を用意しておくことで、自宅で供養することが可能です。骨壷はないが自宅で供養したいといった際は、自宅の敷地内(庭)やプランターに埋めるようにしましょう。プランターであれば、賃貸にお住まいの方でも自宅で供養してあげることが可能です。
個別火葬の費用相場は、立ち会う場合と立ち会わない場合とで、若干異なります。立ち会う場合は『およそ17,000円~30,000円』です。そして、立ち会わない場合の費用相場は『およそ15,000円~18,000円』になります。
ただし、あくまでも相場でしかありません。記事の後半で詳しく解説しますが、できるだけ見積りをとってから依頼するようにしましょう。
・合同火葬
合同火葬とは、自分のハムスターだけでなく、最後のお別れが必要なほかの動物たちと一緒に火葬される方法です 。家族でおこなうのは出棺だけで、そこから先はすべて葬儀業者がおこないます。また、ほかの動物と合同で火葬されるため、返骨などがされず骨壷に納めて自宅で供養することはできません。個別火葬よりも少しだけ費用を安く抑えられる特徴があります。
合同火葬の費用相場は『およそ9,000円~12,000円』です。ただし、個別火葬と同じく、この費用はあくまでも相場でしかありません。まずは見積りをとることからはじめましょう。
3.火葬をおこなう
ここでは、ご紹介した火葬方法別に、火葬当日の流れについてご紹介いたします。なお、個別火葬は斎場でおこなうこともできますが、火葬専用の車でおこなうこともできます。ここでは火葬車でおこなう場合の流れをご紹介します。
・個別火葬
火葬当日には、葬儀業者のスタッフが火葬炉を積んだ専用車で、自宅までやってきます。そして、最後のお別れを済ませたあと、火葬が始まります。家族はもちろんのこと、生前関わりのあった人たちも立ち会うことが可能です。火葬が終了したら、立ち会った人たちでお骨上げをおこないます。誰も立ち会わないで、お骨上げまで業者に任せることも可能です。
・合同火葬
火葬当日になったら、葬儀業者のスタッフが遺体を引き取りにやってきます。そこがハムスターとの最後のお別れになるため、スタッフに引き取ってもらう前に、しっかりとお別れを済ませておきましょう。スタッフに引き取られた遺体は、ほかの動物と一緒に火葬されます。そして、ほかの動物のお骨と一緒に骨壷へと納められ、業者と提携しているペット霊園に埋葬されます。合同火葬の場合は返骨には対応してもらえません。
ハムスターの火葬方法について、なにかご不明な点がございましたら、弊社にご相談ください。丁寧にご説明させていただきます。お電話お待ちしております。
ペットの火葬をするならまずは見積りをとろう
ハムスターの火葬をおこなうときは、すぐにひとつの業者に決めてしまうのではなく、まずは見積りをとりましょう。ハムスター含め、ペットの火葬にかかる費用は、業者によって変動するからです。最後のお別れだからこそ、納得のいく業者に依頼するために、見積りはとるべきなのです。
ほかにも業者はたくさんあるにもかかわらず、最初に見つけた業者に「探すのも大変だろうし、ここでいいか……」といった気持ちですぐに火葬を依頼してしまうと、『葬儀後に高額な追加料金が発生した』といったトラブルが起きるおそれもあるのです。
見積りを依頼して、どういったプランでおこなってくれるのか、費用はいくらかかるのか、ちゃんと把握しましょう。また、追加料金は一切発生しないのか、など疑問に思ったことはその場で尋ねることも重要なことです。
尋ねて、発生しないと約束してくれないのであれば、その業者に依頼をするべきではありません。別の業者にまた見積りをとって、追加料金の有無を尋ねましょう。
また、見積りをとる段階で、業者の人となりをしっかりと見極めることも大切です。大切な家族との最後のお別れを任せるのですから、受け答えから仕草にいたるまで真摯な対応を心がけている業者に依頼しましょう。対応・態度に少しでも引っかかることがあれば、その業者には依頼しないほうがよいです。
見積りとは、なにも費用を安く抑えるためのおこないではありません。見積りの段階で業者と面と向かって話し合い、本当に信頼できるのかどうかを判断するために大切なことなのです。家族の一員であったハムスターとのお別れを、トラブルなく終えるためにも、見積りはおこなってください。
弊社にご相談いただければ、見積りを無料でおこなっている業者をご紹介いたします。見積り後の追加料金はいただいておりません。はじめにご紹介した業者になにか問題がございましたら、また別の業者をご紹介させていただくことも可能です。
大切なハムスターとの最後のお別れを、トラブルなく終えられるように尽力いたしますので、なにかお困りのことがございましたらご連絡ください。お電話お待ちしております。
ペット火葬車による訪問火葬は、「亡くなったペットを式場まで運ぶのが困難な方」や「長年暮らした自宅でペットを見送りたい方」におすすめする火葬方法です。訪問火葬は、専用火葬車でご自宅に伺い火葬をおこないます。そのため、場所に囚われることなく亡くなったペットを弔うことができるでしょう。
このコラムでは、そうしたペット火葬車両による訪問火葬について詳しくご紹介していきます。事前準備や納骨方法についても述べているので、ぜひ参考にしてみてください。
ペット火葬車|訪問火葬の【流れ・プランや費用】
ペット火葬車とは、火葬炉や排煙装置を積んだ大型の車両のことです。火葬に必要となる様々な機能を備えているので、トラックやバンのような形になっています。
依頼者の希望した場所に移動することができるため、「事情があって式場にいけない」という方にはぴったりの火葬方法だといえるでしょう。
しかしなかには、「火葬時の臭いが気になる……」「近隣住宅に迷惑がかからないかな」などといった不安を感じる方もいるかもしれません。ペット火葬車は火葬時に発生する煙や臭いの心配がなく、火葬をする際は周囲に十分な配慮をした上でおこなうため安心です。
また、ペット火葬車による火葬をおこなう業者は、都道府県知事や市長などから使用するための許可を得ているため、安心して依頼をすることができます。
もし訪問火葬を選択するのであれば、訪問火葬がどのようにおこなわれるのかを知る必要があります。そのため、まずは訪問火葬の流れやプラン、費用について詳しく見てみましょう。
訪問火葬の流れ・火葬時間の目安
訪問火葬業者に依頼をした日が訪れたら、約束の時間に業者がご指定の場所に伺います。最後のお別れをした後に、業者が亡くなったペットを預かり火葬をおこなう運びとなるでしょう。プランにもよりますが、その後返骨や収骨がおこなわれます。火葬時間はペットの大きさによって異なるため、以下の時間を参考にしてみてください。
【火葬時間の目安】
小動物:30分前後
小型犬・猫:1時間前後
中型犬:1時間半前後
大型犬:2時間前後
プラン1. 立会い個別火葬【ご拾骨をご自身で】
立会い個別火葬プランは、火葬の工程に可能な限り飼い主が関わるプランです。火葬に立会うだけでなく、火葬後のペットのご遺骨を飼い主が拾うことができます。そのため、最後まで自分の手で供養してあげたいという方にはこのプランが当てはまるといえるでしょう。また、このプランの費用相場は以下のとおりです。
【立会い個別火葬の費用相場】
小動物:1万6千円~1万9千円前後
小型犬・猫:2万2千円~2万5千円前後
中型犬:3万円~3万9千円前後
大型犬:4万4千円~6万2千円前後
プラン2. 一任個別火葬【ご拾骨はお任せ】
一任個別火葬は、火葬を個別でおこなうことができるプランです。収骨を飼い主がすることはできませんが、火葬後に遺骨を手元に残しておくことができます。そのため、遺骨を返して欲しいという方にはぴったりのプランだといえるでしょう。また、このプランの費用相場は以下のとおりです。
【一任個別火葬の費用相場】
小動物:1万4千円~1万7千円前後
小型犬・猫:2万円~2万3千円前後
中型犬:2万8千円~3万7千円前後
大型犬:4万2千円~6万円前後
プラン3. すべてお任せ
訪問火葬には、供養をすべて業者に任せるプランもあります。亡くなったペットをお引き取りした後に、ほかのペットと共に火葬をおこなうのです。合同火葬をおこなったあとは、埋葬まですべて業者がとりおこないます。
そのため、費用を抑えたい方や亡くなったペットの姿を見ていられないという方には、このプランを推奨します。また、このプランの費用相場は以下のとおりです。
【お引取り供養の費用相場】
小動物:1万円~1万4千円前後
小型犬・猫:1万7千円~2万円前後
中型犬:2万5千円~3万4千円前後
大型犬:3万9千円~5万7千円前後
業者選びは「日本ペット訪問火葬協会」会員を目安に!
訪問火葬の業者を選ぶ際には、業者が「日本ペット訪問火葬協会」の会員であるかどうかを確認してください。なぜなら訪問火葬業者には、粗悪なサービスや追加料金の請求などをおこなう悪徳業者が存在するからです。
日本ペット訪問協会の会員は一定の基準をクリアした優良業者であることが証明されているため、悪質業者を選ばないためにも会員であるかどうかは重要なポイントとなります。
また、事前に火葬業者の公式ホームページを確認することも大切です。ホームページには実際に依頼をした方の口コミなどが載っていることがあるため、業者を選ぶ際は忘れずに確認しておくとよいでしょう。
どこの訪問火葬業者に頼んだらよいのかで迷った際は、ぜひ弊社へご相談ください。日本全国でお電話による無料相談を受け付けているので、ご葬儀を希望する方のお力になることができるでしょう。
ペットの火葬にむけて準備しましょう【よくある疑問】
ペット火葬車による訪問火葬を選んだら、当日にむけた準備を始めましょう。しかし「何を準備したらよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこでこの章では、当日までにしておくべきことをご紹介していきます。疑問や不安をなくして、ペットとの最期の時間を有意義にお過ごしください。
火葬に適したお花は何がおすすめ?
