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ペットロスの乗り越え方は?克服までの心の症状・周囲の配慮も肝心

ペットロスの乗り越え方

ペットロスの症状を少しでも和らげるには、いくつかの対処法があります。ただし、即効性のあるものはありません。考え方や性格、生活スタイルなどさまざまな要因により効果的な方法が異なってきます。自分に合う方法を実践し、少しずつ乗り越えていきましょう。

このコラムでは、ペットロスの乗り越え方をいくつかご提案しています。ただし、この方法を無理におこなうことはありません。対処法のなかでご自身に合うと思える方法を実践し、少しでも心が落ち着いていただければ幸いです。

犬や猫など『ペットロスの乗り越え方』は相談が大切!おもな方法

ペットロスとは犬や猫などといった「ペットとの喪失体験」から、喪失感や悲しみ、やる気が出ないなどの感情をもつことをさします。家族として共に時間を過ごしてきた大切なペットを亡くしてしまったときに、悲しさからなかなか抜け出せないのは自然なことです。

ここでは、ペットロスを克服するための対処法をご紹介いたします。ペットの死を悼むことは大切な時間です。しかし、ペットロスは悪化してしまうと心の病気や体調面での不調が表れてしまうことがあるのです。

無理はせず、自分でできるペットロスの乗り越え方に取り組み、ペットを失った悲しみと向き合ってみてはいかがでしょうか。ペットロスによる症状があまりにも悪く、改善されないといった際は病院に受診したり、カウンセラーの方に相談をしたりするようにしましょう。

1.感情はおさえない

自分に合っている「ペットロス克服方法」を見つける

ペットを亡くした悲しみやさみしさなど、感情を抑えてはいけません。抑えようとするほど存在が大きくなり、心や体に負担を与えてしまいます。ときには、涙することがあってもよいでしょう。悲しみを押しつぶさず、素直に出すようにしましょう。

2.生前使用していたものは整理する

ペットの遊んでいたおもちゃや着させていた服、残ったエサなどを整理しながら現実と向き合っていきましょう。ただし、無理はよくありません。気持ちが落ち着き、ペットとの思い出に向き合うことができるようになったらおこなってみてください。ペットのものを整理していると、気持ちも整理されていきます。

3.信頼できる人にお話をする

自分一人で抱え込むのではなく、信頼できる人に話をすることで落ち着くこともあります。とくに、亡くなったペットと遊んだことがある人や同じようにペットを亡くした経験のある人に共感してもらうだけでも、孤独を感じなくなるでしょう。ペットの喪失により孤独を感じてしまう場合が多いですが、人と会える状態であったら、信頼できる人に会ってみてはいかがでしょうか。

ただし、あまりペットに接していない人や関係性の浅い人であると、犬の亡くなった辛さを共有できず、かえって悲しくなってしまうこともあります。ペットへの接し方は人それぞれですが、ペットロスのときには気の合う人に会うことをおすすめします。

4.新しいペットを飼う

愛するペットを悼む気持ちは大切なものですが、いつまでもペットロスで立ち直れないのはペットも望んではいない”のではないでしょうか。そのため亡くなってしまったペットのことは「大切な思い出」として記憶し、新しいペットを飼うというのもひとつの手です。ペットロスに関するある調査では、30パーセント以上の人が新しいペットを迎えたことが、悲しみを癒すきっかけになったと答えています。

大抵のペットは人より寿命が短いため、飼っているといつかは看取ることになります。新しくペットを飼うことが不安なときには、近所の人や友人の飼うペットなどと触れ合ってみて、心の準備ができているか確認してみてはいかがでしょうか。

5.メモリアルグッズで悲しみを和らげる

メモリアルグッズをつくることで、悲しみを受け止められることもあります。たとえば、クリスタルにペットの写真を印刷した置物やキーホルダー、遺骨や遺毛を入れるケースなどのメモリアルグッズがあります。寂しさを感じているのなら、ペットの遺品を持ち歩くことで緩和されることもありますので、試してみてください。

ほかにも、フェルトなどを使用して作製したペットそっくりのぬいぐるみを依頼できる業者もあるので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

6.ペットに向けて手紙を書く

ペットに向けて手紙を書くことで気持ちの整理がつくことがあります。思い出や感謝の気持ちを手紙にのせましょう。また、これからの自分はどうなるかを書くことで、前に進む気持ちになりやすいです。「思い出をばねにして、早く笑顔になれるようにがんばる」など、自分へのエールの気持ちも込めて手紙を書いてみるのも効果的です。

7.手厚く供養する

ペットとのお別れをするために供養をおこなってもらいましょう。葬式や火葬など、ペットの死と向き合うことでペットロスを克服することができます。ペットがなくなってから時間が経っていても、供養することはできます。

また、ペット霊園や動物供養塔(ペットたち専用のお墓)に納骨したり、お坊さんにお経を読んでもらったりすることもおすすめです。丁寧な供養をおこなうことで、ペットロスの症状を軽減したり予防したりすることができるでしょう。

ペットの火葬や葬儀をお考えなら弊社にお任せください。お客様のご要望に近い業者をご紹介いたします。迅速に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

克服できるまでの「症状の段階」今の”感情”はどのあたり?

