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犬が死ぬ前の症状や変化・お別れ前後に飼い主がしてあげられること

犬が死ぬ前の症状や変化

犬は死期が近くなると、体温が低下したり、痙攣 (けいれん)を起こしたりします。愛犬をよりよい形で見送るために、飼い主はできるかぎりのことをしたいと思いますよね。末期を看取ることや、丁寧な供養ができないと後悔を感じて悲しみも深くなってしまいます。また、愛情をもってできることをしたほうが、犬もきっと喜びます。

このコラムでは、犬が死ぬ前に何がしてあげられるのか、息を引き取った犬をどのように見送ることができるのかご紹介しています。かけがえのない愛犬を亡くしたペットロスの乗り越え方も解説していますので、参考にしてみてください。

犬が死ぬ前の症状はさまざま……死期が近いときにしてあげられること

犬は野生のころのなごりから、弱っている姿を見せません。犬の体調不良に気づいたときには、我慢できないほど症状がひどくなっている場合があるのです。細かいサインを見逃さないように犬の様子をチェックしましょう。また、このようなサインがなくても、急に亡くなってしまうこともあります。

体温低下やけいれんなど……犬が死ぬ前の変化

体温低下やけいれんなど……犬が死ぬ前の変化

犬が死ぬ前に起こる症状としては、「反応がにぶい」「呼吸が不規則」「下痢」「体温が低い」「けいれんをする」などがあります。その前に元気がなく弱っているときには、「あまりご飯を食べず、食欲が落ちる」「寝ている時間が多い」というような症状が起こっていることがあります。

ほかにも死期が近い犬は、体がいつものように動かせなくなります。その症状のひとつに「反応がにぶい」「呼吸が不規則」というのがあります。筋肉が緩み、内臓も働いていないと下痢が起きやすいです。

さらに、足のほうから冷えていき、体が冷たくなったら眠りにつこうとしている合図といえます。意識がもうろうとしてくると痙攣が起きることもあります。けいれんが頻繁に起きると、最期が近づいている予兆と考えられます。

また、犬にも人間と同様に老衰があります。体力が落ちて散歩を嫌がり、横になっていることが増えたことで体力が落ちるといった、老化現象が起きているかもしれません。犬の寿命は種類や大きさによりますが、10~15年ほどといわれています。寿命に近い年であれば、犬のささいな変化をチェックしておくようにしましょう。

【1】弱った犬のお世話

犬が弱ってしまったときには、少しでも快適に過ごせるようにお世話をしてあげましょう。横になっていることが多くなると、床ずれが起きてしまうことがあります。とくに大型犬は床ずれが起きやすいため、体位をこまめに変えてあげてください。

次に、弱った犬は腸が働かなくなり、筋力も衰えるので下痢や嘔吐をするようになります。体が汚れてしまうので、タオルなどで拭き取ってあげてください。

腸の調子が悪くなるとエサだけでなく水分も自力で摂らなくなってしまいます。しかし、水分を摂らないとより弱ってしまいますので、スポイトで水を与えたり、水を含ませたコットンなどで口を拭いたりして水分を与えましょう。

【2】最期をどう看取るか考える

犬が動けなくなってきたら、とうとう死期が近づいています。愛犬の最期をどのように看取るか決めるのは飼い主です。慣れ親しんだ家で看取るか、動物病院でケアしてもらうのか決めてください。

若いときには、病院のケアによって回復することもあるかもしれません。しかし、老体であると体力もなくなり、そのまま看取ることになる場合も少なくありません。

【3】お見送りの仕方を考える

愛犬が最期を迎えたら、どのようにお見送りをするのかある程度考えておきましょう。死後、遺体を安置できる期間は限られているからです。

最近では、ペットの葬儀も増えてきているため、あらかじめ葬儀の業者について調べたり、相談しておいたりすると計画が立てやすいかと思います。ペットの葬儀業者を知りたいときには、弊社にお任せください。全国の加盟店からペット葬儀をご希望されるかたのご要望にあった業者をご紹介します。お気軽にお問い合わせください。

遺体の安置から葬儀まで……犬が亡くなったあとにしてあげること

大切なペットが最期を迎えたら、丁寧にお見送りしてあげるために、飼い主にできることを確認しておきましょう。遺体の安置から、葬儀の種類についてもご説明していますので、ご都合にあう方法を選んで、後悔のないように送り出したいですね。

また、犬が亡くなったら死亡届を提出します。犬の登録をしている役所や保健センターなど指定の場所に提出しましょう。手続きは死後30日以内と期限があります。また、犬の鑑札と狂犬病の予防注射済票も返却となります。

遺体の安置方法

遺体の安置方法

遺体は死後硬直します。なかには早く硬直してしまう場合があるため、すみやかに安らかな体位に整えてあげてください。硬直の早い両手足は胸のほうに向かって折り曲げ、しっぽも体の向きに沿って整えてあげましょう。

それから、遺体を清めるために布やガーゼにお湯を含ませて毛並みを整えます。体液がしみ出てきたら拭き取ってあげましょう。

供養まで遺体を傷ませないために、夏場であれば冷房の効いた部屋にタオルなどでくるんでおいてあげてください。胃の中に食べ物が残っているとそこから傷みやすくなってしまいますので、保冷剤をタオルに包み、お腹にあてておきます。2~3日程度は安置することが可能です。

