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ペットの葬儀中にトラブル発生!?トラブルの詳細と回避する方法とは
近ごろよく聞かれるようになったペット葬儀ですが、業者との間にトラブルが発生した例も少なくないようです。ペット葬儀業者とのトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。
ペット葬儀のトラブルを回避し、大切なペットを心地よく送り出してあげるには、納得のいく葬儀をおこなってくれるよい業者を見きわめる必要があります。このコラムでは、ペット葬儀でのトラブル事例とその原因、対策をご紹介します。ペットの葬儀を考える上での参考にしてみてください。
目次
ペット葬儀のトラブル!どんなことが起こり得るの?
まずはペット葬儀に関して、実際にあったトラブル事例を紹介していきます。その原因と対策を分析してみましょう。
葬儀内容のトラブル
ペットの葬儀は人間の場合とは違い、宗教的に決まった形式があるわけではありませんので、葬儀の内容はペット葬儀の業者によってさまざまです。そのため、実際の葬儀内容が依頼時に思っていたのと違ったということがあります。
また、業者によっては火葬したご遺骨が焦げてしまっていたということもあります。モラルの低い業者の場合では、実際にはご遺体を火葬せずに不法投棄し、違うペットの遺骨を返却するといった事例もあるようです。
費用面のトラブル
なかには葬儀費用が不明瞭な業者もあります。そのような業者では、最初の見積りにはなかった費用を後から請求されるということも少なくありません。また、骨壺や仏壇などの高価な商品を売りつけようとする業者もいるようです。
ご近所トラブル
ペット葬儀には、訪問火葬という形態もあります。火葬炉を搭載した火葬車を使って、ご遺族の自宅で火葬をする方法です。多くの火葬車は煙や異臭が発生しないような構造になっていますが、粗末な設備を使っている業者もいないとは限りません。そのような業者に依頼をすると、煙や異臭が近隣の住民とトラブルの原因になることもあります。
ペット葬儀トラブルの原因
このようなペット葬儀トラブルが起こる原因は、ペット葬儀に関する法規制が明確に定められていないというところにあるでしょう。人間の場合でいうと、火葬場などを経営するには保健所の認可を得なければなりませんし、ご遺体を火葬するには火葬許可証が必要です。
しかしペットの場合はこのような決まりがなく、土地や設備さえ作ればペット葬儀業者を開業することができてしまいます。そのため事業としての参入障壁が低く、葬儀に関する知識やモラルの乏しい業者がペット葬儀業者として開業できてしまうのです。
ペット葬儀でのトラブルを防ぐには、優良な業者を見きわめる必要があります。そのためには、ペット葬儀に関してある程度の知識を身に着けておくことが大切です。次の章では、ペット葬儀の基本的な内容についてご紹介します。
「ペット葬儀」とはどのようなものなのか
ペット葬儀はそれほど頻繁に利用するものではありませんので、どんなものなのかよくわからないところもあるでしょう。そんなご遺族の弱い部分につけ込まれることで、ペット葬儀トラブルは起こります。ペット葬儀について知ることで、よい業者を見きわめる判断材料になるでしょう。
ペット葬儀の種類
ペット葬儀には、いくつかの形式があります。どのような形式の葬儀を望んでいるかによって業者を選定することで、葬儀内容がイメージと違ったというトラブルを防ぐことができるでしょう。ペット葬儀の基本的な種類と特徴をご紹介します。
・合同火葬ほかのペットと一緒に火葬し、共同墓地などに埋葬する方法です。費用はもっとも安い方法ですが、ご遺骨を手元に残すことはできません。多くのペットと一緒なので、亡くなったペットが寂しくないという考え方もあります。
・訪問火葬業者がご遺族の自宅まで訪問し、火葬炉を搭載した火葬車を使って火葬する方法です。自宅やその付近で火葬をおこなうことができるので、時間がない場合やご遺体を運ぶのが難しい場合に便利です。
・個別火葬亡くなったペットを単独で火葬する方法です。業者がご遺体を引き取り、火葬をしてご遺骨を返却する一任個別火葬と、ご遺族が立ち会って火葬をし、読経やお骨拾いなどもおこなう立会個別火葬があります。火葬場などの施設を占有しますので、費用はもっとも高い傾向です。
ペット葬儀の費用相場
ペット葬儀にかかる費用は、業者によってさまざまです。一般的な相場を知っておけば、高額な料金を請求する業者を避けることができるでしょう。ペット葬儀の費用は、葬儀の種類やペットの大きさによって変動します。おおよその相場は、以下のようになっています。
- ・10kg程度の小型動物/8,000円~30,000円程度
- ・20kg程度の中型動物/20,000円~60,000円程度
- ・40kg程度の大型動物/40,000円~80,000円程度
ペット供養の方法
ペット葬儀の業者では火葬のものをおこなっているところもあれば、納骨などの供養までワンセットになっているところもあります。火葬後の供養にもいろいろな方法がありますので、事前に業者と認識をすり合わせておく必要があるでしょう。おもな供養の方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
