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いずれやってくるお別れのために…ペット火葬について

いずれやってくるお別れのために…ペット火葬について

あなたはペットを飼っていますか?ペットは私たち人間の、日々の生活の癒しになってくれる存在です。しかし一般的に、ウサギの平均寿命は8年程、猫や犬の平均寿命は15年程。動物の寿命は人間よりもはるかに短いため、いつかは必ずお別れをしなければならない時がきます。

ペットの体調が悪くなりもう長くないかもしれないときは、最期をきちんと看取ってあげたいと思うもの。もしもペットが亡くなってしまったら、どのように見送ってあげれば良いのでしょうか。

かつては自宅の庭に埋葬することもありましたが、近年の住宅事情ではペットがなくなったら火葬をするのが一般的です。しかしペットを看取るのが初めての人にとっては、ペットの火葬についてよくわからない点も多くあるのではないでしょうか。

そこで今回は、ペットの火葬について詳しくお伝えしていきたいと思います。ペットの火葬について知りたいと思っている方は、ぜひご参考になさってください。

ペット火葬について

多くの方が選択される「ペット火葬」。ペットとのお別れが初めての方は、なかなか火葬といわれてもピンとこないかもしれません。ペットとのお別れの方法の1つとしてのペット火葬について、お伝えします。

◇ペット火葬とは

ペット火葬とは、人間と同じように火葬場でお骨にして、供養することを言います。衛生上の問題や日本の住宅事情から、火葬が主な供養方法となっています。ペット火葬は個人で行うことは禁止されているため、専門の方に依頼して行ってもらいます。

◇火葬をしない場合は…

火葬以外の方法としては、埋葬という方法があります。埋葬はできないこともないのですが、それには知っておくべきポイントがあります。

埋葬を希望する場合、ご自宅の庭に埋葬することは可能です。しかし他人や公共の場所に埋葬することは不法投棄として法律に引っ掛かります。昨今の住宅事情では、都市部では特に埋葬は難しいのが現状です。そのため多くの方が、火葬を選ばれています。

ペット火葬のおおまかな流れ

ペット火葬のおおまかな流れ

ペットとのお別れは火葬をするのが主なやり方ですが、それではペット火葬はどのような手順で行うのでしょうか。こちらでは、ペット火葬の具体的な流れをご紹介していきます。

ペットが亡くなったら、まずはダンボールや木箱などにタオルなどを敷いて、あれば保冷剤などを一緒に入れてあげましょう。そしてペットの葬儀を扱う業者などに予約をし、葬儀場へ搬送しましょう。

葬儀では人間の葬儀と同様に、仏式では住職にお経を読んで供養をしてもらい、焼香をします。火葬前に最後のお別れをして、火葬が始まります。火葬の仕方によっても内容が異なり、飼い主などがお骨拾いをする場合と施設のスタッフがお骨拾いをしてくれる場合とがあります。

葬儀が終わった後、葬儀料を払って終了です。飼い犬などが亡くなった場合、狂犬病の観点から、飼う時に登録した自治体に30日以内に届け出を出す必要があるので気を付けましょう。

ペット火葬はだれがおこなうの?

ペット火葬は、飼い主がご自分で勝手にすることは法律上禁じられています。それではペット火葬は、誰に依頼すればよいのでしょうか。こちらでは、ペット火葬をしてもらえるところをご紹介します。

◇ペット葬儀を専門とする業者に依頼する

一般的には、ペット葬儀を専門としている民間の業者に依頼することが多いです。民間の業者に依頼すれば飼い主の気持ちをくんで、人間と同じような尊厳をペットにも払って火葬をしてくれます。民間業者に依頼する場合、以下のような火葬の方法があります。

「立会個別火葬」

業者に依頼する方は、「立会個別火葬」という方法で火葬をすることが多いです。この方法は通常の人間の火葬と同じように、飼い主などがペットの火葬に立ち会って、最期を丁寧に見送ってあげることができます。また火葬した後はお骨拾いもできますし、お骨を供養することも可能です。ご自分の側にお骨を持っておいて供養したいという方に、お勧めの方法です。

