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うさぎの寿命は飼い方しだい!ペットとして飼育する上での注意点
「うさぎを飼いたいけれど、どのくらい生きるのだろうか」と、うさぎを飼おうと思っている人、すでに飼っている人は、うさぎの寿命が気になるでしょう。
一般的にうさぎの寿命は平均で8年ほどといわれていますが、日ごろからちゃんとケアしてあげれば10年以上生きることもあります。うさぎを飼っている人、これから飼う人は、長生きさせてあげるためにも、常にうさぎの体調を気にかけてあげましょう。
このコラムでは、うさぎを飼育する際に日ごろからチェックしておくべきポイントなどを紹介しています。ぜひ参考にして、うさぎと過ごせる時間をのばしましょう。
うさぎの最高年齢記録は18歳!気にかけてあげれば長生きもできる
ペットとして飼われるようになったうさぎの多くは「カイウサギ」という品種をもとに品種改良されています。現在飼育されているうさぎの寿命は、平均約8年で、人間でいうと約70歳にあたります。さらに雑種であるミニウサギは寿命の長い個体が多く、平均約14年も生き延びることが可能です。
一方、野生で生息する野うさぎの寿命は、約3年と飼育されるうさぎに比べて短いです。野うさぎの寿命が短いのは、肉食動物に襲われたり、オスやメス同士の縄張り争いで負傷したりするからであり、老衰が原因というわけではありません。そのため、うさぎは飼い方しだいでは、10年以上も長く生きることがあるのです。
そこで、ここではうさぎの寿命をのばすために気をつけるポイントを4つご紹介します。ぜひ参考にして、うさぎと過ごす時間を一日でも長くできるようにしましょう。
うさぎと過ごせる時間をのばすために1.食べ物に気を配ろう
うさぎの寿命をのばすためには、まず与えるエサに注意が必要です。うさぎは生後6ヶ月をさかいに、消費するカロリーの量が変わるからです。
・成長期に与えるエサ
生後6ヶ月までは成長期にあたり、うさぎはカロリーをたくさん消費します。そのため、与えるエサは、牧草に加えて子うさぎ用のペレットフードにしましょう。ペレットフードとは、うさぎの栄養を補助するための食品です。牧草はマメ科でもイネ科でも、問題ありません。
さらに、野菜や果物などのおやつも与えましょう。野菜や果物は生でも乾燥したものでも、どちらでもかまいませんが、できるだけさまざまな種類のものを与えてください。
すると、さまざまな味や触感に慣れることができ、大人になってから栄養バランスのよい食事ができるようになるからです。また、大好物もみつかりやすくなり、食欲がなくなったときの対策にもなります。
エサの量は、制限なく食べるぶんだけ与えてください。なぜなら、成長期にエサの量を制限すると、栄養不足になり、その後の体の成長を妨げるようになるからです。
・成長期を過ぎたうさぎに与えるエサ
成長期を過ぎたうさぎに与えるエサは、基本的に牧草・ペレット・野菜です。ただし、カロリーの高いものを与えると肥満や、食べる量が少なくなるなど、寿命が短くなる原因になります。
そのため、エサには低たんぱく・低カルシウムであるイネ科の牧草を、ペレットは大人用のものを与えてください。にんじんや麦は高カロリーであるため、成長期を過ぎたうさぎには、あまり与えすぎないほうがよいでしょう。
さらにうさぎの消化管は長いです。そんな長い消化管をよく動かして排泄物をだしやすくするためには、繊維質が豊富なエサを与えることが必要です。その点、イネ科の牧草は繊維質が豊富なので、成長期を過ぎたうさぎには適したエサであるといえるでしょう。
忘れてならないのは水です。成長期であるかないかに関係なく、水はたくさん与えてください。乾燥した野菜や毛づくろいで飲んだ毛を、胃腸のなかでふやかして排泄しやすくするためには、多くの水分をとることが必要なのです。
さらに多くの水分をとることは、尿結石をつくりにくくしますので、清潔な水を毎日欠かさず与えるようにしてください。
うさぎと過ごせる時間をのばすために2.排泄物を確認しておこう
うさぎの寿命をのばすためには、食べ物だけでなく、排泄物の量の確認も大切です。排泄物の量が少ない場合、エサをほとんど食べていないことが原因であると考えられます。
うさぎは食欲が低下するとエサを食べなくなりますが、そのおもな理由として、ストレスがあげられます。ストレスを感じるとうさぎは毛づくろいをしますので、もし毛づくろいしているのをみかけたら、ストレスを減らすために、体をなでたり、一緒に遊んだりしてあげましょう。
それでも、排泄物の量が増えないようでしたら、胃腸の動きが悪いか、病気にかかっているおそれがあります。胃腸の動きが悪いのであれば、食物繊維が豊富なエサを与えるか、水分を多めに与えてみましょう。
それでも直らない場合は病気である可能性が高いので、病院に早く連れていき、お医者さんにみてもらいましょう。
うさぎと過ごせる時間をのばすために3.去勢・避妊は必ずしておこう
うさぎは繁殖期になっても繁殖行動をすることができないとストレスを感じ、寿命が短くなるおそれがあります。そのようなストレスを減らして寿命をのばすためにも、オスのうさぎは去勢、メスのうさぎは避妊の手術をおすすめします。
うさぎと過ごせる時間をのばすために④コミュニケーションをしっかりとろう