火葬の際に添えるお花には、必ずこの種類でなければならないという決まりはありません。しかし、お花の種類によって意味合いが変わってきますので、以下で人気のお花の種類とその花言葉についてご紹介します。
ガーベラ:希望・前進・感謝(ピンク)・究極愛(黄色)
ひまわり:憧れ・あなただけを見つめる
カーネーション:無垢で深い愛・純粋な愛(白)・永遠の幸福(青)
スイートピー:門出・私を忘れないで・ほのかな喜び(白)
チューリップ:真実の愛(赤)・誠実な愛(ピンク)・不滅の愛(紫)
服装は必ず喪服じゃないとだめなの?
ペットの訪問火葬には決められた服装がないため、平服で火葬に臨むことができます。しかし、喪服の着用が相応しくないというわけではありません。そのため、ご自身の希望する服装で当日を迎えましょう。
おやつやおもちゃは一緒に火葬できる?
ペットと共に火葬する副葬品には、お花や写真、おやつなどを添えることができます。しかし、火葬した際に黒煙が出る素材や遺骨に影響を及ぼす素材でできたものは添えることができません。そのため、事前に副葬品として添えられるかどうかを業者に確認しておくようにしましょう。
火葬後のペットのお骨を供養する方法は3つ
ペット火葬車による火葬後の遺骨供養も、飼い主によって希望する方法が異なると思います。そこで、代表的な供養方法である「霊園への納骨」「自宅での保管」「アクセサリーへの加工」の3つを詳しく見ていきましょう。それぞれ特徴があるので、供養方法にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
方法1. ペット霊園に納骨する
ペットの遺骨を霊園に納骨する方法には、「個別のお墓に納める」「納骨堂に納める」「合同供養塔に納める」の3つが挙げられます。個別のお墓は一軒家、納骨堂は賃貸物件、合同供養塔は大部屋といったイメージです。納骨堂は定期的に費用がかかること、合同供養塔は遺骨がほかの遺骨と混ざってしまうことに留意しましょう。
方法2. 骨壺に入れて自宅保管する
骨壺に入れて自宅保管する方法は、自宅で亡くなったペットを供養したいという方におすすめです。自宅の一角にスペースを設けて、写真や思い出の品と一緒に保管するのがよいでしょう。ただし、保管するためには遺骨を粉状にしなければなりません。そのため、そういった加工をおこなう業者に依頼をする必要があります。
方法3. アクセサリーに加工する
遺骨の加工方法には、樹脂加工のような比較的簡単なものからダイヤモンド化のような大掛かりなものまで様々な選択肢があります。アクセサリーに加工するため、「常に一緒にいたい」と考えている方にピッタリの供養方法だといえるでしょう。
ペットの遺骨を供養するためには、火葬による適切な葬儀が必要になります。そのため、優良な訪問火葬業者をお探しであればぜひ弊社にご連絡ください。見積りをとった後に依頼のご検討をおこなえるため、納得して依頼を出すことができるでしょう。
ペットの火葬料金|火葬方法やペットの重さによって異なる料金を解説
大切なペットが亡くなってしまったときは、適切な方法で埋葬して供養してあげたいですよね。ペットの埋葬方法は、業者に依頼する方法から自分でおこなう方法まで、さまざまなものがあります。
しかし、どのような方法があるのかを知らなければ、埋葬方法を選択することはできません。本コラムでは、ペットの埋葬方法と、業者に埋葬を依頼した場合の費用相場、自分で埋葬をおこなう場合のポイントや注意点などをご紹介します。
埋葬後のお参りについても解説していますので、最後までペットを大切にしたいと考えている方は、供養の際の参考にしてください。
ペットの供養の仕方によって埋葬方法はいろいろ
ペットの埋葬方法はいくつかあります。それぞれに特徴があり、どの埋葬方法がよいというものではありません。5つの埋葬方法について解説しますので、自分に合う方法はどれか、しっかりと考えてみましょう。
合同埋葬
合同埋葬は、自分のペットだけでなくほかのペットたちと同じ場所に埋葬する方法です。一般的に、業者で合同火葬をおこなった際に、そのまま一緒に火葬されたペットたちとともに埋葬されます。個別でお墓などを用意することはできませんが、比較的費用は安い方法です。
個別埋葬
個別埋葬は、自分のペットだけを単体で埋葬する方法です。流れは合同埋葬を同じで、業者で個別火葬をしたあと、個別に埋葬されます。個別でお墓をつくるなどの供養ができますが、そのぶん合同埋葬に比べて費用はかかります。
納骨堂
遺骨を土にかえすのではなく、骨壷に入れた状態で納骨堂に納める方法もあります。業者に依頼して遺骨を納めてもらうのですが、そのかたちはさまざまです。
ロッカーのような小さなスペースに納められること場合もあれば、納骨後に参拝もおこなえるような仏壇がある場合もあります。
遺骨をキレイな場所で保管しておくことができますが、広く立派な場所に納めるほど管理費は高くなるので、スペースの広さなどはよく考えて利用しましょう。
自宅の庭
自宅の庭に埋葬する場合は、自分の手で埋葬することになります。土葬をおこなうことになりますので、詳しい方法は後述の土葬の方法をご覧ください。
業者に依頼する作業がないので、費用は安く済みますが、遺体の扱いについては気をつけるべき法律があるなど、難しい部分もあります。
人間と同じお墓
ご先祖のお墓に一緒に入れたいなどの希望がある方は、人間と同じお墓に入れることもできます。人間と同じお墓にペットを埋葬するのは、業者が請け負ってくれる場合もありますし、自分で一緒に埋葬できるお墓を購入することも可能です。
最後まで家族として一緒に過ごすことができますが、業者によっては人間と同じお墓に入れる方法を請け負っていない場合があります。どうしても同じお墓がよい方は、墓地の管理者に許可を得て共同のお墓を用意しましょう。
ペットの埋葬は葬儀社・霊園で依頼する
先述した埋葬方法のうち、業者に依頼する方法は、以下のような流れになります。
- 1.ペットを火葬場に連れていく(お迎えが来る場合もあります)
- 2.業者にペットを預けて火葬をおこなってもらう
- 3.埋葬する
しかし、依頼の前に費用がどのように決まるのか、費用相場を知っておきたいところでしょう。ここでは、業者にペットの埋葬を依頼した際の費用に関する情報と、業者の選び方について解説していきます。
ペットによって異なる費用相場
ペット葬儀の費用は、ペットの種類・重さ・火葬方法で決まります。サイズは小さいほど安く大きいほど高いのですが、火葬方法は、合同、個別、立ち合いの順で高くなります。詳しい火葬方法については、こちらの記事でご確認ください。
- ・ハムスターなどの1kg以下の動物は約7,000~1万7千円
- ・小型犬などの5~10kg前後の動物は、約2万~2万5千円
- ・中型犬などの15~20kg前後の動物は、約3万~3万5千円
- ・大型犬などの35~40kg前後の動物は、約5万~6万円
金額の幅は、おもに火葬方法の違いによるものです。また、40kgを超える大きさのペットは、別途見積りとしている業者が多くあります。
葬儀社・霊園の選び方
ペットを供養するための葬儀社や霊園は、自分の望む供養方法ができるかどうかが選択の大きなポイントです。まずは業者ごとに異なるサービス内容をよく確認してきましょう。
また、費用も大切なポイントです。業者に目星をつけたら、見積りをとって予算に合う金額かどうか検討しましょう。
業者を選ぶおもなポイントは上記の2点ですが、業者について何も知らない状態で、多くの業者を調べるのは、時間も手間もかかってしまいます。ペット葬儀の業者選びについてお悩みの方は、弊社にご相談ください。
弊社では、ペット葬儀の見積りを無料でおこなっています。複数の業者の見積りをとることもできますので、費用の比較検討も可能です。まずは見積りをおこなって納得のいく業者選びをしましょう。
ペットを自宅の「庭」で埋葬する方法
ペットの埋葬は自宅でおこなうこともできます。その場合は、土葬をおこなうことになるのですが、実際にどのような手順でおこなうのかをご紹介しましょう。
ただし、ペットの土葬をおこなう際には、気をつけなければならないポイントがあります。法律などに触れる内容もありますので、しっかりと確認して覚えておきましょう。
土葬できるペットの大きさ
土葬をおこなう際は、まずはペットの大きさを確認しましょう。土葬をおこなうことができる大きさが決まっているわけではないですが、サイズの大きいペットを埋葬するには、庭に広さが必要です。
自宅の庭などに遺体を埋められるスペースがあるかどうかを確認し、スペースを確保できない場合は、業者に火葬を依頼しましょう。
土葬の手順
ここからは、土葬をおこなう際の手順をご紹介します。遺体の腐敗や菌の発生を防ぐ工程もあるので、しっかりと確認してから作業をおこないましょう。
1.穴を掘る
まずはペットを埋葬するための穴を掘ります。深さがないと、腐敗した遺体から菌や虫が地上に出てきてしまうことがあるので、1~2mほどの深さの穴を掘りましょう。
2.ペットをタオルに包んで安置する
ペットに直接土がかからないようにするためにタオルで包みます。ただし、あとから取り出すことができないので、土にかえる自然素材のタオルを使用しましょう。
3.石灰をまく
遺体が早くお骨になるように、腐敗を早める石灰をまきます。殺菌作用もあるので、土のなかで腐敗する遺体からの菌の発生をおさえる効果も期待できます。