「一任個別火葬」

「一任個別火葬」といって出棺までは飼い主などが行いますが、火葬後のお骨拾い、納骨は霊園施設に一任する方法もあります。回向管理費はかかりますが、お骨をご自宅などに保管せず、霊園施設などに納骨して供養することを希望している方にお勧めの方法です。

また中にはご高齢の方や足腰の弱い方、また移動手段を持たない方などに向けて、火葬炉を併設した車でご自宅近くまで訪問してくれるサービスを行っているところもあります。このようなサービスは大変便利ですが、火葬する場所が屋外となるため、あまり一般的な方法ではありません。

「一任合同火葬」

葬儀料を抑えたいけれどお別れをきちんとしたい方には、「一任合同火葬」がお勧めです。一任個別火葬と同じように出棺までをご一緒に行い、それ以降に関しては霊園施設のスタッフにお任せをすることができます。

一任個別火葬と違う点は、合同で火葬をするという点です。そのため葬儀料を抑えることができるのがメリットです。飼っているペットでなく、野良犬や野良猫の火葬をしてあげたい、という方にも向いています。

◇行政(保健所)に依頼する

以前から知られていた方法ですが、ペットが亡くなると保険所で処分してくれます。地方自治体によっては、保健所ではなく管轄の環境局が対応してくれるところもあります。火葬というよりは、衛生上の理由でペットの遺体が焼却されると言った方が適当でしょう。

費用は数千円~1万円程度と言われており、比較的安価で済みます。

◇廃棄物として処理する

こちらは極端に少ないケースですが、ペットの遺体を廃棄物として処理をすることもできるのです。実は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によると、「動物の死体は廃棄物である」と定められており、法律的にはペットの遺体は「燃えるゴミ」として処分しても問題はありません。

しかしペットを飼う人の数が増え、動物愛護の風潮も高まったことから最近はあまり見かけなくなりました。

ペット火葬を依頼するときのポイント

ペット火葬を依頼するときのポイント

それではペット火葬を依頼する際、納得の行く火葬をするためにはどんなことに気を付けたらよいのでしょうか。こちらでは、一般的な方法である業者に依頼する際のポイントをご紹介していきます。

◇複数の業者から見積りをとる

インターネットや口コミなどで、良さそうな業者を選びましょう。その際に注意することは、複数の業者から合計金額の見積りを取ることです。

複数の業者から見積りを取ることで、火葬場の使用料や回向管理費の相場感が養えます。相場感を養えば、法外な葬儀料や施設の使用料を請求されるリスクを減らすことができるでしょう。

合計金額の見積りが安いにはこしたことはないですが、安いだけでずさんな対応では元も子もありません。その辺りも慎重に選びましょう。

◇ご自身の希望にあった業者を選ぶ

ご自分の希望にあった業者を選ぶということです。合同火葬でもよいのか、それとも個別に火葬してほしいのか。

業者の中には「プレミアム葬」といって、火葬車でご自宅まで伺い、棺からペットの体のお清め、火葬、お骨上げまで全て含んだ内容の葬儀を用意しているところもあります。

あまりに悲しみが大きい場合、火葬に耐えられないこともあるでしょう。そのようなときは、火葬に立ち会わないことも可能です。ペット火葬にはさまざまな業者があり、それぞれの飼い主のご希望にあった内容が用意されている場合が多いので、よく検討しましょう。

◇「人」を見ることが大切

ペット火葬を行う業者の中には、ペットの遺骨を不法投棄して問題となったところもあります。依頼したい業者の担当者が誠実な態度かどうか、受付の電話での対応などで人を見ることも大切です。一度受付で話をしてみて、真摯な気持ちが伝わってくる業者にお願いしましょう。

まとめ

ペットとのお別れは、飼い主にとって精神的な痛みを伴うものです。今までの感謝の気持ちを表す場として、火葬の際は納得の行くお別れをしましょう。そのためには飼い主の方が、どのようなお別れや供養の仕方をしたいか、はっきりとさせておくことが大切です。

そうすれば、おのずとどのようなお別れの仕方が最適なのかが決まってきます。一般的な火葬は民間の業者に依頼することですが、もし業者に依頼する場合は複数の業者を比較して、担当者と話をしてから信頼できそうかどうか判断しましょう。

あなたがペットと納得の行くお別れができることを、願っています。

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