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ペットの埋葬方法|火葬の種類と費用は?土葬時の注意点や供養方法

ペットの埋葬方法

大切な家族の一員であるペットとの最後の思い出は、愛情をこめて作りたいですよね。ペットの埋葬方法は主に土葬や火葬の2種類で、そのなかでもさらに分類されます。

埋葬方法をそれぞれ詳しく知ることで、ペットを後悔なく見送ることができるでしょう。本コラムでは、大切なペットへしてあげられる埋葬方法についてご紹介しておりますので、参考にしてみてくださいね。

【ペットの埋葬方法】火葬の種類と費用相場

ペットの埋葬方法として、多くおこなわれているのは「火葬」です。火葬といっても、いろいろな種類があることをご存知でしょうか。こちらの章では、4つの種類についてご説明いたします。

◆ペットの大きさ・火葬別の費用一覧表

ペットの埋葬方法【火葬と土葬】どちらを選ぶべき?方法・費用etc

ペットを火葬する際に要する費用は、ペットの大きさによって違います。たとえば、チワワなどの小型犬であれば約16,000円~23,000円で火葬をすることが可能です。いっぽう、ラブラドールをはじめとした大型犬は約40,000円以上が相場となっています。

【火葬別・サイズ別の費用相場】

合同火葬
(引き取りでほかのペットとの火葬)
個別火葬
(火葬車か固定路で個別での火葬)
個別立会火葬
(火葬車か固定路で火葬の際にずっと立ち会う)
体長10cm未満の小動物 7500~ 14000~ 16000~
~2kg 10500~ 17000~ 19000~
2~5kg 16000~ 21000~ 23000~
5~10kg 20000~ 25000~ 27000~
10~25kg 30000~ 35000~ 37000~
25~40kg 40000~ 45000~ 47000~
40kg以上 50000~ 55000~ 57000~

◆【種類1】個別立会火葬

今や家族の一員ともなりつつあるペットは、人の火葬と同じように立ち合いたい、と考える方も多いようです。個別立会火葬では、ペットの火葬を立ち合うことできます。個別立会火葬は、自分でお骨上げできることが特徴的です。

  • 〇個別立会火葬の流れ
  • 1.「個別立会火葬」をおこなっているペット霊園を探し、申し込みをする
  • 2.ご来園
  • 3.お別れの儀式をおこなう
  • 4.火葬をおこなう
  • 5.お骨上げ、ご返骨

◆【種類2】一任個別火葬

一任個別火葬は名前のとおり、火葬などの工程をスタッフへおまかせする方法です。返骨はされますが、火葬やお骨上げはスタッフがおこないます。

  • 〇一任個別火葬の流れ
  • 1.「一任個別火葬」をおこなっているペット霊園を探して、申し込みをする
  • 2.ご来園、業者によっては自宅までスタッフがお迎えも可
  • 3.ペットのご遺体を預ける
  • 4.家族の代わりに火葬する(個別での火葬)
  • 5.ご返骨または、納骨堂へ納骨

◆【種類3】合同火葬

先ほどご紹介した火葬方法とはうって変わり、合同火葬では、ほかのご家庭で飼われていたペットと一緒に火葬します。「ほかのペットと一緒に火葬してあげた方が寂しくない」と考える方には適している火葬方法です。

火葬後、ご返骨はせず、霊園にいる納骨堂で祀られます。霊園によってはお参りに行くこともできます。

  • 〇合同火葬の流れ
  • 1.「合同火葬」をおこなっているペット霊園を探して、申し込みをする
  • 2.ご来園
  • 3.ペットのご遺体を預ける
  • 4.ほかのペットと一緒に火葬する
  • 5.霊園に納骨(合祀)

◆【種類4】出張火葬

出張火葬は、ペットを火葬車で火葬する方法です。ご自宅付近で火葬することができるのが特徴で、お骨上げやご返骨もできます。

  • 〇出張火葬の流れ
  • 1.「出張火葬」をおこなっている業者を探して、申し込みをする
  • 2.ペットを安置
  • 3.最後のお別れの場所を決める(ご自宅か火葬車か)
  • 4.火葬車で火葬をする
  • 5.骨上げ、ご返骨

ご家庭によって、希望する火葬方法は異なるでしょう。業者によって実施している火葬方法はさまざまなため、まずは相談してみてください。弊社でもお問い合わせしていただくことは可能です。火葬方法についてのご質問・ご相談等ございましたらお気軽にご連絡ください。

【自宅の庭で埋葬】犬や猫の土葬の方法と注意点

ここからは、ペットを火葬せずに土葬をするという場合に知っておきたいことについてご説明します。土葬に関する法律もあるので、正しい知識、手順を踏んでおこなうようにしましょう。

◆土葬に関する法律を知ろう

ペットの埋葬方法【火葬と土葬】どちらを選ぶべき?方法・費用etc

土葬とは、ご遺体を土の中へ埋めて埋葬することです。人間の弔いは、火葬が一般的ですよね。そんな中、ご自宅で大切にされてきたペットを、「ご家族にとって身近な場所」である場所に土葬し自然に還したい、という方もいるかもしれません。