4.盛り上がるように土を戻す
遺体の腐敗が進むと、土がゆがむことがあります。その際に、土の表面に凹凸ができないように、あらかじめ少し盛るようにして土を戻しましょう。
5.墓標や花で供養する
必ずおこなわなければならない工程ではありませんが、墓標を立てたり花を植えたりして供養してあげると、ペットのいる場所がわかるのでおすすめです。
上記の方法のほかに、小動物であればプランターに埋葬する方法もあります。プランター土葬の手順は以下の通りです。
1.プランターを用意する
まずはペットのサイズに合わせて、プランターを選びます。通気性と耐久性を考慮して、ペットの3~5倍程度の深さがある、陶器のプランターを選ぶとよいでしょう。
2.土を選ぶ
ペットの遺体は土のなかで腐敗します。早めに土にかえすために、庭の土だけでなく、腐葉土を混ぜて、プランターに入れましょう。
3.ガーゼを敷く
土の上にガーゼを敷いて、その上にペットを安置します。ペットの上にもガーゼをかぶせて、ガーゼの上から土をかけましょう。
4.花の種をまく
ペットを埋葬しただけでは寂しいので、供養の意味も込めて、花の種をまいて育てましょう。
自分で土葬をおこなう際の注意点
ご紹介した手順通りにおこなえば、土葬は可能です。しかし、土葬をおこなうには注意すべき点があります。それが、ペットを埋葬する場所とニオイです。
ペットは、どんなに大切に家族として接してきても、法律的にはものとして扱われ、亡くなったペットの遺体はゴミという扱いなのです。
そのため、ペットを埋葬する場所は私有地でなくてはなりません。思い出の公園などがあったとしても、飼い主の所有している土地にしか埋葬することができないのです。
また、ペットの遺体は、腐敗していくと腐敗臭が発生します。近所の住人や通行人に不快感を与えないよう、腐敗臭対策として土を深く掘って埋葬しましょう。
ペットにとって一番よい方法で埋葬してあげましょう
土葬が難しい場合は、出張火葬を依頼する方法もあります。出張火葬の場合は、火葬者を自宅に呼び、その場でペットの火葬をおこないます。遺骨の埋葬は個人でおこなうことができるので、自宅の庭に埋葬してもよいでしょう。
自宅での土葬は、思いもよらないトラブルが発生するリスクがあり、気持ちよく供養してあげられない状況になるかもしれません。無理にすべてを自分でおこなおうとせず、火葬だけでも業者に任せてみてはいかがでしょうか。
遺骨の埋葬を自分でおこなえる業者選びは、弊社がお手伝いします。お住まいの地域やペット埋葬の際のご要望などをお聞きして、供養するのにふさわしい業者をご紹介します。
納骨堂・霊園・墓地に埋葬したあとのお墓参り
ペットの供養は、ペットを埋葬して終わりではありません。お墓参りや供養祭など、埋葬後にもおこなえることがあります。
どのような方法で埋葬後の供養ができるのか、3つの方法をご紹介しましょう。大切なペットのためにしてあげたいことは何か考えてみてはいかがでしょうか。
月例法要・供養祭
亡くなったペットへの愛情や感謝の気持ちを込めておこなう法要や供養祭は、住職などがおこないます。ペットの供養を請け負っているお寺や、埋葬をおこなった業者に依頼して、おこないましょう。
また、霊園のなかには、供養のために法要などを定期的におこなっている場合があります。埋葬後の法要などのサービスをおこなっているかどうかについても、埋葬の依頼時に確認しておくとよいかもしれません。
永代供養
ペットの永代供養は、納骨堂・霊園・墓地でおこなうことができます。納骨堂では、一定期間、遺骨の保管ができるほか、永代供養をおこなってくれる場合があるのです。
霊園や墓地で永代供養をおこなう場合は、ペットのために個別でお墓を建てます。ペットの名前を入れることができる場合もあるので、人間と同じような形式で供養ができるでしょう。
どの方法でも、施設の管理をおこなうのは自分ではありません。依頼の際は年間の管理費が必要になりますので、覚えておきましょう。
霊園へのお墓参り
お墓参りは、「これまでの感謝を伝えること」や「お供えものをしたい」など、さまざまな思いでおこなうものです。とくに決められた理由はなく、おこなう人それぞれが自分なりの理由や目的を持ってお参りに来ています。
そのため、ペット霊園へのお墓参りは、自分なりの理由があればいくべきだといえるでしょう。
ペット葬儀でお困りのときは一度ご相談ください
ペットを埋葬するときは、埋葬後の供養まで考えておく必要があります。しかし、どのような業者に依頼すれば、自分のしたい方法でペットを供養することができるのかわからない方もいるでしょう。
弊社では、全国各地に存在する多くの加盟店より、ご希望の供養をおこなえる業者をご紹介します。ご相談は24時間受け付けていますので、ペット葬儀に関するお悩みやお困りごとがある方は、お気軽にお電話ください。
ペットの死後|気持ちを和らげる言葉”虹の橋”がおすすめ・火葬方法
ペットの死を乗り越えるためには、まずどんなことでもよいので行動をしてみましょう。人はショックを受けると、どうしても無気力になってしまいます。
時間が経つことで気持ちの整理をすることも可能ですが、ペットを大切にしていたからこそ、死を乗り越えるにはかなりの時間を要してしまうでしょう。そんなときはなにかしらの行動をおこすことで、意外とポジティブな感情になることができるものです。
こちらのコラムでは、ペットの死を乗り越えるための5つのポイントをご紹介します。これらのポイントを参考に、ペットと再度向き合ってみましょう。
ペットの死を乗り越える5つのポイント
大切な家族であるペットが亡くなったときの悲しみは、計り知れないものです。気持ちの整理がつかず、喪失感に襲われている方も多いことでしょう。しかし、ペットの死を受け入れられない状態が続くと、喪失感により日常生活に支障をきたしてしまうかもしれません。
また、小さな子供のいる家庭の場合、友達のように接していたペットが突然いなくなってしまうことで戸惑う子もいることでしょう。
そのため、ペットの死と向き合って乗り越えることは大切なのです。そこで、まずはペットの死を乗り越えるポイントをご紹介します。
1. 気持ちを聞いてもらう
ペットの死に直面したら、誰かに会うのがつらく、ひとりで抱え込んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、友人などにペットの思い出や悲しみを言葉に出し打ち明けることで、心の整理をつけやすくなり、ペットの死を乗り越えられる可能性があります。
しかし、なかにはペットの死のことを友人などに話しづらいと感じる方もいることでしょう。その場合は、動物病院が開催しているセミナーに出席したり、「ペットロスカウンセラー」というペットロスの専門家と話してみたりするのもひとつの手段です。専門家と話せば、心の整理をつけやすくなるでしょう。
また、子供にペットの死についての伝え方がわからないという方もいるかもしれません。子供にペットの死を受け止めてもらうためには、「亡くなったペットが今どこにいて、なにをしているのか」を想像させ言葉に出させることが大切となります。ペットの死後を想像し言葉にすることで、気持ちを整理することができます。
2. ”虹の橋”の詩を読む
「虹の橋」は、ペットの飼い主に広く知られている詩です。虹の橋では、亡くなったペットが虹の橋に旅立ち、そこで楽しく暮らしていて、最後は飼い主と再会できるという内容となっています。
ペットの死をネガティブに考えていた飼い主は、虹の橋を読んで「ペットの死を乗り越えることができた」「救われた」という思う方も多く、ペットの死を乗り越えることができるようです。心の整理をつけて前向きな気持ちになるためにも、一度読んでみることをおすすめします。
3. 亡くなったペットからのメッセージを探す
ペットを亡くされた方のなかには、亡くなったペットからのメッセージが届いたという方もいるようです。たとえば、「ペットを埋めた場所に花が咲いた」「ほかのペットが亡くなったペットの大好きだったおもちゃを持ってきた」ということがあるようです。
このようなペットからのメッセージを探せば、ペットとつながっている・ペットが見ていると感じ、心の支えにすることができるかもしれません。
また、ペットロスを抱えている方向けに、メッセージを配信しているサービスもあるようです。早く立ち直るためにも、利用してみるとよいかもしれません。
4. お葬式をあげる
ペットの死に直面したら、お葬式をあげるのもよいでしょう。「お葬式」というお別れの儀式をおこなうことで、心の整理がついてすっきりした気持ちになれるかもしれません。ペットのお葬式について、詳しくは次章でご紹介します。
ペットの火葬や埋葬をおこなう場合、お仕事などの関係で会社を休まなければならないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ほとんどの企業では、人間が亡くなったときのような忌引き休暇はないため、有給休暇を取る方が多いようです。
もし、どうしても会社を休むことができないという方は、ご遺体をご自宅までお迎えにあがる「お引き取り」という方法もご提案できますので、弊社までご相談ください。
また、弊社では葬儀をご依頼者様の都合のよい日程のなかから決めさせていただくことも可能です。お電話相談は24時間365日受け付けておりますので、ご都合のよい日時にいつでもご相談ください。
お葬式ではどんなことをするの?
