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ペットが亡くなった人にかけたい言葉は?考えておきたい言葉の重み
ご友人や知り合いが飼っていたペットが亡くなったと聞いたとき、あなたはその方にどんな言葉をかけてあげますか?飼い主の方にとっては、ペットは人間と同じように家族の一員です。そのペットが亡くなったとなれば、その悲しみが大きいことは想像できるでしょう。
悲しみの中にいる飼い主の方には、早く元気になって立ち直ってほしいものです。そんなときのあなたの言葉は、飼い主の方を早く立ち直らせるきっかけになるかもしれません。
「ペットくらいで……」なんて気持ちで声をかければ、反対により悲しませたり、もしかしたら怒らせたりしてしまうかもしれません。このように、ペットが亡くなった方への言葉はとても大切です。
目次
言葉をかけるのと同時に考えたいことは「言葉をかけるタイミング」
ペットが亡くなったとき、言葉と同じくらい大切なのは、「言葉をかけるタイミング」です。飼い主の方は、ペットが亡くなった直前ほど、悲しみに打ちひしがれているものです。悲しみが大きいほど、誰かに寄り添ってほしいものなのです。
◆忙しくてもできるだけ早めに言葉をかけよう
ご友人や知り合いの方から、ペットが亡くなったと聞いたときは、かける言葉を選ぶより、なるべく早く返事をしてあげることが大切です。
ペットが亡くなったとき、飼い主の方は励ましてほしいというよりも、その悲しみに寄り添ってほしい、一緒に悲しんでほしいという「共感」を求めています。一緒に悲しみを共感してあげることで、飼い主の方も早く立ち直れるのです。
最近では、SNS上で、ペットが亡くなったと知ることも多いのではないでしょうか。もし、周りでそのような方がいらっしゃれば、すぐに連絡をしてあげるとよいでしょう。
◆知るのが遅くなっても気持ちを伝えることが大事
しかし、メールやSNS上では見逃してしまったり、ご自身が多忙がゆえに連絡できなかったりといったこともあります。もし、あとからペットが亡くなったことを知ったとしても、今知ったことを踏まえて、遅くなっても相手の気持ちに寄り添った言葉をかけてあげましょう。
気づくのが遅かったり、長時間経ってから人づてにペットが亡くなったことを聞いたりしたとしても「もうかなり時間が経ってしまったし……」と、何も連絡しないで済ませてはいけません。
必ず連絡が遅くなったことを詫びて、「大変だったね」「辛いよね」などといった相手の悲しみに共感するような言葉をかけてあげましょう。そうすれば、飼い主の方も悲しみがやわらぎ、あなたへの信頼感も深まります。
あなたの言葉は毒にも薬にもなる!言葉選びで注意したいこと
ペットが亡くなった人への言葉は、相手の捉え方によって、プラスにもなり、マイナスにもなります。ではどんなことを心がけて、どんな言葉を選べばいいのでしょうか?
◆ペットが亡くなった人の気持ちに寄り添うこと
言葉選びの中で一番重要なのは、いかに相手の気持ちを考えられるかです。ペットが亡くなったのは自分ではないのだから、100%相手の気持ちを理解するのは難しいことです。たとえば、自分が相手の状況になったらどうでしょうか?
飼い主の方にとって、ペットは大切な家族の一員です。人間の家族となんら変わりはありません。もしあなたのご家族が亡くなられたら、とても悲しいですよね。きっと飼い主の方の気持ちはそれと同じです。
相手の悲しみを理解してあげたい、寄り添ってあげたい、一緒に悲しんであげたいという気持ちが言葉をとおして伝われば、相手にとってはうれしい言葉になることでしょう。
◆気を遣ってかけた言葉が、逆に相手を不快にさせることも
ペットが亡くなった方に言葉をかけるとき、その相手がどんな人か、どんな性格なのかを知っておくのも、言葉をかけるうえで重要です。
もしあなたが相手の悲しみに寄り添った言葉をかけたとしても、「あなたにはわからない!」「分かったようなこと言わないで!」と跳ね返されてしまうかもしれません。亡くなったペットへの思いが強い分、自分の思いは誰にも分からないと感じてしまうのでしょう。
その人が悲しみにくれているとき、どうしてほしいのか察知するのも大切です。その人がどんなタイプの人かを考えて、様子をみてから声をかけてあげるのもいいでしょう。
そのとき、言葉をかけても受け入れてもらえなくても、ときが経って悲しみが薄れればあのときのあなたの言葉を理解してくれることもあるでしょう。
どんな言葉をかけるのがよい…?状況別に例を紹介
では、ペットが亡くなった方への言葉選びは、どうしたらよいのでしょうか?ペットがどのような経緯で亡くなったのかによって、かける言葉も違ってきます。
◆ペットに寿命がやってきた場合
ペットが寿命を迎えて亡くなった場合、おそらく長い年月を飼い主の方とともに過ごしてきたことが考えられます。