ペットを亡くし、ペットロスにおちいってから悲しみが癒え克服するまでの過程というのはいくつかの段階に分けることができます。自分が今どの段階にいるのかを現在の症状から分析してみましょう。ペットロス克服までにはどの程度のステージを踏んでいくのかを把握することで、気持ちの整理がつくかもしれません。

感情はひとそれぞれです。必ずしもこのとおりにいくというわけではありませんが、現在の自分の感情はこのようなプロセスの途中であるということを可視化することで、気持ちが楽になることもあるでしょう。参考程度に自分の症状と照らし合わせてみてください。

段階1:亡くなったことを受け入れられない状態

みんなこうやって乗り越えた|克服までの流れを知って気持ちを整理

ペットが亡くなった直後は、自分を守ろうとして、死を受け入れられない状態(防衛機制)になります。精神的なショックから起きる自己防衛の反応です。受け入れられない期間は人によって異なり、数時間ほどの人もいれば数日から数週間かかる人もいるようです。現実を受け止めるには時間がかかります。

段階2:「返してください」とお願いする状態

現実を回避することや、自分の望む状態になるように願う時期です。「ペットを返してほしい」「自分の寿命をペットに分けてほしい」「もっとお世話するから私のもとに戻して」などを願います。

段階3:怒りや後悔が押し寄せてくる状態

自分に対して、もしくは亡くなった原因に対して怒りや後悔が押し寄せてきます。「自分がちゃんと見ていなかったから」「病気を治せなかった獣医師が悪い」「もっとはやく病院に連れていっていれば」などの怒りは後悔につながっていきます。

段階4:亡くなったことを受け入れ始め、強い悲しみが押し寄せてくる状態

ペットが戻ってこないことを理解し、受け止めることでより一層の悲しみが押し寄せてきます。現実を受容できたからといって、悲しみが消えるわけではないのです。少しずつこの悲しみは癒えていきますが、10か月ほどかかるといわれています。

段階5:徐々に回復に向かう状態

ペットのことをよい思い出として、心にゆとりが表れ普段通りの生活が送れるようになります。悲しみが和らいでいくことを「ペットのことを忘れて、自分は冷たい飼い主だ」と罪悪感を抱く方もいますが、決してそのように思う必要はありません。ペットの寿命は基本的に人間より短いです。ペットの死を否定するのではなく、思い出に感謝しておきたいですね。

ペットロスが原因で病気に!?周囲の接し方も注意しよう

ここまで自分でできるペットロスの乗り越え方をご紹介してきました。より早くペットロスを乗り越えるには、周りの人の理解が大切になってきます。自分の周りにいる人の理解や、悲しみを和らげるために協力してもらうことも大切です。

身近にペットロスで苦しんでいる人がいるという場合には、以下でご紹介するようなことを考えて周りの対応の大切さを確認してみてください。

・周りの人の接し方次第でペットロスが悪化するケースもある

ペットロスを乗り越えるためには「周りの人の理解」も大切

ペットを亡くして悲しんでいる飼い主は、「周囲と自分の価値観のギャップ」に孤独を感じ、感情を抑えてしまうことがあります。ペットを亡くして悲しんでいるなか「ペットが死んだくらいで」、「また新しいペット飼いなよ」、「そんなに落ち込むことないって」などの安易な声掛けをされると、悲しいという気持ちを我慢してしまうかもしれません。

我慢しただけではその気持ちはなくならず、ペットロスが悪化してしまうことがあります。ペットロスの悪化は、心の病や体の不調となって表れてしまいます。ときには、日常生活を送るのが難しくなってしまう場合もあるのです。

ペットへの接し方は人それぞれです。安易な言葉をかけてしまうと、ペットを亡くしてセンシティブになっている飼い主に、その言葉が突き刺さってしまうかもしれません。ペットロスになっている飼い主には、思いやりをもった接し方をすることが大切です。

・ペットロスの人には「思いやり」のある言動行動を

前述したように、周りとの価値観のギャップがあると寂しさが助長し、気持ちを抑えてしまうかもしれません。周りにペットロスの人がいたときには思いやりをもってかかわりをもつことが大切です。

とくに、「共感」と「共に過ごした時間の肯定」は大切です。「さみしいよね」、「つらいよね」といった共感と「よい飼い主のもとにきて幸せだったね」、「楽しい思い出がたくさんつくれたよ」というような肯定をおこないましょう。相手の価値観に合わせて、話を聞いてあげることは大切です。無理に聞き出そうとせず、話せる状態になったら聞いてあげましょう。

また、ペットの遺品整理を手伝ったり、ペット供養をおすすめしたりすることもペットロスから抜け出すための道です。ただし、飼い主が嫌がっているのに無理におこなうことはいけません。ひとつのアイデアとして、ペットロスを克服する手助けをおこなう気持ちでいることが大切です。

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