ペットのお葬式をあげたいと思った方のなかには、「お葬式ってどんな風におこなわれるの?」と疑問を感じる方も多いでしょう。そこで、ここではペットのお葬式についてご説明します。
火葬方法は2種類ある
ペットの火葬方法には、「個別火葬」「合同火葬」の2種類の方法があります。個別火葬とは、ペットを個別で火葬する方法で、火葬の後は返骨してもらうことが可能です。
個別火葬は、さらに個別立会い火葬と一任個別火葬に分けられ、お葬式の流れが異なります。詳しくは、後ほどご説明します。
合同火葬とは、ほかのペットと一緒に火葬する方法で、火葬の後は返骨されません。お骨は、スタッフによって散骨される場合や、永代供養(霊園がペットを預かって供養すること)される場合などがあります。
お葬式当日の流れ
お葬式当日の流れを、個別火葬と合同火葬に分けて以下に記しました。
【個別火葬】
1.ペットと一緒に葬儀場を訪問(葬儀業者が迎えにきてくれる場合もある)
2.読経・お焼香
3.ペットとのお別れ
4.火葬
5.お骨拾い
個別立会い火葬では、火葬も遺族が立ち会い、家族がペットのお骨拾いをおこないます。一任個別火葬では、火葬はスタッフに一任します。また、ペットのお骨拾いはスタッフによっておこなわれ、後に遺族に返骨されます。
【合同火葬】
基本的な流れは個別火葬と同じですが、遺族は火葬に立ち会いません。また、お骨拾いもおこなわれません。
ここまで記事を読んで、ペットのお葬式についてご理解いただけましたでしょうか。もし、お葬式をおこないたいという方がいれば、ぜひ弊社までご相談ください。弊社では、ペットのお葬式をおこなう業者をご紹介します。
ペットがくれた幸せな思い出を大切に
ペットの死は、簡単に乗り越えられるものではありません。なかには、「こんなにつらい思いをするくらいなら、もうペットを飼いたくない」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、決してペットの死をおそれないでください。ペットは悲しみをもたらすだけの存在ではないのです。ペットは楽しい思い出や学びをくれる大切な存在なのです。
また、ペットも愛情を注いでくれたご家族を大切に思っていることでしょう。そのため、ペットはご家族に幸せになってほしいはずです。
ペットのためにも、楽しい思い出を大切にしながら、ペットの死を乗り越えましょう。そうすれば、「ペットを飼ってよかった」と思うことができ、ペットに感謝することができるでしょう。
ペットロスで「うつ」になることも!?症状や悲しみの乗り越え方
ペットロスが長引いている場合、何らかの解決策を実行して、気持ちを整理しましょう。なぜなら、長期間のペットロスは「うつ」に発展するかもしれないからです。実際に、ペットロスからうつ病によく似た症状を発症した事例もあります。
もしもペットロスがうつに進展した場合は、治療が長期間に及び、最悪の場合別の病気や精神疾患を患って、あなたの仕事やプライベートに支障をきたすかもしれません。これでは天国にいるあなたのペットも心配してしまうはずです。
天国にいるあなたのペットのためにも、この記事で紹介する「ペットロスの4つの乗り越え方」を実行して、気持ちを少しずつ前に向かせましょう。一向に症状がよくならない場合は、病院のカウンセラーに相談するのも、ペットロスを克服する一つの方法です。
ペットロスからうつ病になることも!
ペットロスとは「犬や猫などのペットを失うことによる悲しみ」をさします。長年連れ添ったペットがいなくなってしまえば、だれでも大きなショックを受けるはずです。しかし、そのショック状態が何ヶ月間にわたって続いてしまうと、「うつ」に発展するおそれがあります。
ペットロスがきっかけでうつ病になることもある
上述したように、長期間のペットロスはうつに進行するかもしれません。元々うつ病の発症原因は「環境から受けるストレスや気分の落ち込み」であることが多いです。つまり、ペットロスによって受けた深い悲しみが原因でうつになったとしても、不思議ではないのです。
また、ペットロスの症状は「食事がのどを通らない・眠れない・めまいがする・幻聴が聞こえる」などです。もしこのような症状がペットを失った日から1ヶ月以上続く場合は、うつに進展したのかもしれません。そのときは病院にいって診察を受けましょう。
その一方で「いや、病院にいくのはちょっと……。」という場合は、次で紹介するうつ病の代表的な症状と、今のあなたの症状を照らし合わせてみてください。あなたがペットロスからうつになっているか否かの判断ができるかもしれません。
うつ病の代表的な症状
うつの代表的な症状は以下の6通りです。
- ・長期間憂うつ状態であり、気分が重い
- ・なにをしても楽しくない
- ・なぜかイライラしてしまい、気分が落ち着かない
- ・ことあるごとに自分を責めるようになる
- ・理由もなく、突然涙を流す
- ・会話の内容が頭に入ってこない
長期間ペットロスだと、うつ病を患っているおそれがあります。このような症状を放置すると、症状が重症化し治療が困難になるかもしれません。
そのため、症状が悪化する前に、次に紹介する「ペットロスを乗り越える4つの方法」を実行することをおすすめします。ペットロスを無事に乗り越えれば、天国にいるあなたのペットも安心してくれるはずです。
また、お葬式がまだ済んでいないのであれば、しっかりと供養してあげるとよいです。お葬式をしっかりとしてあげることで、あなたの気持ちを切り替えさせやすくなるからです。もしも、大切なペットとのお別れがまだなのであれば、弊社にご相談ください。お葬式の見積りを無料でおこなう業者をご紹介させていただきます。
ペットロスを乗り越える4つの方法
ペットロスを乗り越える方法はおもに以下の4つです。ペットロスの症状が長引いてしまうと、別の病気や精神疾患が併発するかもしれません。それを避けるためにも、あなたに合った方法を実行することをおすすめします。
- しっかり悲しむ
- 親しい人に話を聞いてもらう
- 部屋を模様替えする
- 定期的に有酸素運動をする
しっかり悲しむ
まずはしっかりと悲しむことが重要です。悲しみを乗り越えるためには、悲しみと向き合う行為が必須だからです。そして悲しみとしっかり向き合う方法としておすすめなのが「とにかく泣くこと」です。
ペットロスに限らず、人は涙を流して泣くことで、どんよりとした負の感情を吐き出すことができます。ペットロスによって発生した「胸のうちのモヤモヤ」も、思いきり涙を流すことで軽減できるはずです。
親しい人に話を聞いてもらう
人に話を聞いてもらうことで、人は悲しみを軽減することができます。飼い主さんはペットを失うと「もっとこうしてあげればよかったかな……」と自責の念や罪悪感に駆られることが多々あります。そういった思いを言葉に変換してだれかに聞いてもらうことで、飼い主さんの気持ちは軽くなるはずです。
また、相手に自分の思いを話し込んでいるうちに、飼い主さんの頭の中はどんどん整理されていきます。その結果、飼い主さんはペットロス、つまり「ペットがいなくなった現実」を客観視できるようになります。ペットを失った現実を客観視できるようになれば、気持ちは段々と落ち着いてくるはずです。
部屋を模様替えする
ペットと長年過ごした部屋を模様替えすることも、気持ちを軽くするうえで有効な方法です。
なぜならペットと過ごした部屋のままで過ごしていると、部屋を見るたびにペットのことを思い出してしまうからです。このことによって、ペットロスで受けた悲しみがどんどん大きくなり、ペットロスからうつ病に発展するおそれがあるのです。
もしも、部屋を見るたびに愛しいペットのことを思い出してしまうようであれば、「家具の位置を変更する・壁紙を貼り替える」などの部屋の模様替えを実行するとよいでしょう。視覚へ入れる情報を変化させることで、気持ちが沈むことを防げるかもしれません。
定期的に運動をする
気分転換に簡単な運動を取り入れることも1つの手です。「とにかく泣く・人に話を聞いてもらう」などの方法を実行しても、人によっては気持ちが晴れないこともあるでしょう。
そんなときは、軽い運動を取り入れてみてはいかがでしょうか? 体を動かすことで、罪悪感などによって沈んだ気持ちを明るくできるかもしれません。このような「気分転換」を実行することで、ペットロスからうつ病まで進展することを防ぐことも可能です。
また、お葬式が済んでおらず、どこの業者に依頼すればよいのか分からないときは弊社にご相談ください。万が一、最初にご紹介した業者になにか不手際がございましたら、別の業者をご紹介させていただくことも可能です。
友人や家族がペットロスになったら?周囲の理解の大切さ
ペットを失ったことによる衝撃は、1人では対処しきれないことが多いです。そんなときは、飼い主さんの周りにいる人のサポートが非常に重要となります。もし自分以外の友人や家族がそのような状況で苦しんでいたら、どう接してあげればいいのでしょうか。ここではその解決策をご紹介します。
ペットを失った人の周りにいる人は悲しみを共有してあげましょう
ペットロスがうつ病まで悪化する要因の1つに「社会的サポートの欠如」があります。どういうことかいうと、「ペットを失った悲しみ」を周りの人が軽視した場合、飼い主さんはペットロスで受けた悲しみをだれにも相談できません。
そのため、飼い主さんはその悲しみを自分1人で抱え込んでしまいます。その結果、飼い主さんの中にある悲しみはどんどんと大きくなり、ペットロスがうつ病に悪化するのです。
このことから、ペットロスで悲しむ飼い主さんがいる場合、その飼い主さんの周りにいる人が、飼い主さんの悲しみを分かち合ってあげることが重要です。悲しみを1人で抱え込まさずに、周りの人間が飼い主さんの悲しみを共有することで、飼い主さんは悲しみを克服できるかもしれません。
ペットロスによって受ける悲しみの大きさは計り知れません。1人で対処しきれないからこそ「ペットロス」は発症するのです。もしも、あなたの交友関係にペットロスに苦しむ人がいるのであれば、話を聞いてあげて相手の悲しみを共有してあげるとよいでしょう。そうすれば、ペットロスに苦しむ相手の気持ちを軽くできるはずです。