一緒にいた時間が長いほど思い出も多く、亡くなった直後は楽しかった思い出ばかり思い出しているのかもしれません。かたや、もっとこうしてあげればよかったと後悔ばかりを繰り返し考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな飼い主の方には、「あなたが大切にしてきたから、こんなに長生きできたんだよ」「きっと○○(ペットの名前)もあなたに飼ってもらえてよかったって喜んでるよ」などといった飼い主の方が大切にしてきたことを誇れるような、温かい言葉をかけてあげましょう。
飼い主の方も自分は大切にしてあげられていたという気持ちが芽生えれば、早く立ち直ってくれるかもしれません。
◆ペットが病気で亡くなった場合
ペットが病気で亡くなってしまった場合、亡くなる以前にペットの病気を知り、少しでも病状を改善するために病院を何度も行き来していたことでしょう。「少しでも病状が改善されるなら……」と一生懸命だったことは想像できますよね。
それだけ頑張っても亡くなってしまったとしても、飼い主の方からすれば「もっとしてあげられることがあったのではないか」と。自分を責める人も多いのです。
そんな方には、「あなたが頑張って看病したから、これだけ長生きできたんだよ」などといった飼い主の方の頑張りを労う言葉を、かけてあげるといいでしょう。
◆ペットが事故にあって亡くなった場合
思いもせぬ事故で、ペットが亡くなってしまった場合、突然いなくなってしまったショックから受け止めるのに時間がかかってしまう飼い主の方がほとんどです。覚悟していないのですから、当然ですよね。
防ぎきれない事故でも、飼い主の方にしてみれば「私が近くにいれば……」「目を離さなければ……」などと罪悪感にさいなまれてしまいます。そんな飼い主の方には、優しい言葉を選んであげるといいでしょう。
たとえば、「あなたと一緒に過ごせて、きっと幸せだったと思うよ。あなたもその思い出を大切にしよう」や「○○(ペットの名前)のご冥福をお祈りいたします」などといった相手の悲しみに共感し、亡くなったペットへの配慮も忘れない言葉を選ぶとよいでしょう。
ペットが亡くなった人へ送りたい、心温まる「虹の詩」
ペットが亡くなった方に、ぜひ読んでいただきたい詩があります。それを読めば、心が温かくなり、傷も癒えるのではないでしょうか。ペットが亡くなった方への言葉のかわりに教えてあげるといいかもしれません。どんな話なのか、簡単に説明します。
どんなペットも亡くなったあと、天国の手前にある「虹の橋」という場所にやってきます。そこでは、病気や寿命、事故など亡くなったとしても、みんな元気な姿に戻って、幸せに暮らします。
しかし、ペットたちの心には1つだけ気がかりになっていることがありました。それは、どこを探しても大切にしてくれたあなたはいないことです。そんな毎日を過ごしていたあるペットが遠くに何かを見つけました。
その子はみるみるうちに目を輝かせ、喜びでいっぱいになっていきました。その視線の先にいたのは、大切に育ててくれたあなただったのです。二人はまた再会し、一緒に天国へと続く虹の橋を渡っていくという詩です。
この詩では、またペットと再会できることが描かれています。もし、周りでペットが亡くなって悲しんでいる方がいれば、この詩を送ってみてはいかがでしょうか?
ペットが亡くなった人にかけてはいけない言葉
ペットを飼い始めたときから、いつかお別れのときがやってくるのも寿命があるのも分かっています。分かったうえで飼うことを決め、大切に育ててきたに違いありません。
かといって、ペットが亡くなった方への言葉は、これを当たり前と伝えてはいけません。「いつか死ぬんだから」「しょせんただのペットでしょ」などという現実を言い聞かせても心を閉ざしてしまいます。
また、「すぐに新しいペットを飼えばいい」といった替えがあるような言いかたや、「かわいそうに」などというペットが不幸せだったと感じ取られてしまう言葉も、避けたほうがいいかもしれません。
きっとこのような言葉はどこかで客観視しているから、生まれる言葉なのかもしれません。ペットが亡くなった方が求めているのは、いかに自分の悲しみに寄り添ってくれるか、受け止めてくれるかということなのです。
まとめ
ペットが亡くなった方への言葉は、なるべく早くかけてあげることが重要です。また、相手の気持ちを客観視するのではなく、今飼い主の方がどんな気持ちか、自分に置き換えて考えるべきです。そうすれば、おのずと相手を思いやる言葉が出てくるでしょう。
より、自分の悲しみに寄り添った言葉をかけられれば、きっと早く元気になってくれるに違いありません。ときと場合によって、相手の気持ちに寄り添った言葉選びをしましょう。
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