-
みんなのペット火葬トップページ > 最新情報・レポート > 熱帯魚が死んだら土に埋めるは間違い!熱帯魚は適切に処理しよう
熱帯魚が死んだら土に埋めるは間違い!熱帯魚は適切に処理しよう
飼っている熱帯魚が死んだら、適切な方法で見送りしましょう。熱帯魚の見送り方によっては、トラブルを引き起こすことになるからです。
ここでは、熱帯魚が死んだときの対処法についてご紹介していきます。この記事を参考に熱帯魚を適切な方法で処理をして見送りましょう。また、残されたほかの魚や水槽の対処法もご紹介いたします。
熱帯魚が死んでしまったらやるべきこと2つ
熱帯魚が死んだら、まずすべきことをご紹介していきます。複数魚を飼っている場合、死んでしまった際にやるべきことを怠ってしまうと、ほかの魚たちに影響を与えることがあるからです。
また対処が適切でないと、処理のときにトラブルを引き起こすことがあります。熱帯魚の処理方法を考える前に、熱帯魚が死んだらおこなうべき手順を確認しておきましょう。
すぐに水槽から出そう
熱帯魚が死んでいるのを見つけたら、すぐに水槽から出してあげましょう。死んだ熱帯魚を水槽の中でそのまま放置すると、カビが生えたり、水質が悪くなったりするからです。
複数の魚を飼っている場合、カビが生えたり水質が悪くなったりすることは、ほかの元気な魚まで弱らせてしまうことになります。そのため、熱帯魚が死んだらすぐに水槽から出すことが大切です。
安置をしよう
熱帯魚を水槽から出してあげたら、安置をしましょう。腐敗すると臭いがするため、処理のときにトラブルになることがあります。水の中で生きる熱帯魚は、体が乾燥しないように処置をしてあげましょう。
方法としては、水を含ませたキッチンペーパーやタオルなどにくるみ、タッパーなどの容器に入れてください。また、一緒にドライアイスや保冷剤などを入れておくと腐敗を遅らせることができます。
熱帯魚の正しい処理方法
続いては、熱帯魚の正しい処理方法についてご紹介していきます。熱帯魚の処理方法としては、「一般ごみとして出す」「剥製にする」「火葬する」があります。飼っていた熱帯魚をトラブルなく見送るためにも、適切な処理方法を知っておきましょう。
処理方法1.一般ごみとして出す
残酷かもしれませんが、熱帯魚が死んだら一般ごみとして処理する方法があります。一般ごみとして廃棄する場合は、地域のごみ出しルールに則っておこないましょう。
また、大型の熱帯魚をそのままごみとして出すと、近隣の人が驚いたり、腐敗臭がしたりします。こういったトラブルを起こさないためにも、冷凍保存をしておくのがおすすめです。ごみの日になったら、新聞紙などにくるんでごみとして処理をしましょう。
ごみとして処理するのは基本的に問題ありません。しかし、熱帯魚も家族の一員ですので、ごみとして処理するのは道徳的な面から考えても、あまりおすすめできません。
処理方法2.剥製にする
死んだ熱帯魚を剥製にして保存する方法があります。大切に飼育していた熱帯魚を、ただ処分してしまうだけでは、寂しいという人に向いているでしょう。とくに大型の熱帯魚を剥製にすることが多いようです。専門店に依頼する場合、時間とお金がかかるため、思い入れのある熱帯魚だけを剥製にして、水槽のあった場所に残しておくとよいかもしれません。
処理方法3.火葬する
一般ごみとして出すよりも、きちんと弔ってあげたい方は火葬するのがおすすめです。遺骨はわずかしか残りませんが、火葬をすることでただ処理をするよりも、きちんと見送ることができます。熱帯魚も大切な家族だからこそきちんと見送りたい人は、火葬するのが向いているでしょう。
しかし、犬や猫のように、見送り方が確立されていない熱帯魚は、死後その対応に困ることがあるでしょう。熱帯魚が死んだらどうしたらよいかわからないという方は、熱帯魚を購入したショップやペット火葬の業者に熱帯魚の死後の扱いについて相談をしてみるとよいかもしれません。
熱帯魚の死骸は土に埋めないで!