話を聞いていて「ちょっと重症かな?」と感じたら病院に連れていこう
相手の話を聞いているときに「これはちょっと重症かもしれないな」と感じる節があれば、その飼い主さんを病院に連れていき、お医者さんに診察をしてもらいましょう。もしも相手が病院にいくことを嫌がるのであれば、ペットロス専門のカウンセラーに相談をするとよいでしょう。
上述しましたが、ペットロスからうつに症状が悪化した場合、治療が難しくなる傾向があります。症状が悪化すれば、治療がさらに難しくなることもありえます。相手のためにも、早めに医師に相談をするようにすすめて病院に連れていってあげましょう。
また、ペットを飼っている人はペットのことを「家族の一員」として認識しています。そのため、ペットがいなくなることは、ほかの人にとって「家族が1人いなくなること」と同じなのです。このことから、ペットを失うことによってうつ病が発症してしまうことは、何ら不思議ではないのです。
もしもあなたがペットロスで苦しんでいるのであれば、だれかにその悲しみを共有してもらいましょう。一方で、あなたの周りにペットロスに苦しむ人がいるのであれば、相手の悲しみを共有してあげましょう。
ひとりでは乗り越えられないことも、みんなが協力すれば乗り越えられるはずです。これはペットロスにもいえることなのです。
もしもあなたの目の前でペットロスに苦しんでいる人が、ペットのお葬式をまだおこなっていないのであれば、お葬式を開くことをすすめてあげましょう。お葬式を開くことで、「ペットがいなくなった現実」を客観視しやすくなるからです。お葬式を開き、「気持ちの踏ん切りをつける後押し」をしてあげましょう。
また、弊社がご紹介する業者であれば、見積りは無料で実施させていただきます。なにかご不明な点がございましたら、お気兼ねなく弊社にまでご相談ください。
動物供養をお寺でおこなう際のポイント|ペットの火葬や納骨まで考えよう
大切なペットをなくしたとき、人間と同じようにお寺でしっかり供養したい、と考える人も多いでしょう。動物の供養をお寺に依頼する場合は、どのようなプランがいいかを考えておくことが大切になります。お寺によって供養の方法が異なる場合があるため、理想に合った供養のできるお寺を選びましょう。
そこで今回は、動物の供養をお寺に依頼をするポイントについてご紹介します。お寺には火葬や納骨ができなかったり、宗派によってペット供養ができなかったりする場合もあるため、事前の確認が大切です。供養方法を知っておくことで、納得のいくお見送りができるでしょう。
動物供養をお寺に依頼する際に確認しておきたいポイント
動物の供養をお寺で依頼するときには、より理想的な供養をおこなってもらえるお寺を選ぶことが大切です。まずは、お寺に依頼する前のポイントについてご紹介します。
ペット供養ができるか確認
希望するお寺に供養を依頼する前に、ペットの供養をしてもらえるかどうか確認しておきましょう。お寺の宗派によっては、動物を供養できない場合があるのです。そのため、ホームページを閲覧したり、直接問い合わせたりして、ペット供養の有無を確認してみてください。
供養プランを調べてみよう
お寺によっては、供養プランにもさまざまな種類があります。火葬から返骨、納骨、初七日法要までおこなっているお寺もあれば、火葬だけをおこなって、合同のお墓に納骨するお寺もあります。最初から返骨や法要をおこなっていない場合や、追加料金を支払うことで対応してもらえる場合もあるため、問い合わせの際に確認してみましょう。
通いやすい場所がおすすめ
お寺を選ぶなら、できるだけ近場や通いやすい場所がおすすめです。近くのお寺で弔ってもらうことで、いつでもペットのお参りに行くことができるでしょう。お寺によっては、毎年法要イベントを開くところもあるため、さまざまな形でペットを弔うことができます。また、近場で埋葬することで、ペットが近くにいる安心感を得られるでしょう。
住職の対応
お寺選びでは、住職の方の対応も重要になります。真摯な対応をしてくれる方であれば、ペットを失った悲しみを打ち明けることができるでしょう。他者に相談することで、ペットロスの予防になることもあるのです。
ペットロスとは、ペットの死後の悲しみや喪失感から立ち直れなくなる心理的な病気です。ペットを失ったダメージから、徐々に食欲不振や不眠といった身体的な症状にでることもあるといわれています。他者に共感されたり、話したりすることで立ち直れるケースもあるため、話せる機会を作ることをおすすめします。
お寺に供養を依頼した場合の「流れ」「費用」「所要時間」
動物の供養をお寺に依頼する際、費用が気になる人もいるでしょう。動物供養は、供養のなかでおこなう作業や、ペットの大きさによって変わってきます。以下では、供養にかかる費用相場についてご説明するので、ご依頼の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
お寺での供養の流れ
お寺での供養は、ご遺体の運び込みから始まります。以下では、お寺での供養の流れについてまとめてみました。
- ご遺体の運び込み
- 読経(法要)をする
- 火葬をする(家族立ち合いの場合と、そうでない場合があります)
- お骨拾いをする
- 返骨または納骨・埋葬
大まかな流れとしては、以上の通りになります。納骨や法要は、一連の流れでおこなっている場合やオプション料金を支払うことで追加できる場合があります。そのため、お寺のホームページから、料金について記載があれば調べておくのもおすすめです。
供養にかかる費用
動物の供養にかかる費用は、動物の重さによって変わります。そこで、以下では動物の種類と重さに分けて、供養の費用相場をご紹介します。
- 1~2kg(ハムスター・小鳥・子猫など):約20,000~25,000円前後
- 2~5kg (成猫・子犬・チワワなど小型犬):約25,000~30,000円前後
- 5~10kg (大型の成猫・ダックスなど中型犬):約30,000~35,000円前後
- 10~20kg (ビーグル・ブルテリアなど、大きめの中型犬):約35,000~40,000円前後
- 20kg~35kg (ゴールデンレトリバーなど大型犬):約40,000円~50,000円前後
40kg以上になる大型犬の場合は、お寺の料金表に供養の金額が記載されていないことがあります。そのため、大型ペットの火葬をご希望の際は、あらかじめ依頼したいお寺に確認を取ってみましょう。
またお寺によっては、オプション料金がかかる場合もあります。法要や納骨までしっかりとおこないたい方は、以下の料金相場も把握しておくことをおすすめします。
- 納骨料:約15,000~20,000円前後
- 法要料:約10,000~20,000円前後
- お布施:約10,000~15,000円前後
以上でご説明したのは、お寺で供養した場合に、発生することのあるオプション料金です。これらのオプション料金には、お墓のスペース代や埋葬代、埋葬後永代に渡って弔ってもらえる「永代供養料」などが含まれる場合もあります。
供養にかかる時間
供養にかかる時間は、合計でおよそ3~5時間ほどかかるといわれています。供養の段階によって所要時間が変わるため、スケジュールと時間をご説明します。
- 法要:30分前後
- 火葬:1~3時間前後
- お骨拾い:30分前後
以上の所要時間を合計したものが、供養にかかる全体的な時間です。とくに、火葬の場合は供養する動物の大きさによって変わり、大きなペットほど時間がかかる傾向があります。そのため、大型のペットを飼っていた人は、供養のスケジュールを長めに考えておくといいでしょう。
供養の方法はお寺だけではない|霊園や火葬業者について
動物供養は、お寺以外にもペット霊園や火葬業者に依頼することもできます。ペット霊園や業者ではそれぞれ特色があるため、ご自身の理想とする供養が見つかるかもしれません。そこで、以下ではお寺以外の供養方法をご紹介します。
ペット霊園
ペット霊園とは、民営のペット供養施設のことをさします。ペット霊園では、火葬やお骨拾い、納骨などをおこなっているほか、住職を呼んで読経してもらうこともできるのです。また、ペット霊園ではさまざまな火葬方法や供養プランがあります。おもなプランを以下でご説明するため、依頼の際に参考にしてみてください。
●合同火葬
合同火葬とは、ほかのペットと一緒の棺で火葬する方法です。おもに霊園側で葬儀を進行するため、費用が比較的安価なのが特徴です。また納骨の際は、ほかのペットと一緒に、霊園のなかにある大きなお墓や供養塔と呼ばれるところへ納骨されます。そのため、ほかのペットと一緒に送り出したい人や費用をおさえたい方に向いているでしょう。
火葬後はほかのペットのお骨と混ざるため、個別でお骨拾いや返骨はおこなっていないことが多いです。返骨やお骨拾いをご希望なら、次に紹介する個別火葬や立ち合い火葬が向いているでしょう。
●個別火葬
個別火葬とは、ご自身のペットだけを火葬する方法です。霊園側に進行を任せるため、立ち合いはできませんが、ペットの骨は返骨・納骨が可能です。そのため、費用をおさえつつ、お骨を持ち帰りたい人にはおすすめの方法です。
●立ち合い火葬
立ち合い火葬とは、飼い主が火葬やお骨拾いに立ち会える方法です。費用は高めですが、ペットの火葬を最初から最後まで見届けることができます。そのため、火葬からお骨拾いの瞬間までペットに付き添っていたい方におすすめです。
火葬業者
事情があってお寺やペット霊園にご遺体をもって行けない場合は、火葬業者に依頼をするのもおすすめです。火葬業者の場合、車で自宅までうかがうので、飼い主自身が葬儀場まで行く必要がありません。
火葬業者に依頼をした場合、供養のプランはペット霊園と同様です。しかし、業者の場合は進め方が違うので、以下でご説明します。
●合同火葬(お引き取り火葬)
業者による合同火葬では、ペットのご遺体を業者が引き取り、ほかのペットと一緒に火葬します。ほかのペットと一緒に火葬するため返骨はできませんが、業者が提携しているお寺や霊園へと埋葬されるため、お参りすることもできます。
●個別火葬