・霊園やお寺に埋葬・納骨ペット用の墓地や納骨堂を備えている霊園やお寺などにご遺骨を埋葬、納骨する方法です。納骨料などの費用が別途発生する場合があります。
・自宅に安置仏壇などを置き、そこへ骨壺を安置しておく方法です。ご遺骨を手元に置いておけるのがメリットですが、ご遺骨にカビなどが発生しないよう管理には気をつける必要があります。
・加工して身に着けるご遺骨をペンダントなどのアクセサリーに加工してくれるサービスがあります。それを利用して常に身に着けておくのも、近年人気のある供養の方法です。
・散骨して自然に還すご遺骨を自宅のお庭や海などにまく散骨もよくおこなわれています。ただ、他人の土地や公共の場所に散骨をすると不法投棄になってしまいますので、散骨をする場所には注意が必要です。
このように、ペット葬儀にもいろいろな種類があって複雑です。よくわからない内容についてていねいに説明してくれて、ご遺族の意思を確認しながら葬儀を進めてくれる業者が、よい業者だといえるでしょう。次の章では、ペット葬儀のトラブルを防ぐ対策について解説します。
ペットの葬儀トラブルにあわないようにする方法
ペット葬儀のトラブルを回避するには、業者を利用しないという方法もあります。業者を使う必要があるのであれば、よい業者を見きわめることが重要でしょう。ここでは業者を使わない方法と、業者を選ぶポイントについて解説します。
業者を使わずにペットを弔う方法と注意点
ペット葬儀の業者を使わなければ、トラブルになることはありません。業者を使わずにペットを弔ってあげることはできますが、注意点もあります。その方法と注意点をご紹介します。
・自治体に引き取ってもらうお住まいの地域の自治体でペットのご遺体を引き取り、合同火葬をしてくれる場合があります。費用はかかりますが、ペット葬儀業者と比べてかなり安く抑えられることが多いです。ただし合同火葬ですので、ご遺骨を返却してもらうことはできません。
・お庭に土葬する人間のご遺体を火葬せずに埋めることは法律で禁止されていますが、ペットはそうではありません。自分の土地であれば、そのまま土葬することもできます。ただし、動物が掘り返してしまったり、建築工事などの際にご遺体が出てきてしまったりすることもありえます。お庭にペットを土葬するなら、かなり深く穴を掘る必要があるでしょう。
また、ペットのご遺体を自分で火葬することはできません。地域の環境衛生への配慮から、ペットのご遺体を自分で焼却することは法律で禁止されているのです。お庭にご遺骨を埋葬したいのなら、火葬だけは業者に依頼し、ご遺骨を埋葬するのがよいでしょう。
ペット葬儀業者の選び方
業者の公式サイトや電話での対応などで、よい業者かどうかはある程度判断することができます。よい業者のポイントをご紹介しますので、業者を選ぶ際にチェックしてみましょう。
・社会的信用がある全国ペット霊園協会や動物供養協議会など、ペット葬儀に関する業者の社会的信用を維持するための協会がいくつかあります。このような協会に加盟している業者は、ある程度信頼できると判断してよいでしょう。
また、これらの協会が運営している、動物葬祭ディレクターなどの民間資格を取得しているスタッフがいるかどうかもチェックしておきたいポイントです。ペット葬儀に関して十分に知識をもっている業者なら、安心して任せられるでしょう。
・事前に見学ができる火葬場や霊園などの施設を事前に見学をしておくのも大切です。実際の葬儀のイメージやスタッフの対応なども確かめることができます。
・明瞭な見積り業者が提示した見積りにあいまいな箇所があると、後から追加費用が発生するかもしれません。火葬代、出張費、骨壺代、納骨料など、なににどれだけの費用がかかるのかが詳細に書かれている見積りを、しっかりと書面で提示してくれる業者を選びましょう。
・ていねいな電話対応ペット葬儀についてわからないことがあれば、まずは気軽に電話で問い合わせてみましょう。たとえすぐに依頼しないとしても、質問にていねいに対応してくれる業者は誠意のある業者だといえます。
ペット葬儀の内容や費用について疑問や心配がある場合は、ぜひ弊社にお問い合わせください。弊社は全国のペット訪問火葬業者を無料でご紹介しています。もちろんご質問だけでも構いませんので、気軽に24時間無料の電話相談をご利用ください。
まとめ
ペット葬儀のトラブルには、葬儀内容がイメージと違った、高額の費用を請求された、煙や臭いがご近所トラブルの原因になったといった事例があります。まだ新しい事業であるペット葬儀業界では法規制が不十分なため、モラルの低い業者がいるのも事実です。
しかし、決してすべての業者のモラルが低いわけというではありません。トラブルを避けるためにはペット葬儀の基本的な知識を身に着け、依頼する業者をよく吟味する必要があります。
業者選びに迷ったときや、ペット葬儀について疑問があるときには、弊社の電話相談をご利用ください。ご質問にていねいに対応し、納得いただけるペット葬儀業者をご提案させていただきます。
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