さきほども少しふれましたが、うさぎのストレスを減らすためには、適度に遊んであげることが大切です。ほったらかしにしておくと、うさぎは飼い主の愛情を感じなくなり、ストレスで食欲がなくなるなど、寿命を短くしてしまうおそれがあります。
そして、コミュニケーションをしっかりとることで、うさぎの体調の変化などを見極めることができ、いち早く病気などに適切に対処することができるようになります。うさぎと過ごせる時間をのばすためにも、コミュニケーションをとることを忘れないようにしましょう。
いざというときのために獣医師を探しておこう
さまざまな対応をしてもうさぎの体調が直らず、いつもより様子が変だと感じたら、すぐに獣医師のところに連れていきましょう。
しかし、なかにはうさぎをみてくれない獣医師もいますので、事前に信頼できる先生をみつけておくと、いざというときに安心です。なぜなら、変だと思ったときにすぐみてもらえれば、病気などの早期発見にもつながり、寿命をのばす可能性が高くなるからです。
定期的に診断を受けておけば気づけない病気もふせげる
信頼できる獣医師がみつかったら、定期的に診断を受けることをおすすめします。なぜなら、うさぎは体調が悪いことを隠そうとするため、おかしいと思ったときだけ病院に連れていくだけでは手遅れになっていることがあるからです。
手遅れにならないようにするためにも定期的に診断を受けて、病気の早期発見に努めるようにしましょう。そうすれば、手遅れになる前に適切な治療を施して、病気を治すことが期待できるので、さらに安心することができます。
うさぎの起こしやすい体調不良を知ってすぐ気づけるようにしよう
獣医師に定期的に診断を受けるだけでなく、うさぎがどういった体調不良を起こしやすいかを知っておけば、いざというときに早く気づくことができるかもしれません。ここでは、うさぎが起こしやすい体調不良を3つご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
うさぎの体長不良1.骨折
うさぎの骨は鳥の骨と同じくらい軽く、折れやすいです。そのため、うさぎを飼育する際は骨折に注意が必要です。うさぎが骨折することを予防するためには、どのようなときに骨折するのかを知っておき、骨折しやすい状況をつくらないようにすることが大切です。
そこで、うさぎが骨折しやすい状況をいくつか挙げてみました。
- ・抱っこを嫌がって暴れ、飼い主の腕から落ちる
- ・飼い主が誤って、ケージを掃除しているときに踏んでしまう
- ・飼い主以外の人が近づいたことに驚いて、部屋の壁などにおもいきりぶつかる
このような状況でうさぎは骨折することが多いです。そのため、抱っこやケージのなかを掃除するときは注意しましょう。そして、遊ばせている部屋の壁にはクッション材などやわらかい材質のものをはるとよいかもしれません。
骨折すると痛みで食欲が低下します。さらに骨折でせきついを損傷していると、下半身がマヒするので、後ろ足が動きにくくなりますし、便や尿の量がとても少なくなったり、失禁したりするのです。
うさぎの体長不良2.不正咬合
不正咬合(ふせいこうごう)とは、歯のかみ合わせが悪くなることです。うさぎの歯は一生伸び続ける性質をもっていますが、そのような性質をもつ歯は、繊維質を多く含む食べ物をかむことですり減らすことができます。
しかし、食欲が低下し、繊維質が多い牧草などを食べなくなると、歯がすり減らず伸びていきます。そして、かみ合わせが悪くなり、不正咬合を発症してしまうのです。
もし飼っているうさぎが食べづらそうにしていたり、涙や目やにがみられたりしたとき(歯の根元が伸びると涙管が圧迫され涙や目やにが出る)は、不正咬合の疑いがありますので、獣医師さんのところに連れていきましょう。
うさぎの体調不良3.毛球症
毛球症とは、毛づくろいで飲み込んだ毛が、消化管のなかで毛玉となってかたまり、とどまってしまうことにより、食欲不振や下痢などを引き起こす病気です。毛球症になると、食欲の低下でほとんど何も食べていないはずなのに、腹部が膨らんでいるといった症状があらわれます。
そのような症状があらわれたら、繊維質の多い食べ物や水分を多めに与えて胃腸の働きを活性化し、毛玉を排泄させるようにしてください。それでも治らなければ早めに病院で治療してもらいましょう。
毛球症を予防するためには、毛づくろいをできるだけさせないことが重要です。うさぎはストレスを感じると毛づくろいをします。そのため、うさぎがストレスを感じないように、適度に一緒に遊んだり、飼い主以外の人を近づけたりしないようにするとよいでしょう。
最後までしっかり面倒をみよう
一度飼い始めたら最後までしっかり面倒をみてあげましょう。上記で紹介した体調不良のほかにも、まれに胸部で病気を発症し、胸腺腫といった病気にかかってしまうこともあります。そのため、体調に異常を感じたら早めに獣医に相談することをおすすめします。
最後まで面倒をみたけれども寿命がきてしまった際は、葬式を挙げ、しっかり供養してあげてください。そうすることで、ペットであるうさぎと納得のいくお別れをすることができるでしょう。
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