個別火葬とは、移動火葬車が自宅へと向かい、家の近くで駐車した移動火葬車のなかで弔う方法です。移動火葬車とは、車のなかに火葬設備を搭載した専用車両をいいます。火葬には1,000度を超える火力が必要なため、特殊な火葬設備が必要なのです。飼い主の立ち合いはできませんが、お骨は飼い主のもとへ返ってきます。
●立ち合い火葬
立ち合い火葬は、移動火葬車で自宅を訪問し、飼い主家族の立ち会いのもとで火葬をおこなう方法です。飼い主家族でお骨拾いをすることもできるため、最後までペットをお見送りできるでしょう。
事情があってお寺やペット霊園で供養できない場合でも、業者に任せることで、しっかりとペットをお見送りできます。もし業者への依頼をお考えでしたら、ぜひ弊社へご相談ください。
お寺や霊園を探す時間や供養する時間がなくて困っている方にも、最適な業者を紹介いたします。弊社は24時間無料でご相談を受け付けているので、いつでもお電話ください。
まとめ
動物の供養をお寺に依頼するときは、まず、お寺がペット供養に対応しているかを確認してみましょう。お寺の宗派によっては動物の供養ができないため、ペットの火葬に対応していない場合があるのです。
また、お寺によって供養プランが違うこともあります。火葬から法要、お骨拾いまで立ち合いできる場合もあれば、火葬と納骨のみの場合もあるのです。そのため、ご自身で理想の供養をイメージしておき、ご希望のお寺を選ぶことが大切といえます。
またお寺での供養が難しい場合は、ペット霊園や火葬業者に依頼をするのもおすすめです。ペット霊園や火葬業者では供養のプランが充実しているため、ご自身の希望に合った火葬方法が見つかるでしょう。
熱帯魚が死んだら土に埋めるは間違い!熱帯魚は適切に処理しよう
飼っている熱帯魚が死んだら、適切な方法で見送りしましょう。熱帯魚の見送り方によっては、トラブルを引き起こすことになるからです。
ここでは、熱帯魚が死んだときの対処法についてご紹介していきます。この記事を参考に熱帯魚を適切な方法で処理をして見送りましょう。また、残されたほかの魚や水槽の対処法もご紹介いたします。
熱帯魚が死んでしまったらやるべきこと2つ
熱帯魚が死んだら、まずすべきことをご紹介していきます。複数魚を飼っている場合、死んでしまった際にやるべきことを怠ってしまうと、ほかの魚たちに影響を与えることがあるからです。
また対処が適切でないと、処理のときにトラブルを引き起こすことがあります。熱帯魚の処理方法を考える前に、熱帯魚が死んだらおこなうべき手順を確認しておきましょう。
すぐに水槽から出そう
熱帯魚が死んでいるのを見つけたら、すぐに水槽から出してあげましょう。死んだ熱帯魚を水槽の中でそのまま放置すると、カビが生えたり、水質が悪くなったりするからです。
複数の魚を飼っている場合、カビが生えたり水質が悪くなったりすることは、ほかの元気な魚まで弱らせてしまうことになります。そのため、熱帯魚が死んだらすぐに水槽から出すことが大切です。
安置をしよう
熱帯魚を水槽から出してあげたら、安置をしましょう。腐敗すると臭いがするため、処理のときにトラブルになることがあります。水の中で生きる熱帯魚は、体が乾燥しないように処置をしてあげましょう。
方法としては、水を含ませたキッチンペーパーやタオルなどにくるみ、タッパーなどの容器に入れてください。また、一緒にドライアイスや保冷剤などを入れておくと腐敗を遅らせることができます。
熱帯魚の正しい処理方法
続いては、熱帯魚の正しい処理方法についてご紹介していきます。熱帯魚の処理方法としては、「一般ごみとして出す」「剥製にする」「火葬する」があります。飼っていた熱帯魚をトラブルなく見送るためにも、適切な処理方法を知っておきましょう。
処理方法1.一般ごみとして出す
残酷かもしれませんが、熱帯魚が死んだら一般ごみとして処理する方法があります。一般ごみとして廃棄する場合は、地域のごみ出しルールに則っておこないましょう。
また、大型の熱帯魚をそのままごみとして出すと、近隣の人が驚いたり、腐敗臭がしたりします。こういったトラブルを起こさないためにも、冷凍保存をしておくのがおすすめです。ごみの日になったら、新聞紙などにくるんでごみとして処理をしましょう。
ごみとして処理するのは基本的に問題ありません。しかし、熱帯魚も家族の一員ですので、ごみとして処理するのは道徳的な面から考えても、あまりおすすめできません。
処理方法2.剥製にする
死んだ熱帯魚を剥製にして保存する方法があります。大切に飼育していた熱帯魚を、ただ処分してしまうだけでは、寂しいという人に向いているでしょう。とくに大型の熱帯魚を剥製にすることが多いようです。専門店に依頼する場合、時間とお金がかかるため、思い入れのある熱帯魚だけを剥製にして、水槽のあった場所に残しておくとよいかもしれません。
処理方法3.火葬する
一般ごみとして出すよりも、きちんと弔ってあげたい方は火葬するのがおすすめです。遺骨はわずかしか残りませんが、火葬をすることでただ処理をするよりも、きちんと見送ることができます。熱帯魚も大切な家族だからこそきちんと見送りたい人は、火葬するのが向いているでしょう。
しかし、犬や猫のように、見送り方が確立されていない熱帯魚は、死後その対応に困ることがあるでしょう。熱帯魚が死んだらどうしたらよいかわからないという方は、熱帯魚を購入したショップやペット火葬の業者に熱帯魚の死後の扱いについて相談をしてみるとよいかもしれません。
熱帯魚の死骸は土に埋めないで!
熱帯魚が死んだときの処理方法としてやってはいけないのが、土に埋めることです。熱帯魚の死骸を土に埋めると、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。ここからは、熱帯魚の死骸を土に埋めてはいけない理由を詳しく解説していきます。
理由1.生態系が崩れてしまう
熱帯魚の死骸を土に埋めていけない理由は、たとえば外国産の熱帯魚の場合、日本には生息していない微生物が含まれている可能性があるからです。日本に本来はいないはずの微生物が土に混じってしまうと、生態系が崩れるおそれがあります。
また外国産でなかったとしても、自宅の水槽環境は自然環境のものとかけ離れています。自然環境ではない場所で生きてきた熱帯魚は、知らぬ間に病原菌に感染しているかもしれません。
そのため、自然に返すのは病気の蔓延につながることもあるのです。熱帯魚の死骸を、川や池などに流すことも同じ理由でおすすめできません。
理由2.違法になる
熱帯魚を公園や河原など公有地に埋めると違法になるのでやめましょう。ペットの死体は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって公有地に埋めることは禁止されています。
とにかく、魚を含むペットの死体を公有地に廃棄することは、違法になるため注意しましょう。公園や河原などの公有地だけでなく、川や池、海に流すのも禁止されています。
ペットの死体は一般廃棄物として、自治体が処理をするのが現状です。自治体によっては、ペット専用の火葬場を設置しているところもあります。熱帯魚が死んだら、自治体に相談してみるのもよいでしょう。
理由3.植物が枯れる
「自分の私有地であれば、埋めても影響ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、鉢植えや花壇に熱帯魚の死骸を埋めると、植物が枯れてしまうことがあります。
「生き物の死骸を土に埋めると肥料になる」といわれることがありますが、必ずしもそうではありません。どのような微生物を含み、病気に感染しているかわからないため、私有地だとしてもそのまま土葬することは、やめておいた方がよいでしょう。
熱帯魚も家族の一員です。熱帯魚も手厚く見送りたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方は安易な方法で処理せずに、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。弊社ではペットの火葬業者をご紹介しております。弊社では日本各地のペット霊園やペット葬儀業者と提携をしておりますので、お気軽にご相談ください。
残された水槽やほかの熱帯魚には適切な対処を
熱帯魚が死んだら、飼っていた水槽が残ります。残った水槽を正しい方法で対処をしなければ、次に飼う魚に影響を与えることがあるので注意しましょう。また、複数の熱帯魚を飼っていて熱帯魚が死んだ場合、ほかの熱帯魚の健康面も懸念されます。そうならないように残された熱帯魚には、適切な対処をおこないましょう。
水槽だけが残った場合
1匹のみで飼っていた熱帯魚が死んだ場合、そのまますぐに新しい魚を入れるのはやめましょう。まずは、水槽の中に入っている残った水を捨ててください。砂やオブジェなど水槽の内装物は熱湯消毒をするか、廃棄したほうがよいでしょう。
熱湯消毒することができないものは、水洗いをするなどそれぞれに合った対応をしてください。水草やライブロック(微生物が繁殖したサンゴの死骸)などは、きれいな水、または海水で洗い流しましょう。
残された熱帯魚がいる場合
複数の熱帯魚同じ水槽で飼っている中、1匹でも熱帯魚が死んでしまったら水槽の中をリセットさせましょう。感染症や水質の悪化の心配があるからです。
まずは、水槽から元気な熱帯魚をバケツなどに移し換えましょう。水槽内の水を半分ほど入れ、カルキ(塩素)抜きをした水道水を入れます。
日本の水道水にはカルキが含まれているため、これを抜かないとエラ呼吸をおこなう魚たちは呼吸器を壊してしまい、うまく呼吸ができず死亡してしまうのです。専用の中和剤や煮沸をすることでカルキ抜きをすることができます。
また移し換えたバケツに、酸素を供給する錠剤や装置、冬場はヒーターも設置しておきましょう。水槽内をきれいにするまでは、バケツの中で飼育することになるので、水を毎日半分ずつ交換してください。
熱帯魚を移し変えたら、水槽を熱湯消毒します。よく洗ったら、日光で乾燥させましょう。砂やオブジェなどは新しく買い直すことをおすすめします。もし、買い直すのが難しい場合は熱湯消毒をしましょう。水槽内装を熱湯消毒したら、日光で乾燥させます。