熱帯魚が死んだときの処理方法としてやってはいけないのが、土に埋めることです。熱帯魚の死骸を土に埋めると、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。ここからは、熱帯魚の死骸を土に埋めてはいけない理由を詳しく解説していきます。
理由1.生態系が崩れてしまう
熱帯魚の死骸を土に埋めていけない理由は、たとえば外国産の熱帯魚の場合、日本には生息していない微生物が含まれている可能性があるからです。日本に本来はいないはずの微生物が土に混じってしまうと、生態系が崩れるおそれがあります。
また外国産でなかったとしても、自宅の水槽環境は自然環境のものとかけ離れています。自然環境ではない場所で生きてきた熱帯魚は、知らぬ間に病原菌に感染しているかもしれません。
そのため、自然に返すのは病気の蔓延につながることもあるのです。熱帯魚の死骸を、川や池などに流すことも同じ理由でおすすめできません。
理由2.違法になる
熱帯魚を公園や河原など公有地に埋めると違法になるのでやめましょう。ペットの死体は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって公有地に埋めることは禁止されています。
とにかく、魚を含むペットの死体を公有地に廃棄することは、違法になるため注意しましょう。公園や河原などの公有地だけでなく、川や池、海に流すのも禁止されています。
ペットの死体は一般廃棄物として、自治体が処理をするのが現状です。自治体によっては、ペット専用の火葬場を設置しているところもあります。熱帯魚が死んだら、自治体に相談してみるのもよいでしょう。
理由3.植物が枯れる
「自分の私有地であれば、埋めても影響ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、鉢植えや花壇に熱帯魚の死骸を埋めると、植物が枯れてしまうことがあります。
「生き物の死骸を土に埋めると肥料になる」といわれることがありますが、必ずしもそうではありません。どのような微生物を含み、病気に感染しているかわからないため、私有地だとしてもそのまま土葬することは、やめておいた方がよいでしょう。
熱帯魚も家族の一員です。熱帯魚も手厚く見送りたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方は安易な方法で処理せずに、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。弊社ではペットの火葬業者をご紹介しております。弊社では日本各地のペット霊園やペット葬儀業者と提携をしておりますので、お気軽にご相談ください。
残された水槽やほかの熱帯魚には適切な対処を
熱帯魚が死んだら、飼っていた水槽が残ります。残った水槽を正しい方法で対処をしなければ、次に飼う魚に影響を与えることがあるので注意しましょう。また、複数の熱帯魚を飼っていて熱帯魚が死んだ場合、ほかの熱帯魚の健康面も懸念されます。そうならないように残された熱帯魚には、適切な対処をおこないましょう。
水槽だけが残った場合
1匹のみで飼っていた熱帯魚が死んだ場合、そのまますぐに新しい魚を入れるのはやめましょう。まずは、水槽の中に入っている残った水を捨ててください。砂やオブジェなど水槽の内装物は熱湯消毒をするか、廃棄したほうがよいでしょう。
熱湯消毒することができないものは、水洗いをするなどそれぞれに合った対応をしてください。水草やライブロック(微生物が繁殖したサンゴの死骸)などは、きれいな水、または海水で洗い流しましょう。
残された熱帯魚がいる場合
複数の熱帯魚同じ水槽で飼っている中、1匹でも熱帯魚が死んでしまったら水槽の中をリセットさせましょう。感染症や水質の悪化の心配があるからです。
まずは、水槽から元気な熱帯魚をバケツなどに移し換えましょう。水槽内の水を半分ほど入れ、カルキ(塩素)抜きをした水道水を入れます。
日本の水道水にはカルキが含まれているため、これを抜かないとエラ呼吸をおこなう魚たちは呼吸器を壊してしまい、うまく呼吸ができず死亡してしまうのです。専用の中和剤や煮沸をすることでカルキ抜きをすることができます。
また移し換えたバケツに、酸素を供給する錠剤や装置、冬場はヒーターも設置しておきましょう。水槽内をきれいにするまでは、バケツの中で飼育することになるので、水を毎日半分ずつ交換してください。
熱帯魚を移し変えたら、水槽を熱湯消毒します。よく洗ったら、日光で乾燥させましょう。砂やオブジェなどは新しく買い直すことをおすすめします。もし、買い直すのが難しい場合は熱湯消毒をしましょう。水槽内装を熱湯消毒したら、日光で乾燥させます。
また、ろ過装置も洗えるところは洗い、水槽と同様に日光で乾燥させましょう。フィルターは新しいものに交換してください。水槽本体や水槽内装が乾いたら、再び水槽をつくりましょう。
熱帯魚の多くは、水槽の水温が30℃以上の高温になると著しく体力が消耗してしまうため、死亡してしまうおそれがあります。そのため、水槽をリセットする際は、高温となった水槽内に酸素を送り込むエアーポンプも設置しておくとよいでしょう。
水槽の熱帯魚が一部死んでしまった場合、水や砂などをリセットさせないと水質が悪くなるだけでなく、死んだ熱帯魚の病気が感染してほかの熱帯魚が次々と死んでしまうことがあります。そのため、水槽内で1匹でも死んでしまった熱帯魚がいる場合は、なるべく早く水槽内をきれいにしましょう。
もしも、熱帯魚が死んでしまって火葬をご希望される場合は、弊社へご相談ください。弊社では、ペット火葬をおこなっている業者をご紹介しております。熱帯魚も大切な家族ですので、最後に火葬で見送ってはみてはいかでしょうか。
ペット火葬の関連記事
- ペットの埋葬|庭に犬などを土葬することは可能?作業時の注意点
- ペット火葬|自治体でおこなうときの火葬内容や料金について解説
- ペットの遺骨はどうやって納骨するの?納得いく供養をしよう
- 愛猫の葬式をよいものにしよう!ペット火葬の方法・費用についても
- ペット火葬について知りたい!ペット葬儀の新情報と基本知識
- ペットの火葬料金が変わるポイントは方法と重さ!葬儀納骨も解説中
- プランター葬・火葬│ハムスターなど小さいペットにおすすめの方法
- ペット土葬を個人でおこなう方法と注意点|正しい埋葬方法について
- ペット火葬は最期の儀式。悔いのないお別れのために知っておくこと
- 愛犬の埋葬方法|土葬や埋葬方法・火葬費用について詳しく解説します
各種クレジットカード、
現金がご利用いただけます
※手数料がかかる場合がございます。※一部エリアによりカードが使えない場合がございます。