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ペット棺のまとめ。最後のお別れまで大切にペットのお世話をしよう
突然訪れるペットとのお別れは、大切な家族だったからこそとてもつらいですよね。最後のお別れくらい、きちんとおこなってあげたいと思うものです。
そんなとき思い浮かぶのが、ペットをどうやって見送ればよいのかということ。最後のお別れの際は、ペットを棺に入れてお見送りしませんか?
今回は、そんなペット専用の棺のご紹介から手作りする方法などご紹介します。
納得のいく棺を選んで、悔いのないお別れしましょう。
ペット専用の棺は必要?
突然のペットとのお別れの際は、専用の棺を用意したほうがよいのでしょうか?
【できれば用意してあげるのが理想】
ペットも大切な家族です。最後のお見送りのためにも、棺を用意し思い出とともにペットを安置してあげるとよいでしょう。棺を用意することで、棺の中にペットとの思い出も一緒に入れることができます。
また火葬をする際も棺があれば、そのまま移動して火葬場まで届けることができます。大切な家族だったからこそ、最後まで愛情を込めてお見送りをしてあげましょう。
【専用の棺がない場合は自分でつくることもできる】
突然のことで専用の棺がないという場合は、自分で棺をつくってもよいかもしれません。まずは、身の回りに火葬が可能なペットを納めることができる箱がないか探してみましょう。
ちょうどよいサイズの箱があった場合は、それを棺として使うことができます。しかし棺になりそうな箱がない場合は特殊段ボールや木材、また火葬が可能な布で代用しましょう。
段ボールであれば安価に手に入れることができます。また木材を用意すれば、ペットの大きさに合った棺をつくることが可能です。布であれば、ペットを包むかたちでの棺になります。
ペット棺は種類豊富!素敵なものを選んであげて
今ではペットの棺は豊富な種類があります。できれば素敵なものを選んであげたいものですよね。ここではどんな種類があるかご紹介していきます。
【化学繊維でできた布製の棺】
棺といえば箱型のイメージがありますが、燃えやすい化学繊維でできた布製の棺もあります。こちらの棺はペットを包むような棺になっているのが特徴で、ペットのサイズを気にする必要があまりないため選ばれることが多いです。
デザインも柔らかく可愛らしいものが多いので、希望に合った棺を選ぶことができるでしょう。
布製の棺を選ぶ際は、燃えやすく灰やススなどが残ってしまわない素材のものを選ぶことをおすすめします。
【火葬に適した特殊段ボールでできた棺】
段ボールの棺は軽く、比較的安価で手に入れることができるのが特徴です。しかし火葬に使用する棺を選ぶ際は、通常の素材ではなく特殊段ボールでできたものをおすすめします。理由は後述します。特殊段ボールでできた棺も多くあるため、素材をきちんと確かめて選ぶと安心です。
【木製の棺】
木製の棺は、人間の棺のような小窓がついていたり、掛け布や敷布団がセットになっていたりと、しっかりとしたつくりのものが多くあります。内装も布で覆われているなど高級感のあるものが多いです。
木製の棺を選ぶ際は、金属不使用のものを選べば火葬後に金具が残る心配もありません。金属を残すことなく火葬をおこなうことができるよう、棺に金属がついているか確認するとよいでしょう。
【真空状態で安置できる棺】
棺を真空状態にすることで、ペットを1か月ほど安置することができる棺もあります。ドライアイスなどの冷却も不要で、顔を見ることができるため少しでも長くペットとのお別れの時間を過ごしたいという方にはおすすめです。
そのまま火葬をすることができるため、安置後の火葬の心配も必要ありません。大切なペットとの記憶を思い出す時間を、ゆっくりととることができますよ。
自分でペット用の棺をつくってみよう!正しい手順を紹介
ペット用の棺は自分でつくることも可能です。作り方の正しい手順をみていきましょう。
【ペットの体が入る箱を用意する】
自分でペット用の棺をつくる場合、まずはペットが入る箱を用意しましょう。棺に適さない素材もあるので注意が必要です。棺に適していない素材をご紹介します。
・段ボール
段ボールは最も手軽に手に入る箱ですが、じつは燃やすと灰やススが飛びやすく火葬にはあまり適していません。
できれば段ボール以外の火葬に適したプラスティックや木でできた箱を用意することをおすすめします。
どうしても段ボールを使いたい場合は、特殊段ボールのように火葬した後でもススなどが残りにくいものを選びましょう。
・火葬に適さない素材の布
火葬に適さない素材の布を使ってしまうと、火葬時に黒い煙の発生や布が燃えずに残ってしまうことがあります。布を使用する際は、燃えやすい布を選ぶようにしましょう。
・質量の多い木
「質量の多い木」といわれても、どんな木なのかよく分からないですよね。質量が多いというのは、この場合重みや厚さのある木のことをさします。
質量の多い木を使用してしまうと、火葬時に木が燃え切らないおそれや木の重みで遺骨がきれいに残らなくなってしまうことがあります。それらを防ぐためにも木を選ぶ際は、重みや厚さがなく火葬しやすいものを選ぶとよいでしょう。
【箱に新聞紙やビニール袋を敷く】
箱を用意したらその中に新聞紙やビニール袋を敷きましょう。これは棺の中に納めたペットの体から、体液などが出てきて棺を汚してしまうことを防ぐためです。
すき間なく棺の中に新聞紙やビニール袋を敷いておくとより安心でしょう。
【保冷材やドライアイスを敷き詰める】
箱に新聞紙やビニールを敷いたら、その上に保冷材やドライアイスを敷き詰めましょう。なるべく棺内の温度を低く保っておくために必要となります。
【ペットを入れたら涼しい場所で安置する】
ペットを棺に入れたら、少しでも長くペットをよい状態で保てるように涼しい場所で安置しましょう。安置する場所の温度はなるべく低めに設定し、できるだけ腐敗を防ぐことを心がけるのが大切です。
ペット用の棺にはなにを入れてあげるのがよい?
ペット用の棺にはなにを入れてあげるとよいのでしょうか?いくつかの例をご紹介します。
【お花】
大切なペットを明るく見送ってあげるためにも、お花を入れてあげると棺がより華やかになります。思い出のお花やペットのイメージに合った花など、ペットのことを思い浮かべながら選ぶとよいかもしれません。
【ペットが大好きなおやつやおもちゃ】
向こうの世界でも好きなものに囲まれて過ごしてほしいという思いを込めて、ペットが大好きだったおやつやおもちゃを一緒に入れてあげるとよいでしょう。大好きなものに囲まれていると、ペットもきっと幸せなはずです。
ただ、ペットが大好きだったおもちゃを思い出として手元に残したかったと後悔しないように、棺に入れる前はよく考えてから入れましょう。また火葬することができないものもあるので、事前に確認してから入れることをおすすめします。
【手紙や写真】
言葉にはできない思いを手紙に託したり、たくさんの思い出がつまった写真を入れたりするのもよいでしょう。素敵な思い出を思い返したり、それをペットに伝えたりするときに手紙を書くことはとても大切です。
まとめ
ペットとのお別れの際は、できれば専用の棺を用意して見送ってあげたいものです。
ペット専用の棺は布製や段ボール、木製のものなど種類が豊富です。
納得のいく棺がない場合や手作りをしたいという場合は、手順に沿えば自分でも棺をつくることが可能です。手作りする際は、保冷剤やドライアイスを敷き涼しい場所で安置するようにしましょう。
棺の中には、お花やペットが好きだったおもちゃ、手紙や写真などを入れて一緒に見送ってあげましょう。
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