また、ろ過装置も洗えるところは洗い、水槽と同様に日光で乾燥させましょう。フィルターは新しいものに交換してください。水槽本体や水槽内装が乾いたら、再び水槽をつくりましょう。
熱帯魚の多くは、水槽の水温が30℃以上の高温になると著しく体力が消耗してしまうため、死亡してしまうおそれがあります。そのため、水槽をリセットする際は、高温となった水槽内に酸素を送り込むエアーポンプも設置しておくとよいでしょう。
水槽の熱帯魚が一部死んでしまった場合、水や砂などをリセットさせないと水質が悪くなるだけでなく、死んだ熱帯魚の病気が感染してほかの熱帯魚が次々と死んでしまうことがあります。そのため、水槽内で1匹でも死んでしまった熱帯魚がいる場合は、なるべく早く水槽内をきれいにしましょう。
もしも、熱帯魚が死んでしまって火葬をご希望される場合は、弊社へご相談ください。弊社では、ペット火葬をおこなっている業者をご紹介しております。熱帯魚も大切な家族ですので、最後に火葬で見送ってはみてはいかでしょうか。
大型犬の火葬方法ごとの費用・葬儀までのながれ・業者選びについて
大切なペットが亡くなった場合、最後のお別れやお見送りはしっかりおこないたいと思うものです。とくに大型犬の場合は、人間と同じように火葬・供養したいと考える方も多いことでしょう。
ペットの葬儀は火葬を選ばれるケースが多いのですが、その方法は意外とたくさんあります。このコラムでは、大型犬の火葬方法や葬儀のながれ、大型犬の火葬にかかる費用相場などについて詳しくご紹介します。
ペットをよい形でお見送りしてあげるために、葬儀は大切です。信頼できる業者に相談し、希望に沿う葬儀をしましょう。
大型犬の火葬費用は火葬方法によって違ってくる
大型犬の火葬方法にはおもに4つあります。火葬する場所・立ち合いをするかどうか・骨を引き取るかどうかなどで費用が違ってきます。ここでは、火葬方法と、かかる費用について紹介いたします。
大型犬の火葬方法と費用相場
合同火葬
ほかのペットたちと一緒に火葬する方法です。費用が安く済むメリットはありますが、合同火葬では、骨を分けることができないので、遺骨を引き取ることが不可能になります。費用相場は、体重20kg~25kgで35,000円~50,000円ほどとなっています。
個別火葬
個別で火葬してもらう方法です。火葬に立ち会うことはできませんが、単体で火葬してもらえるので、骨を引き取ることが可能です。合同火葬より少し費用がかかります。費用相場は、体重20kg~25kgで42,000円~55,000円ほどとなっています。
立ち合い火葬
霊園や火葬場などへペットの遺体を持ち込んで火葬に立ち会う方法です。立ち合い火葬では、お骨拾いまでおこないたいという場合におすすめです。業者によっては運搬サービスがあります。費用相場は、体重20kg~25kgで52,000円~60,000円ほどです。
訪問火葬
葬儀業者が移動式の火葬車で自宅まで訪問し、火葬する方法です。火葬場までの距離が遠い、亡くなったペットの遺体を運ぶ手段がない、といった場合には訪問火葬がおすすめです。ただし、大型犬については、火葬不可の業者も多いので、対応可能な業者を探すことが必要です。費用相場は、体重20kg~25kgで52,000円~65,000円ほどとなっています。
火葬方法によって費用が違う理由
火葬方法で費用が安く済むのは合同火葬です。それに対して、費用が高くなってしまうのは立ち合い火葬です。立ち合い火葬は、人間のお葬式に近い方法で、所要時間も長くなります。また、僧侶による読経がおこなわれる場合もあるため、費用が高くなる傾向にあります。
火葬以外で費用が発生する場合があります
火葬にかかる費用のほかに、骨壺が別料金となっている場合があります。遺骨を引き取る場合には骨を入れる骨壺やお骨袋などが必要となりますので確認してください。また、供養するために次のような費用がかかる場合があります。
- ・ペット用仏壇、写真、位牌などの商品購入費用
- ・供養(お経など)料
- ・墓地の区画料
- ・納骨棚の利用料
- ・合同墓地の利用料
これらの料金は業者によってばらつきがあり、決まった価格帯はとくにありません。気になる場合には前もって業者に問い合わせておきましょう。
弊社では、お客様のご要望に沿って、わかりやすいプランを提供できる業者を紹介いたしております。お急ぎの場合にも対応できるよう、24時間365日無料で電話受付しておりますので、お気軽にご相談ください。
大型犬の火葬・供養までのながれ
大型犬が亡くなった場合は、どのように対処していけばよいのでしょうか。ここでは大まかなながれをご説明します。
【1】ペットを安置する
ペットが亡くなったら、火葬するまでの間、ダンボール箱などに入れます。大型犬の場合は、体が大きくてダンボール箱に体が入らないことがあるかもしれません。段ボール箱に入らない場合は、死後硬直が始まる前に手足を曲げて毛布などにくるんでおきましょう。
亡くなって数時間後には筋肉が動かなくなり、おしりや口から排泄物や体液が出やすくなります。ですから、遺体の下にタオル等を敷き、汚れたら拭き取っておきましょう。トイレシートなどを敷いておくのもおすすめです。
また、亡くなると同時に腐敗は進んでいきますので、保冷剤を使用するのがよいでしょう。とくに腐敗が進みやすいのは頭とお腹の部分です。タオルに包んだ保冷剤をあてておきましょう。
大型犬の場合は、腐敗が進むとにおいが気になってしまうことがあります。腐敗によるにおいを防止するためには、シキミの葉を利用するのがおすすめです。シキミとは、高さ10mほどになる常緑樹で、葉っぱが仏事に使われることが多い植物です。ペットの遺体に葉っぱを添えておくだけで消臭効果があります。
【2】葬儀業者を手配する
正しく安置したら、どのように葬儀をするのかを考えます。まずは、ペットの火葬に対応してくれる火葬場やペット専用の霊園などに連絡をします。火葬の日程が決まったら、遺骨を引き取れるのかどうかを確認しておきましょう。
ペット葬儀の業者選びについては、この記事の【ペットの葬儀を依頼する業者の選びかた】を参考にしてください。
【3】火葬・供養をする
大型犬の場合は、火葬場やペット霊園まで遺体を運搬するのが困難な場合があります。そういった場合には、運搬サービスを依頼しましょう。ペット霊園などでは、運搬車や送迎車を準備していることが多いです。
遺骨の引き取りをしない場合は、ここでペットとお別れをします。火葬の立ち合い、遺骨の引き取りをする場合は、火葬が終わるまで待ちます。その後、希望に応じた供養をおこないます。
ペットの供養方法はたくさんありますが、よくおこなわれているのは次のようなものです。
- ・ペット合同墓地に入れる
- ・個別の墓地を準備する
- ・家族と同じお墓に入れる
- ・散骨する(海・山・空など)
- ・庭の木の下などに埋める
- ・自宅で仏壇などに保管する
理想の火葬・供養方法をかなえるには…
家族同様に生活を共にしてきた大切なペットとの最後のお別れは、悔いのないようにしたいものです。「ペット葬儀なんてこんなもの……」とあきらめずに、理想の葬儀方法を業者に相談してみませんか?
ペットの葬儀を依頼する業者の選びかた
大切なペットの葬儀をおこなってくれる業者はどう選んだらよいのでしょうか。ここでは、業者選びのポイントをいくつか紹介していきます。
【ポイント1】ホームページが充実している
ペット葬儀は、お客さまに必要な情報をホームページでお届けするという業者が数多くあります。ホームページで葬儀のながれを詳しく紹介したり、料金を明記したりしている業者を選ぶのがよいでしょう。
ホームページを見ていくつかの業者を選定したら、一度電話で問い合わせてみることをおすすめします。ひとりひとりのお客様に対して、電話対応を丁寧におこなってくれる業者なら安心して任せることができるでしょう。
【ポイント2】対応できる宗教や宗派を確認しよう
ペット葬儀業者の多くは、宗教問わず受付対応してもらえます。ただ、見本的なながれは仏教の考え方を基本としています。長年ともに過ごしてきたペットを、自分の宗教・宗派のしきたりにしたがって供養したいという場合は、対応可能かどうかを確認しましょう。
【ポイント3】合祀墓、納骨堂、墓地などの有無を確認しよう
ペットを火葬した後には、遺骨をどうするのかを考えなければいけません。遺骨を引き取る際には、お墓をどうするのか、納骨堂に安置するのか、なども考えておく必要があります。その際には、選択肢の多い業者を選んでおくのがよいでしょう。
業者選びに迷ったら
業者を選ぶポイントはわかったけれど、葬儀業者をどうやって選んだらよいのかわからないという場合には、弊社サービスを利用してみてはいかがでしょうか?弊社では、お客様のご要望に合わせて業者を紹介いたしております。
お急ぎのお客様にもご対応できるよう、24時間365日電話受付いたしておりますので遠慮なくご連絡ください。
ペットの火葬料金が変わるポイントは方法と重さ!葬儀納骨も解説中
大切なペットが亡くなってしまったとき、見送り方を考えなくてはなりません。ご家族がペットのためにしてあげられる最後の機会です。納得のいく火葬方法をみつけるためにも、ペットの火葬方法やかかる料金を把握しておきましょう。
もし、ペットをどの火葬方法で見送るか迷われているときは、依頼をする前に見積りを出してもらいましょう。ペットの火葬料金は、「火葬の方法」と「重さ」によって金額が大幅に変わるからです。
また、火葬方法の内容と料金を把握することで、依頼時の費用が確認できたり、費用に関するトラブルを防いだりすることが可能です。
本コラムでは、ペットの火葬料金や火葬の方法についてご紹介していきます。
【その1】ペット火葬料金は火葬方法で変わる
ペット火葬の料金は、どの火葬方法でおこなうかによって異なります。おもにペット火葬は「訪問火葬」「合同火葬」「個別一任火葬」「立会火葬」の4種類です。ここから、4種類のペット火葬の内容と料金について解説していきます。
1.訪問火葬で家の近くまで来てもらう
訪問火葬では火葬車が家の近くまできて、火葬をしてもらうことができます。訪問火葬でかかる料金や火葬の流れをみていきましょう。
◆訪問火葬の料金
訪問火葬にかかる料金は以下のとおりです。