しかし外傷があると傷みやすいため、ペット葬儀業者の霊安室を利用するようにしましょう。また、遺体を安置していてお腹がはってきたり、色が変わってきたりしたときも、保存が難しいですので、霊安室を利用できないか相談してみてください。

目が開いているときの処置

死後硬直が起こる前に、目が開いているときには手を添え続けると閉じることができます。しかしペットの場合、目を閉じさせることが難しいため、無理に閉じずに自然体にしてあげることをおすすめします。

一般的な葬儀「火葬」の種類

ペットの葬儀として一般的なのは火葬です。土葬よりも火葬をして、動物霊園やご自宅で埋葬することが多いです。火葬にもいくつも種類がありますので、自分のスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。

・個別立会火葬
名前のとおり、ご家族が立ち会いをして個別に火葬する方法です。火葬後はお骨拾いをおこない、返骨されることが多いです。家族で火葬場までいき、最後まで見送りたいという方におすすめです。

・一任個別火葬
葬儀スタッフが遺体を預かりにご自宅まで伺い、個別に火葬をおこなったあとにご返骨する方法です。火葬とお骨上げはスタッフによりおこなわれます。火葬場までいくのが難しいけど、お骨は自分で納めたいという方にはおすすめです。

・合同火葬
個別ではなく、ほかのペットと合同で火葬をする方法です。葬儀スタッフが遺体を預かりに伺う場合と、火葬場まで持ち込みをする場合があります。返骨されないため、動物用のお合同供養塔に供養されるということが多いです。

・出張火葬
ご自宅まで火葬車が伺い、その場でご家族に見守られながら火葬をおこないます。お骨拾いをおこない、返骨されることが多いです。駐車場がなく車が停められない場合には、空き地などでおこなうこともあります。動物霊園までいく手間をかけずに、最後まで見送りたいという方におすすめです。

返却された遺骨の供養方法

返却された遺骨は、自宅で保管する方法と動物霊園に埋葬する方法があります。自宅で保管する方法を自宅供養といい、ペット用の仏壇を用意したり、庭に墓を作ったりして供養しましょう。

動物霊園に埋葬する場合には、合同供養塔や個別墓地などに供養することが多いです。合同供養塔とは、ほかのペットたちと一緒に埋葬されます。個別墓地の場合には、人間の墓地と同じように墓石を用意し、永年使用料などの支払いをすることになります。

希望する形でお見送りしてあげるために……

供養とは、愛するペットとの最後のお別れであり、今後どのように付き合っていくのかということも問題となります。散骨すればペットの骨は手元に残りません。動物墓地での個別埋葬では、お墓の掃除などのお世話をすることになります。

希望する形で丁寧に見送りをするためには、葬儀についてご家族同士で話し合い、業者に相談することをおすすめします。弊社にご連絡いただければ電話相談にて、葬儀をご希望される方のご要望をお聞きして最適な業者をご紹介します。

愛犬の死とどう向き合いペットロスを乗り越えていくべきか

ペットロスとは、ペットをなくした喪失感により、悲しみやさみしさを覚えることです。家族として一緒に暮らしてきた愛犬が突然亡くなってしまうと、状況がのみ込めなかったり、信じられなかったりすることでしょう。その状態が続いてしまうと心の病となり、身体に不調を生じてしまうことがあるのです。

ペットロスになる原因

ペットロスになる原因

ペットロスは、今まで一緒にいたペットが亡くなった喪失感による悲しみだけでなく、後悔も原因となることがあります。「早く病院に連れていけば」「もっとお世話してあげたら」など、後悔して自分を責めてしまうことがあるのです。また、こういった感情を無理に我慢してしまいこもうとすると、より重症化してしまうこともあります。

ペットを突然死で亡くした方はとくに注意

とくに、突然死でペットを亡くしてしまった場合には、心の準備ができていません。死を覚悟する時間がなかったことにより、後悔することが強くなってしまうのです。しかし、ペットの突然死は飼い主だけの問題ではありません。自分を責めすぎてしまうのはよくありません。

ペットロスを乗り越えるために大切なこと

ペットロスを乗り越えるために大切なのは、悲しいという気持ちを隠さずに泣いたり、信頼できる相手に話し相手になってもらったりして、気持ちに整理をつけることです。ペットとの関係性をよく知らない人は「ペットが死んだくらいで」というような言葉を投げかけてくるかもしれません。しかし、ペットとの接し方は人それぞれです。

悲しいという気持ちから、徐々に気持ちの整理をつけるようにして、愛犬を思い出としていきましょう。遺品の整理や葬儀をおこなうことで、気持ちの整理がつけやすくなります。葬儀は大切な儀式です。大切にお見送りするためにもペット葬儀の業者に相談することをおすすめします。

弊社では、わかりやすいご葬儀のプランを立てています。ご家庭にあった方法を選んでいただき、丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。ご要望などある場合には、お気軽にお問い合わせください。

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