しかし、公園など私有地以外の場所へ土葬することは廃棄物処理法によって禁じられています。そのため、土葬ができるのは、自宅にお庭や土地を所有している方に限られてくるため、ご注意ください。

◆こんな場所は土葬禁止

基本的に、私有地以外の場所での土葬は禁止されています。禁止されている場所の主な例は以下のとおりです。

  • ・公園
  • ・河川
  • ・賃貸マンションの敷地内

◆近隣に迷惑をかけないために守ること

私有地であれば土葬することができますが、守っておきたいことがあります。まず、ペットは亡くなってから腐敗臭がするので、ニオイを防ぐためにも深い場所へ埋めるようにしましょう。このとき、深さが足りないとニオイがこみあげ、近隣住民の迷惑になりかねません。

掘る目安としては、野良猫やカラスなどの鳥に掘り返されないほどの深い穴、少なくとも1メートル以上は掘るようにしましょう。タオルに包んで安置し、石灰を撒くことで殺菌効果も得られます。また、埋め戻す土は雨などですり減るのを防ぐためにも高くかぶせましょう。

また、自宅で土葬をしたいが庭がないといった場合は、プランターを使って埋葬することも可能です。ただしプランターを使った埋葬方法は、ハムスターやインコなどといった体の小さな動物のみとなるため、犬や猫といった体の大きな動物は火葬をおすすめします。

◆ペットを土葬してあげましょう

ここからは、実際にペットを土葬する方法についてご紹介します。

〇自分で土葬をおこなう方法

1.埋めたい場所に穴を深く掘る
先ほどご説明したとおり、掘り返されないように1メートル以上は深く穴を掘るようにしましょう。

2.ご遺体を埋める
ご遺体を埋める際は、タオルで優しくつつんであげるようにしましょう。タオルも土に還っていくよう、木綿製のものを使用するようにしてください。

3.土が盛り上がる程度に埋め戻す
雨や風ですり減っていかないように、土が盛り上がるように埋め戻しましょう。

◆土葬をするならしっかり話し合いを

ご遺体が完全に土に還るまで、約半世紀はかかるといわれています。もし、土葬した土地を長期的に所有できなければ、掘り返さなくてはなりません。

また、自分でスコップなどを使って深い穴を掘るには、動物のサイズによって大変困難な作業となります。小型犬や小さな鳥などであればまだしも、大型犬などは現実的に難しいかもしれません。

土葬を自分でおこなうか迷っているという方や、弔い方をご相談したいという方は弊社までお問い合わせください。弊社の加盟店スタッフは、お客様の状況に合わせて適した弔い方をご提案させていただきます。

【霊園・葬儀社へ依頼】火葬準備と供養方法

これまで火葬と土葬、2種類のペットの埋葬方法をご紹介してきました。そのなかでも、火葬を考えているという方で、業者選びや火葬方法に悩んでいるということもあるでしょう。また、火葬をおこなってからどのように供養すればいいかわからない場合もあるかもしれません。

ここからは、火葬をおこなう前の準備や、火葬を終えた後の供養方法についてご紹介します。

◆【火葬まで】正しい方法で遺体を安置

ペットの埋葬方法【火葬と土葬】どちらを選ぶべき?方法・費用etc

火葬をおこなうまでに日程が空く場合や、業者を選んでいる最中の場合、箱を用意して死後硬直が始まる前に楽な姿勢で安置してあげましょう。その後、目や口が開いている場合は閉じてあげて、体液などを拭きます。その後、タオルに包み、ドライアイスなどの保冷剤などで体を冷やしてあげましょう。そうすることで、腐敗を遅らせることが可能です。

次からは、火葬を終えた後の供養方法についてご紹介します。

◆【供養方法1】納骨する

火葬した後の骨を、屋外庭園式墓地や屋内納骨堂で納骨する方法です。納骨をすることで開園している時間帯であればいつでもお参りをしにいくことができます。納骨費用は約1万円~が相場です。また、個別納骨の場合、年間の管理料として約3,000円~の費用がかかるでしょう。永代供養をする場合は、約10万円以上の納骨料がかかることもあります。

納骨を希望される場合は、あらかじめ料金や契約内容を確認しておくと安心です。

◆【供養方法2】骨壺に入れて自宅保管する

納骨をせずに、骨壺に入れてご自宅で保管しておくという方法もあります。近年、インテリアとして飾っても違和感のない、ペット用のおしゃれな骨壺が増えてきました。「ご家族の一員であるペットを近くに感じていたい」という方は、骨壺をリビングなどに飾るのもよいかもしれません。

◆【供養方法3】加工して身に着ける

遺骨や遺灰などを混合させたアクセサリーにすることで、いつでもペットの想いを感じることができるでしょう。加工方法によっては時間や費用かかることもあるため、ペットの埋葬方法や供養方法には多岐にわたる選択肢がございます。

中には、ペットに関する弔いが初めてでどうしていいかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

プロに相談することで、火葬に関する疑問や悩みなどのご相談にのっていただけます。火葬を依頼する際に、供養の仕方などについても話しておくことをおすすめします。まずはお電話にてご連絡をお待ちしております。

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