- 小動物:5,000~2万円前後
- 小型犬・猫:1万~3万円前後
- 中型犬:1万5千~3万5千円前後
- 大型犬:2万~5万円前後
訪問火葬の中でも、合同火葬や個別一任火葬、立会火葬といった種類があります。合同火葬や安い傾向にあり、個別や立会火葬は費用が高くなりやすいです。
◆訪問火葬の流れ
訪問火葬は、ペット火葬の設備が整った訪問火葬車で自宅や自宅付近に訪問をしてくれます。その場で火葬をし、納骨や返骨をおこないます。訪問火葬は、「火葬場が遠い」「車が運転できない」などで火葬場までいくことができない方に向いている火葬方法です。
2.合同火葬でほかのペットと一緒に火葬する
合同火葬とは、ほかの家庭のペットと一緒に火葬する方法です。では、合同火葬でかかる料金や火葬の流れをみていきましょう。
◆合同火葬の料金
合同火葬にかかる料金は以下のとおりです。
- 小動物:2,000~1万5千円前後
- 小型犬・猫:1万~2万円前後
- 中型犬:1万5千~3万円前後
- 大型犬:2万~4万円前後
ほかのペットと骨が一緒になるため、骨を拾うことができません。ですが、ほかの火葬方法に比べて料金をやや安くなります。
◆合同火葬の流れ
合同火葬はほかのご家庭のペットもいるため、ペットをスタッフに預けたときがお別れです。火葬のあとのお骨拾いや納骨はすべてスタッフにお任せすることになります。返骨はありません。
料金的には一番安価な火葬になります。手厚く火葬をおこなってあげたいけれど、経済的に難しい場合に適しているでしょう。
また、保健所でペットを火葬する場合は合同火葬となることが多いため、保健所での火葬をお考えの方にもおすすめです。ただし、自治体によってはペット火葬をおこなっていないところもあるため、事前に自治体へ確認をしておくとよいでしょう。
3.個別一任火葬ですべてお任せする
個別一任火葬とは、合同ではなく個人でおこなう火葬です。個別一任火葬でかかる料金や火葬の流れをみていきましょう。
◆個別一任火葬の料金
個別一任火葬にかかる料金は以下のとおりです。
- 小動物:1万1千~2万円前後
- 小型犬・猫:1万5千~2万5千円前後
- 中型犬:2万8千~3万7千円前後
- 大型犬:3万~6万円前後
ほかのペットとは個別で火葬するため、合同火葬よりやや高めです。
◆個別一任火葬の流れ
火葬施設か訪問火葬で、ペットのお見送り・出棺まで飼い主が立ち合います。そのあとはスタッフが火葬やお骨拾い、納骨または返骨をします。
火葬の一部をスタッフに一任するため、最後まで立会はできません。しかし、合同火葬と違い手元にペットの骨が残ります。ペットを個別で火葬でき、手元に骨がかえってくるため、合同火葬より高いです。
4.立会火葬でお骨上げもおこなう
立会火葬とは、家族が最後まで立ち会ってペットを火葬する方法です。立会火葬でかかる料金や火葬の流れをみていきましょう。
◆立会火葬の料金
立会火葬の料金は以下のとおりです。
- 小動物:1万5千~3万円前後
- 小型犬・猫:2万5千~3万3千円前後
- 中型犬:2万8千~4万円前後
- 大型犬:4万~8万円前後
人間の火葬と同じようにおこなうため、料金は比較的高い傾向にあります。
◆個立会火葬の流れ
ペットが亡くなってから、お見送り・出棺、火葬、お骨拾い、納骨または返納まですべて立ち会います。そのため、家族の一員のように供養したい飼い主に向いている火葬方法といえるでしょう。
4種類の方法から希望の火葬が見つかったら、対応している業者を探してみましょう。どの業者がどの火葬に対応しているかわからないというときは、弊社へご相談ください。弊社ではお客様の希望にあった葬儀方法、ご予算に沿った火葬業者をご紹介いたします。
【その2】ペット火葬料金は個体の重さで変わる
ペットの火葬料金は火葬の方法だけでなく、重さも注目しましょう。なぜなら、火葬の方法に加え、重さによって料金が変わってくるからです。また、火葬にかかる時間の目安についても一緒にご紹介していきます。
重さごとの料金
ペットを火葬するときは、大きさによって料金が変わります。ペットが大きくなるほど、料金が高くなる業者がほとんどです。種別ごとに料金を設定している業者もあれば体重で料金を設定している業者もあります。
体重で料金を決める業者の場合、同じ種類のペットでも料金に差が出やすくなります。ご家庭のペットの重さもふまえて火葬方法を確認しましょう。
ペットの体重別で異なる料金については、こちらで詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
みんなのペット火葬での料金表はコチラ
火葬にかかる時間
ペットの大きさや重さが変われば、火葬にかかる時間も異なります。以下は火葬にかかる時間の目安です。
- ハムスターなどの小動物:30分程度
- 猫やウサギ、小型犬など:1時間程度
- 中型犬:1時間~1時間半程度
- 大型犬:1時間半~2時間程度
- 超大型犬:2時間~3時間程度
同じ種類のペットでも、体重によって火葬にかかる時間は異なります。そのため、あくまでも、目安として参考にしてみてください。
みんなのペット火葬での料金表は⇒⇒⇒コチラ
ペット火葬の料金が合計でどれぐらいかかるのか知りたい場合は、一度業者へ問い合わせをし、見積りを依頼してみましょう。弊社へご連絡をいただければ、無料で現地見積りをしている業者をご紹介いたします。仮に見積り後に依頼を辞退されてもキャンセル料はかかりませんのでお気軽にご相談ください。
葬儀と納骨の種類について
納骨をするという場合にはまずご自宅で埋葬するか、霊園やお寺などに埋葬するか、墓地を作っていつでも墓参りにいけるよう埋葬するかという選択肢があります。選択権はペットの飼い主にありますので、具体的にどのような埋葬方法があるのかみていきましょう。
手元で納骨することは自分にとって必要?
ペットの火葬をしたあとに納骨させるという人は多いと思います。自分の手が届く場所で納骨させるという埋葬方法も多くの人が選択する方法の一つです。一番の利点は納骨をしてあげることですぐに手をあわせて思い出す場所があるという点です。側にいるようで安心しますよね。
しかし、デメリットな部分もあります。近くにいる分、いつまでもペットの存在を忘れられない状況に陥る方もいるということです。また、納骨をする上でやり方によっては高額になる場合があります。お墓に入れてあげるとなれば、人間と同じように費用がかかるため、どうしても高額になってしまいます。
自分にとってペットの納骨をどうしてあげるべきかを考えてみましょう。
納骨堂、散骨、自宅庭へ遺骨埋葬について
・納骨堂
一つのやり方として、納骨堂に一旦預かってもらうという方法があります。現時点では自宅に埋葬できない、墓地もまだつくっていないというような、埋葬する場所がないときにはありがたいサービスです。室内にあり、気軽に来れるため利用する人もいます。しかし、長期間利用する場合は、年間もしくは月間で支払いながらの契約になることも覚えておきましょう。
・散骨
自宅にお庭がないという方には、お遺骨を散骨して供養する方法もあります。散骨に関して、規制されている場所はありません。散骨をする際にはパウダー状に粉骨させてからまいてあげましょう。
・自宅の庭へ遺骨埋葬
ご自宅の庭へご遺骨を埋葬してあげたいという方もいるでしょう。私有地であれば埋葬することは可能です。ただ、埋葬する際は骨壺を開けて土に還れるようにしてあげましょう。また、火葬をせずに土葬で埋葬した場合は、異臭や土壌汚染などには気をつける必要があります。ちゃんと成仏してくれるように環境を整えてあげることが大切です。
遺骨をアクセなどにもできる!
ペットが突然なくなり、少しでも近くにいれるようにとご自宅で納骨したいという方がいるでしょう。実は、パウダー状にして、ご遺骨をカプセルに入れてアクセサリーにして持ち運ぶこともできます。ネックレスやキーホルダー、ブレスレッドにして、常にそばにいる気持ちにさせてくれるでしょう。
どのような形で納骨するか決められないという方は一度専門の業者に相談して依頼してみましょう。
犬、猫、小動物…安置できる期間は限られています
ペットを安置できる期間は限られています。愛するペットのために、よりよい火葬方法や火葬業者を選びたい気持ちがあると思いますが、長期間安置すると、腐敗が進行してしまいます。安置期間には気をつけましょう。
ペットの安置期間の目安
ペットを常温で安置する場合は、夏場で1~2日程度、冬場で2~3日程度が限度です。保冷剤で安置をしても、夏場は1~2日程度、冬場は3~4日程度と数日程度になります。
ドライアイスで安置した場合は、夏場で4~7日程度、冬場で7~10日程度が目安です。また、安置用のお棺を利用した場合は、メーカーにもよりますが、1週間程度の安置が可能でしょう。季節や保管している状況によって安置できる期間が変わってきます。
ペットの安置方法
ペットを安置するときは体が硬直する前に、開いた目や伸びきった体を整えましょう。ペットの大きさにもよりますが、硬直は死後2時間程度から始まります。硬直後は体が緩むため、お尻から排泄物や口から唾液が流れることがあります。事前にペットシーツを敷いておき、濡れたタオルやガーゼで拭き取るようにしましょう。
また、体に水分がついたままになると腐敗が早く進みます。タオルなどで、体を拭いて水分を取ってあげましょう。そのあと、ペットにとって安心できる場所に移してあげます。愛用していたゲージの中や愛用していたマットなどに安置するとよいでしょう。
そのあと、家にあるもので体を冷やします。安置している部屋はできるだけ温度を下げ、保冷剤や氷、ドライアイスなどでお腹や頭を冷やします。冷やすときは、体に水分がつかないようにタオルにくるんでください。
ペットの火葬日は早めに決めておきましょう
お別れは悲しいですが、ペットの火葬日は早めに決めるようにしましょう。時期によってはすぐに腐敗が進行してしまったり、火葬の予約が取れず長い間火葬できなかったりすることがあります。
火葬業者がなかなか決まらず迷われているなら、弊社へご相談ください。弊社ではご希望にあった火葬業者をご紹介いたしております。